既に8日目の試合が始まっていますが、金曜の結果です。
DAY6: Friday, 27 MAY (DAY6の全ての結果はこちらで)
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Men's Singles - Round 3
錦織圭 [5] def. Fernando Verdasco (ESP)
6-3 6-4 3-6 2-6 6-4
錦織くんは2セットアップからヴェルダスコに巻き返しを許すも辛勝。
一たびヴェルダスコが捨て身で強打を打ち込み始めたなら、対抗する手段は多くありません。錦織くんが勝てて良かった!
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Women's Singles - Round 3
Simona Halep (ROU) [6] def. 大坂なおみ
4-6 6-2 6-3
ファイナルセットで3-3に追いついた時は大アップセットを期待しましたが、さすがにハレプは一枚上手でした。
ハレプの送迎車インタビュー。同じルーマニア出身のナディア・コマネチから「自分を信じること」「今日が人生最後の日だと思ってプレーすること」等のアドバイスを受けた、ショッピングはさっさと済ませる派、シマウマ柄のウェアは気に入っているとも。
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Women's Doubles - Round 2
Martina Hingis (SUI) [1] Sania Mirza (IND) [1]
def. 日比野菜緒 / 穂積絵莉
6-2 6-0
日比野&穂積組は第1シードのヒンギス&ミルザ組に敗れ、日本女子勢は全員終了。
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Women's Singles - Round 3
Samantha Stosur (AUS) [21] def. Lucie Safarova (CZE) [11]
6-3 6-7(0) 7-5
ストーサーは、過去3勝11敗と大きく負け越し現役選手ではシャラポワの次に相性が悪いサファロワにフルセットで勝利。4Rの相手は、先のマドリッド準決勝で2ゲームしか奪えず敗れたハレプ。
サムりんを応援する時は、稀勢の里を応援する時と同様に無我の境地が必要。絶対に期待してはいけません。
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Men's Singles - Round 3
Richard Gasquet (FRA) [9] def. Nick Kyrgios (AUS) [17]
6-2 7-6(7) 6-2
錦織くんの4Rの相手は、6連敗の後直近の二試合では勝っているガスケ。
ツォンガがリタイアしてフランス勢最後の一人になった今、観客の応援が恐ろしいことになりそうです。
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Men's Singles - Round 3
Andy Murray (GBR) [2] def. Ivo Karlovic (CRO) [27]
6-1 6-4 7-6(3)
第2シードのマレーは、カルロビッチ相手に今大会初めてストレートで勝利。
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Women's Singles - Round 3
Agnieszka Radwanska (POL) [2] def. Barbora Strycova (CZE) [30]
6-2 6-7(6) 6-2
アニエシュカ・ラドワンスカは、警戒していたストリコワに今大会初めてセットを落とすも、全仏3年ぶりの4R進出。
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Men's Singles - Round 3
Milos Raonic (CAN) [8] def. Andrej Martin (SVK)
7-6(4) 6-2 6-3
ジョン・マッケンローが、芝シーズン限定でラオニッチのコーチング・スタッフに加わることが明らかに。
tennis.com - John McEnroe to work with Raonic at Wimbledon
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Women's Singles - Round 3
Garbine Muguruza (ESP) [4] def. Yanina Wickmayer (BEL)
6-3 6-0
ムグルザは全仏で3年連続の4R進出。
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Men's Singles - Round 3
Stan Wawrinka (SUI) [3] def. Jeremy Chardy (FRA) [30]
6-4 6-3 7-5
Men's Singles - Round 3
Viktor Troicki (SRB) [22] def. Gilles Simon (FRA) [16]
6-4 6-2 6-2
フランスシード勢のシモンとシャルディーは敗退。
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Women's Singles - Round 3
Irina-Camelia Begu (ROU) [25] def. Annika Beck (GER)
