全仏本戦初日はあいにくの雨模様。男女シングルス各5試合を消化するに留まり、錦織圭選手の試合を含むほとんどの試合が中断、キャンセルに。
19日、パリのプティ・パレ美術館で行われたプレーヤーズ・パーティーからの画像と併せて気になる試合と優勝予想です。まずは女子から。
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第1クォーター
☆気になる1R
奈良くるみ vs デニサ・アレルトワ (チェコ)
インディアンウェルズ3R進出後、クレーシーズンは若干足踏み状態のくるみちゃん。
初顔合わせとなるアレルトワはインディアンウェルズ3R、マイアミ初戦敗退辺りの流れがくるみちゃんとかぶっていますが、扁桃炎(？)によりクレーの大会は出場がなく全仏が復帰戦。試合勘を失っているところに付け込みたい！
クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)[26] vs フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)
2月のリオ・デ・ジャネイロ優勝によるトップ100復帰で、全仏は本戦ストレートインのフラニー姐さん。2010年に優勝した思い出の地パリでまだまだ輝いてほしい！
アナ・イワノビッチ[14](セルビア) vs オセアンヌ・ドダン(フランス)
何だか難しいポーズをとっているアナ・イワノビッチ(画像上)。先日、彼女が全仏後にかねてより交際中のサッカー選手と挙式するという噂を見かけていろいろ検索しましたが、結婚どころかおめでたの噂もあったりで、うんざりして調べるのを諦めました。
★実現したら面白そうな試合
QF セリーナ・ウィリアムズ (アメリカ)[1] vs ヴィクトリア・アザレンカ (ベラルーシ)[5]
今月ローマで、記念すべきキャリア70回目の優勝を飾ったセリーナ(画像上)。宿敵シャラポワが出場停止中とあってセリーナのモチベーションの低下を懸念しましたが、要らぬ心配だったようです。
数々の熱戦を繰り広げてきたアザレンカとの一戦となれば目が離せません。
ベスト4 → セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)[1]
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第2クォーター
☆気になる1R
アンゲリク・ケルバー(ドイツ)[3] vs キキ・ベルテンス(オランダ)
全豪でまさかのグランドスラム初優勝を果たしたケルバー。クレーシーズンはシュツットガルト優勝の後、マドリッド、ローマで連続の初戦敗退。前週ニュルンベルグで予選から出場したシングルスで優勝、加えてダブルスでも青山修子＆レナタ・ボラコワ組を下して優勝と絶好調のベルテンスが相手となると注目です。
ニュルンベルグのダブルス決勝から、修子選手のいい写真があったので貼っておきます。3年ぶりの決勝進出おめでとう！
ちなみにこちらは修子選手ではなく、00年全仏チャンピオンのマリー・ピアース。
アリーゼ・コルネ(フランス) vs キルステン・フリプケンス(ベルギー)
1月のホバート優勝後、2試合続けての勝利がないアリーゼ・コルネ。 ランクも3歳下のムラデノビッチ＆ガルシアに抜かれ、今は仏女子3番手。母国でいいところを見せてほしい！
カミラ・ジョルジ(イタリア) vs アリーゼ・リム(フランス)
先ごろ婚約を発表したジョルジ(画像上)と、シャルディーと破局したらしいリム(画像下左、右はリム同様ワイルドカードで本戦出場のアマンディーヌ・ヘッセ)の美人対決。
ダリア・ガブリロワ(オーストラリア) vs マリアナ・ドゥケ-マリノ(コロンビア)
成長著しいガブリロワ(画像上)と、前哨戦ニュルンベルグ準優勝のドゥケ―マリノの対戦は好カード。
ヴィーナス・ウィリアムズ(アメリカ)[9] vs アネット・コンタベイト(エストニア)
ヴィーナスのブランド「eleven」は海外発送にも対応してくれるようになった模様。他の人が着ていない物を着てみたい方には是非おすすめ！但し、ヴィーナスがモデルになっている服を買う時は、くれぐれも気をつけた方がいいでしょう。自分が着たらがっかりする事必至！
★実現したら面白そうな試合
4R アンゲリク・ケルバー(ドイツ)[3] vs マディソン・キーズ(アメリカ)[15]
