Sunday, 4 January 2009

ホップマン・カップDAY2 TV観戦記

大会第2日目は「ロシア vs イタリア」。注目のサフィン&サフィーナ兄妹が登場。

女子シングルスは剛のサフィーナに対し柔のペネッタ、『北斗の拳』で例えるなら「ラオウ vs トキ」の様相(読んだことないけど)。サフィーナのパワーテニスも好きですが、パネッタの柔らかいラケット使いもいいですね。サーブのフォームもきれい。あんな風に打ちたい。試合は常にペネッタに先行を許しながらもサフィーナが追いつく展開で、サフィーナがストレートで勝利。

試合後のインタビューで兄マラトについて。

「兄は私のアイドルでずっと真似をしていたけど、ある時、女の子があれを真似するのはマズいんじゃないかって気が付いた」

      **********************************************************

男子シングルスまでの時間、地元パース出身ケーシー・デラクアちゃんのインタビュー。デラクアちゃんは昨年「買い物はいつもターゲット(注: 米資本の大型雑貨店。アパレルに力を入れているジャスコ、という感じ)でしている」と発言したところ、ターゲットがスポンサーになってくれたのだとか。何でも言ってみるもんですね。

      **********************************************************

サフィンはロシアから20時間かけて昨晩現地入りしたばかり。そして周りの人間を驚かせたのが、彼の目の周りにできた謎の痣や傷。ケンカ?女がらみ?と考えたのはきっと私だけではないはず。

試合では、ボレリはエース級のミスショットが目立ちました。決して調子が良さそうには見えないもののサフィンがストレートで勝利。

ポストマッチ・インタビュー。



気候の違いについて聞かれ

「そうだね。モスクワは-10℃でパースは40℃近くあるけど・・・・・でも、大丈夫」

顔の傷について「何があったの?」との質問には

「モスクワでちょっとトラブルがあって・・・・・でも、大丈夫」

その”ちょっとトラブル”って何やの!そこが知りたいのに!!引退を撤回した件については

「断れないオファーがあったからね」

この大会の事でしょうか?


**********************************************************

ダブルスまでの時間、昨夜行われたプレーヤーズ・パーティーの様子が。今回で21年目を迎えた同大会にかけて「21歳の誕生日に何をしていた?」と会場を訪れた選手に質問。シモン

「僕の誕生日いつだか知ってる?12月27日だからその時期はいつもオーストラリアにいるんだよ。だからちょっと寂しいね」。

キーファーに同じ質問をしたところ、返事は

"Good question. No answer."

・・・・・つまらん男だ。

    **********************************************************

続いて、事前に外の公園で録画されたらしいボレリのインタビュー。

彼の左の手首からひじに向けて「メ命愛」と彫られたタトゥーはGFの名前の当て字で、GFも同様にボレリの名前を入れたのだとか。司会者は「親とか子供ならいいけど、恋人の名前を彫るのは危険ですね」とサラリとコメント。

    **********************************************************

兄妹揃っての記者会見。誰もが気にしている顔の怪我について再び尋ねられたサフィンは、

「正しい時間に正しい場所にいなかったんだ」

と遠まわしに返答。しかし、記者からの「ケンカには勝った?」とのストレートな質問に

「あー・・・イエス」


    **********************************************************

サフィンとサフィーナ来たー!

サフィンは今大会のダブルスは過去7試合中2勝しかしていないのだとか。サーブはミックスダブルスのセオリーを無視してサフィーナから。もうロシアチームの勝利は確定しているので、無理に勝ちにいかないかもしれませんね。そして、いきなり0ゲームでブレイク!やはり緊張があるのでしょうか。と思ったら、次のボレリのサービスゲームも0ゲームでブレーク。グダグダですね。

ボレリはミックスダブルスは初めてだとか。この4人の中で最もダブルスランキングが高いのはペネッタで、

「シモーネ(・ボレリ)はフラビア(・ペネッタ)にダブルスのやり方を聞くといい」

とは彼のコーチ、クラウディオ・ピストレジ氏のコメント。

サフィン、ペネッタとの激しいクロスラリーで打ち負ける!顔、右手親指の怪我の他に、実は肩にも痣があるとか。

第7ゲームはサフィンのサービスゲーム。最後のポイントをダブルフォルトでブレイク。伊ペアの4-3に。もしかして、今日の穴はサフィン?

サフィンはペネッタには緩いボールしか返さずあっさり決められたり、サービスエースをとられる等甘々ぶりが目立ちます。あー、何かペネッタがうらやましくてたまりません。

第2セットも手加減は続いて、ペネッタのリターンで簡単にサイドを抜かれるサフィン。相手のセットポイントでも、ペネッタに対して打ち頃な場所に打ち頃なボールを上げて決められる始末。試合終盤には兄妹には疲れが見え始め、スーパータイブレークを制した伊ペアが勝利。その模様は下の動画で。



試合後のインタビュー。「マラトは私にとても親切だった」と笑顔で感謝を表すペネッタ。続いて、敗者にもかかわらず特別にオンコート・インタビューを受ける兄妹。サフィーナは見ている方が気の毒になるほどの明らかな落胆ぶり。話し声もか細い。憧れのお兄ちゃんと初めてのダブルス。勝ちたかったんでしょうね。そりゃ、そうですよね。次、頑張れ。

試合中、なぜかそれまで2枚重ね履きしていた靴下を1枚脱いだ件についてサフィンは

「5日間プレーしていなかったから・・・・・でも、動いているうちにきつくなってきたから、靴の中を自由にしようと思って・・・・・」

との事。

No comments:

Post a Comment

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Real Time Analytics