6-4 2-6 6-1
第25シードのベグは、ここまで3試合全てフルセットでの勝利。グランドスラムは昨年全豪以来、全仏は初の4R進出。
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Women's Singles - Round 3
Shelby Rogers (USA) def. Petra Kvitova (CZE) [10]
6-0 6-7(3) 6-0
今大会本戦ストレートインでは下から二番目の選手だった、108位のシェルビー・ロジャース。1Rの第17シード、カロリナ・プリスコワに続き第10シードのクヴィトワも下し、キャリア初のグランドスラム4R進出。
第1、3セットで相手に1ゲームも与えないスコアについて、「ベーグルサンドイッチ」という表現を見かけました。上手いこと言うなあ。ロジャースは2年前のモントリオールでも、当時ウィンブルドン準優勝後最初の大会だったブシャールをこのベーグルサンドイッチで下した過去があるそう。
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Women's Singles - Round 3
Tsvetana Pironkova (BUL) def. Sloane Stephens (USA) [19]
6-2 6-1
既に芝巧者として定評があった102位のツベタナ・ピロンコワ。1Rの第16シード・エラーニに続き第19シードのスティーブンスも下し、グランドスラムは2013年ウィンブルドン以来、全仏は初の4R進出。
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Men's Singles - Round 3
John Isner (USA) [15] def. Teymuraz Gabashvili (RUS)
7-6(7) 4-6 2-6 6-4 6-2
Men's Singles - Round 3
Albert Ramos-Vinolas (ESP) def. Jack Sock (USA) [23]
6-7(2) 6-4 6-4 4-6 6-4
ウォームアップ中隣りのコートから聞こえたアナウンスで、ソックがラモスに敗れ自分が最後のアメリカ勢となったことを知ったというイズナー。ファイナルセットで最初のサービスをブレークされ、0-2から6ゲーム連取でガバシュビリに勝利。
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Women's Singles - Round 3
Svetlana Kuznetsova (RUS) [13] def. Anastasia Pavlyuchenkova (RUS) [24]
6-1 6-4
ロシアンシード対決は、ベテランのクズネツォワに軍配。
送迎者インタビューのクズネツォワは、ウィンブルドン出場時連れてきた愛犬が入国を許可されず、試合のない日は愛犬の顔を見るためにヒースロー空港を訪ねた等の話。クエルテン風のかつらがよく似合う。
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Women's Doubles - Round 2
Kiki Bertens (NED) Johanna Larsson (SWE)
def. Maria Irigoyen (ARG) Paula Kania (POL)
6-4 3-6 6-2
シングルスで9連勝中のベルテンスは、ダブルスも先週から勝ちっぱなし。今彼女に触っておくとご利益があるかも。
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Women's Doubles - Round 2
Madison Brengle (USA) Tatjana Maria (GER)
def. Alize Cornet (FRA) Magda Linette (POL)
6-4 2-6 6-1
この前日に行われたシングルス2Rで、コルネが痙攣を起こした後、本来痙攣については治療は許されていないものの、臀部の治療としてメディカルタイムアウトをとったことについて怒り収まらぬマリア。法的手段に訴える可能性にも言及したとか。
マリアは
「今までこんなに多くのメッセージを受け取ったことはない」
「今日は選手ですら100人以上私のところへ来て、私に味方する、彼女のした事や振る舞いに驚いたと言った。大勢の人が『オーケー、私たちはあなたの味方よ。あなたが私たちの勝者』。助けにはならないけど、こういうメッセージを聞くのは有り難い」
「自分が試合に負けたことじゃない。昨日自分が試合に負けたことは受け入れるけれど、コートで起きたことはルールに沿っていないし、私には逆風だったと感じた」
「(法的手段については)夫が面倒を見ている。大会相手か、あるいはITFやWTA相手になるか」
「私や大勢の人には彼女が痙攣を起こしているように見えたし、彼女は動けなかった」
「規則では、痙攣の治療は受けられない。でも今のところ私が理解できないのは、コートにいる皆がどうして彼女を助けるために駆けずり回ったのか。それはルールにはないこと……(それに)彼女がポイント間で20秒以上かけたことはビデオにも残っている。フェアでない事がたくさん起こった」
tennis.com - Maria, still fuming over loss to Cornet, considering taking legal action
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