4月末、かつてシャラポワ、リー・ナのコーチを務めたトーマス・ホグステッド氏をコーチに迎え、今月のローマで決勝進出と早速結果を出したキーズ。是非見てみたい一戦です。
ベスト4 → アンゲリク・ケルバー(ドイツ)[3]
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第3クォーター
☆気になる1R
スヴェトラーナ・クズネツォワ(ロシア)[13] vs ヤロスラワ・シュウェドワ(カザフスタン)
クズネツォワの4-6 6-1 3-1で現在進行中。 スロースターターのクズネツォワはこのまま逃げ切れるか？
★実現したら面白そうな試合
ペトラ・クヴィトワ(チェコ)[10] vs スヴェトラーナ・クズネツォワ(ロシア)[13]
先ごろ、昨年末婚約を発表したアイスホッケー選手との破局が明らかになったペトラ・クヴィトワ。また一つ別れを経験して綺麗になった？
1Rはダンカ・コヴィニッチにフルセットで辛勝したクヴィトワ。2Rではシェ・スーウェイと対戦。
ベスト4 → スヴェトラーナ・クズネツォワ(ロシア)[13]
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第4クォーター
☆気になる1R
土居美咲 vs サマンサ・ストーサー(オーストラリア)[21]
ローマ・ベスト8の大活躍が記憶に新しい美咲ちゃん。初戦の相手がストーサーだなんて、個人的にはどちらが勝っても嬉しく、どちらが負けても悲しい対決。
気になる点は、サムりんが先週左手首の故障を理由にストラスブルグ準々決勝を棄権していること。ファンとしては長い付き合いだったデヴィッド・テイラー・コーチとの最後の大会が不本意な形で終わってほしくありませんが……美咲ちゃんの健闘を祈ります！
日比野菜緒 vs シモーナ・ハレプ(ルーマニア)[6]
全豪のシャラポワに続き、グランドスラム初戦でまたもや一桁シードを引き当てた菜緒選手。04年全仏準優勝のハレプ(画像上)も相手にとって不足なし。思い切ったプレーを期待します！
大坂なおみ vs エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[32]
今大会が初めてのグランドスラム本戦ストレートインとなるなおみ選手は、同じ18歳ながら既にシード選手であるオスタペンコが相手。
なおみ選手は直近のマドリッド予選2Rを第2セット途中でリタイアしているのが気になりますが、頑張って。
ミリヤナ・ルチッチ‐バローニ(クロアチア) vs ダニエラ・ハンチュコワ(スロバキア)
予選から出場した前哨戦ストラスブルグで準優勝、34歳にして17年ぶりにトップ50復帰目前のルチッチ‐バローニと、現在170位ながら今大会予選を勝ち上がり本戦出場の33歳ハンチュコワのベテラン対決。意外なことに初対戦。
★実現したら面白そうな試合
3R 土居美咲 vs ルーシー・サファロワ (チェコ)[11]
昨年の全仏準優勝の後関節に痛みを覚えるようになり、全米後に症状が悪化。一時は歩くことするできなかったというルーシー・サファロワ。今年は2月末に復帰するも、5大会連続で初戦敗退。しかし4月末、地元プラハの大会でキャリア7回目の優勝したところを見ると、病気はもう大丈夫なのかな？
今月のローマでは美咲ちゃんが勝ちました。楽しみな対戦ではありますが、ひとまずは初戦に集中しましょう。
French Open 2016 Lucie Safarova on bacterial infection recovery
ベスト4 → シモーナ・ハレプ(ルーマニア)[6]
優勝 → セリーナ・ウィリアムズ (アメリカ)[1]
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グランドスラム最多出場回数70の記録を持つファブリス・サントロのインスタグラムから、プレーヤーズ・パーティー会場内部の様子。レーザー光線(のように見えるもの)で守られた全仏トロフィーとは、ちょっと『オーシャンズ12』のシーンを思い起こさせるような。
こちらは今年の全仏ポスター。例年のことながら、他の大会とは一線を画すセンスです。
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