今年の全豪オープンJrでトミッチと組んだダブルスで初めて彼のプレーを見て以来、実はファンです (佐藤藍子)。
全豪で最も印象的だったのはシングルス3R。対戦相手は、その試合が始まる30分くらい前からコートへ先にやって来て、練習でエゲつないサーブを連発していたライアン・ハリソンくん(米、第4シード)。
試合が始まると、15歳とは思えぬ体つきのハリソンくんが大声を出したり審判へのクレームも積極的でいかにもアメリカンなのと対照的に、小柄な守屋くんは終始ガットを見つめてポーカーフェイス。放つショットはどこまでも真っ直ぐで清々しく、いやらしさが微塵もない爽やかなプレーは刺すような日差しの下のメルボルン・パークで一服の清涼剤の趣。圧巻は第1セットを決めたポイント。フォアからバックから繰り出す速いショットで畳みかけるような組み立てに、思わず
「かっこいい・・・・・」
とため息をついてしまいました。ところで、「いやらしさが微塵もない」という言葉は、テニス・プレーヤーに対する褒め言葉として成立しているんでしょうか?いえ、もちろん褒めているつもりなんですけれど。
さらには、彼がシャツで顔の汗を拭った瞬間、チラリとのぞいたところを見てしまったのです。その顔つきからは想像もつかない凄いシックスパックを!!きっと普段は厳しいトレーニングを積んでいるんでしょうね。当たり前ですね。
残念ながらその試合は逆転負けでしたが、全日本2R後のコメントでは「錦織さんのように大きな舞台で戦う力をつけたい」(守屋くん)、との事。将来世界に大きく羽ばたいてほしいな、と期待している次第です。がんばれー。
リンク: 主役の座を狙う18歳、守屋 「自分のテニスできた」 - MSN産経ニュース
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