Friday, 7 June 2013

全仏2013 DAY12でひとりごと

Day 12: Thursday, 6 June (DAY12の全ての結果はこちらで)

Women's Singles - Semifinals
Maria Sharapova (RUS) [2] def. Victoria Azarenka (BLR) [3]
6-1 2-6 6-4


試合はシャラポワがラブゲームでサービスを落としてスタートするも、その後6ゲーム連取でセット先取。第2セットは2-2からアザレンカが先にブレークし、その後シャラポワに1ゲームも与えずセットオールとなったところで雨。

30分の中断を経て再開後はシャラポワが一気に5-2とリードし、第8ゲームはサービング・フォー・ザ・マッチ。しかし、ここでマッチポイントを四回握りながらダブルフォルト等で逃し、アザレンカは2ゲーム挽回、5-4に。再度巡ってきたサービング・フォー・ザ・マッチをシャラポワはラブゲームで締め、全仏2年連続の決勝進出。グランドスラムは8回目の決勝進出。

 
Maria Sharapova - Victoria Azarenka by EurosportTurkiye

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CropperCapture[137]シャラポワはディフェンディング・チャンピオンとして出場するグランドスラムでは、今回が最高の成績。

「第1セットはいいプレーをしていたけど、第2セットは2オールから決めるべきところでいくつかイージーミスをした」
「あのゲームで彼女(アザレンカ)にプレッシャーをかけるべきだった。彼女のような相手にはチャンスを与えてはいけない。持っていってしまうから。彼女は自信を重要とするプレーヤーだから」

「でも、私はアグレッシブでい続けなければならなかった。コートに出て行ってただコンスタントにプレーするなんてこと、一度も考えたことはない。私が試合に勝つ方法はアグレッシブになって、常に前に攻める姿勢で攻撃的なゲームをすることだから。何年もかけて良くなったものかどうかは分からないけど、自分が最も得意な事をし続けていれば、コート上のプレーが良くなるのは明らか」
「いくつかあったマッチポイントが生かせなかったけど、ああいう形でキープして終われてうれしかった」

「去年は素晴らしかった」
「ディフェンディング・チャンピオンとして帰って来られること、大会の最後の二人の選手として舞台に戻れることは特にスペシャル。確かにいい気分よ。最後の試合で最高のテニスができればいいと思う」

「それに、昨日の今日でこのプレーができてハッピー。第1セットのプレーを第2セットでも続けられたら良かったけど、やるべき事はやったし、大会の最初にいた場所から今いる所に来たことはハッピー。次の試合ではもっといいプレーができるといいと思っているだけ」

SHARAPOVA EDGES AZARENKA IN SEMIFINALS

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敗れたアザレンカ。

「彼女(シャラポワ)を認めざるを得ない。難しい試合だった。たくさんの事が私にとって上手く進まなかった。でも、全体的にはかなりいい試合だったと思う。その、私は去年よりずっといいプレーをして、その事には満足している、今日の試合についてはもちろんあまりハッピーじゃないけど、いい戦いだったと思う」

(第2セット終了後の30分の雨天中断について)「あの休憩で勢いが変わってしまったのは確かだと思う。戻って来た時、私は第2セットと同じプレーはしていなかった。急いで何とかしようとし過ぎて、ミスをし始めた。ちょっと不運で、あの時だけ雑だった」

(明るい面は?)「試合の結果と起きたことについてはがっかりしているけど、自分が一歩前進したことは全体的に認められる。たとえ今日負けたとしても、私は挽回して何とかしようとした。以前の私には難しかったこと。だから、今年の全仏は間違いなく私にとってこれまでのベスト。これからも一生懸命頑張り続けなければならないのは分かっているけど、今だけは忘れたい」

(アザレンカが自分とクレーとの関係を結婚になぞらえた事に関連して、今はクレーを家から追い出すつもり?)「えっ、ノーノーノーそれは絶対ない。私をより強くしてくれるものなのは確か。来年戻ってくる時は、また別の話」

(いつか全仏で優勝できると思ってる?)「ええ、もちろん。でも今年じゃないけど」

QUOTABLE QUOTES: AZARENKA & ERRANI

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Women's Singles - Semifinals
Serena Williams (USA) [1] def. Sara Errani (ITA) [5]
6-0 6-1


準々決勝のクズネツォワ戦で目が覚めたセリーナに今や隙なし?エラーニに1ゲームしか許さず、試合は僅か46分で終了。セリーナはグランドスラム20回目、全仏では11年ぶりの決勝進出。決勝での通算成績は15勝4敗。



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セリーナの試合後のコメント。

「スタッツは上々だし、とても安定していた」
「でも、私はコートでいい気分じゃなかった。私としては、出来るだけのことをしてどうなるかって感じだった」
「サラ(・エラーニ)は本当にいい子。本当に本当に彼女が好き。彼女のファイティング・スピリットが好き。彼女を人間として好き。でもコートに出たら、相手が誰かは忘れてプレーをしないとだめ」

新たに全仏のタイトルを加えることは、セリーナにとってどんな意味を持つ?

「私にとっては素晴らしいことになるわ」
「どれほど幸せな気分か言い表せると思えない。でも、今のところはまだ夢。まだもう一試合ある。勝てるといいけど。まだチャンピオンシップを戦う人間は二人残ってるのよ」

SERENA REACHES 20TH GRAND SLAM FINAL

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2年連続の全仏決勝進出を逃したエラーニは、

(セリーナと対戦して起きたことについて)「何も。彼女は信じられないプレーをした。それだけ。彼女にこんなプレーをされたら難しい」

(今日の試合から学ぶことは?)「そうね、今日プレーすることを楽しんでいたのは確か。他にそんな事を言う人はいないだろうけど、私は楽しんでいた。素晴らしいコートに素晴らしい天気。全てが素晴らしかった。でも、彼女が今日した事は信じられないものだった。彼女はとても強い。信じられないプレーヤー。彼女にとって素晴らしい一日だった。私は自分のベストを尽くそうとしたけど、これがスポーツ。時には頑張っても負ける。コートで自分は何もできないと実感したけど、逃げずにトライし続けることが重要だった。最後のポイントまで頑張ったけど、今日のセリーナには出来る事が何もなかった」

(セリーナに勝つために必要なものは?)「彼女がついてない日があれば勝てるかも。自分のベストを尽くさなければならないのは確か。自分が最高についてる日で、彼女でもついてない日が有り得るんだと努めて考える必要がある。そんな感じなら勝とうとすることができる」

QUOTABLE QUOTES: AZARENKA & ERRANI

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Men's Doubles - Semifinals
Michael Llodra (FRA) / Nicolas Mahut (FRA)
def. Pablo Cuevas (URU) / Horacio Zeballos (ARG)
7-6(4) 6-2


ベテランのロードラ&マユ組が、クエバス&ゼバロス組をストレートで下し決勝進出。地元フランス勢として84年のルコント&ノア組以来の優勝を目指すことに。ロードラは過去グランドスラムの男子ダブルスで3回優勝。マユは初のグランドスラム決勝進出。

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ロードラとマユがクイズで対決。「全仏のタイトルを獲った最後のフランス人ペアは?」の質問に、二人とも正解を出せず。答え「04年ミックスダブルスのガスケとゴロビン」を聞くや、マユは「男子じゃないの?その二人が優勝したのは知ってるよ。ミックスって言ってよ。カウントしないで」と憤慨。


Quiz Mahut v Llodra by rolandgarros

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Men's Doubles - Semifinals
Bob Bryan (USA) [1] / Mike Bryan (USA) [1]
def. Alexander Peya (AUT) [7] / Bruno Soares (BRA) [7]
6-1 6-4


第1シードのブライアン兄弟は第7シードのペヤ&ソアレス組にストレート勝ち。全仏では10年ぶりの決勝進出。

「決勝でフランス人ペアと対戦したことはない」(ボブ)
「フランス人に熱狂的な応援がつくだろう。ちょっとデ杯みたいに感じるかも。前にもそういう状況になったことはある。僕らはそういう雰囲気においてはある程度やれる」(同)

2013 French Open -- Bryan brothers reach doubles final - ESPN

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Mixed Doubles - Final
Lucie Hradecka (CZE) / Frantisek Cermak (CZE)
def. Kristina Mladenovic (FRA) [5] / Daniel Nestor (CAN) [5]
1-6 6-4 [10-6]


ミックスダブルスは、ハラデツカ&チェルマクのチェコペアがムラデノビッチ&ネスター組をスーパータイブレークで破り優勝。

ハラデツカはフラバーチコワと組んだ一昨年の全仏女子ダブルスに続き2つ目の、チェルマクは初めてのグランドスラムタイトル。

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Boys' Singles - Quarterfinals
Borna Coric (CRO) [8] def. Guillermo Nunez (CHI) [13]
6-2 6-3


4月、16歳5ヶ月でイギリスのフューチャーズで初優勝を果たしたボルナ・コリッチ(クロアチア、画像は2日のもの)が男子ジュニア・ベスト4。

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Boys' Doubles - Quarterfinals
Kyle Edmund (GBR) [3] / Frederico Ferreira Silva (POR) [3]
def. 西岡良仁 (JPN) [7] / Jorge Brian Panta (PER) [7]
7-5 6-4


西岡&パンタ組は第3シードのペアに敗れ、準決勝進出ならず。

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Men's WC Singles - Semifinals
国枝慎吾 (JPN) [1] def. Maikel Scheffers (NED)
6-4 6-4


Men's WC Doubles - Semifinals
Stephane Houdet (FRA) [1] / 国枝慎吾 (JPN) [1]
def. Michael Jeremiasz (FRA) / Maikel Scheffers (NED)
6-4 5-7 1-0(8)


国枝慎吾選手は単複共に決勝進出。

こちらは大会前のセレモニーで、国枝選手のインタビューもあり。ベネトーの姿も。


Wheelchair Tennis by rolandgarros

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こちらはフランスのDAY12ダイジェストビデオ。女子シングルス準決勝2試合の他、WTA40周年セレモニー(0:21~)や男子ダブルス(3:43~)、ツォンガの練習風景(4:08~)にエナン(1:55~)も少し。




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