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名前の後ろの数字はシード。
第1クオーター
☆気になる1R
● レイトン・ヒューイット vs ブライアン・ベイカー
ATPランキングシステム導入40周年を記念して24日、過去のNo.1プレーヤーが集いNY・ウォルドフ・アストリアで開かれた「ヘリテージ・セレブレーション」に、ヒューイットも妻ベックさんを伴って出席したとか。
全米優勝から12年、13回目の全米の初戦は故障から復帰のベイカーと対戦。
● ブノワ・ペイル[24] vs アレックス・ボゴモロフJr.
どちらがよりメンタル脆いか対決。
● ファビオ・フォニーニ[16] vs ラジーブ・ラム
ドラマ・クイーン vs 真人間対決。
● アレクサンドル・ドルゴポロフ[21] vs ダビド・ゴフィン
前哨戦のウィンストン-セーラムで今年初のベスト4進出のドルゴポロフ。ドルゴに元気がないとつまらない!しっかりドルゴ!
★実現したら面白そうな試合
● 2R フアン・マルティン・デルポトロ[6] vs レイトン・ヒューイット
直近の対戦クイーンズQFではヒューイットが勝利。
● 3R ファビオ・フォニーニ[16] vs ブノワ・ペイル[24]
もはや喜劇。
● 3R ノバク・ジョコビッチ[1] vs グリゴール・ディミトロフ[25]
シャラポワの応援を背にディミトロフがNo.1に挑む!と言いたいところですが、ディミトロフのグランドスラム3R進出は、意外にも今年の全仏一度だけ。まずは目指せ3R!
● QF ノバク・ジョコビッチ[1] vs フアン・マルティン・デルポトロ[6]
ウィンブルドンSFの熱戦が記憶に新しい二人。今回も必ずや良い試合になるでしょう!……デルポトロの調子さえ良ければ。それが問題だ。
ベスト4 → ノバク・ジョコビッチ
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第2クオーター
☆気になる1R
● 添田豪 vs マルコス・バグダティス
ウィンブルドンに続いて2大会連続の予選突破を果たした添田豪選手。初戦の相手は、今月頭のワシントンDCで約5ヶ月ぶりに2試合続けて勝ったバグダティス。
● スタニスラス・ワウリンカ [9] vs ラデク・ステパネック
ないわ。1Rからこれはないわ。とはいえ、ステパネックはモントリオール1Rでアルマグロ、シンシナティー1Rでフォニーニと、北米マスターズ1000二大会でいずれもトップ20の選手に勝ったところ。注目です!
● ニコラス・アルマグロ [15] vs デニス・イストミン
こちらも1Rにはもったいない好カード。
● イボ・カルロビッチ vs ジェームス・ブレーク
33歳のブレークは現在100位ジャスト。いつ引退を迎えてもおかしくない今、地元のグランドスラムで初戦の相手が予選勝者となったまでは良かったものの、入ってきたのはよりによってカルロビッチ。気の毒過ぎる!
● トマシュ・ベルディヒ[5] vs パオロ・ロレンツィ
グランドスラム本戦出場10回にして一度も初戦突破のないロレンツィ。悲願の初勝利は今回も厳しいか?
★実現したら面白そうな試合
● 4R トマシュ・ベルディヒ [5] vs ケビン・アンダーソン [17]
二人とも勝ち進めば今年5回目、昨年全豪から数えて10回目の対戦に。対戦成績はベルディヒの9勝。
ベスト4 → アンディー・マレー
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第3クオーター
☆気になる1R
● ダビド・フェレール[4] vs ニック・キルギオス
男子本戦ドローで最年少は、予選を勝ち上がり全米初の本戦入りを果たした18歳4ヶ月のキルギオス。フェレールは強敵ですが、若さ溢れるプレーを見せてほしい!
ちなみに、錦織くんが全米本戦初出場&4Rに進出したのは18歳8ヶ月の時で、既にツアー優勝もありました。やっぱりすごい!
★実現したら面白そうな試合
● 3R ミロシュ・ラオニッチ[10] vs フェリシアーノ・ロペス[23]
以前よくつるんでいた二人。仲良くしている理由について聞かれたラオニッチは、「彼に付いていると女性について学べそうだから」といった発言をしていたように記憶していますが、最近は?女性と言えば、ウィンブルドンでロブソンと出かけたという噂もあったのに、あれ以来全く続報なし。ガセネタを掴まされたかしら?
ラオニッチが順当に勝ち進めば4Rでガスケと、QFはフェレールとの対戦になりますが、ガスケは4Rが限度(おい)。そして、フェレールの北米ハードの成績はモントリオールは2RでボゴモロフJr.に、シンシナティーは3Rでツルスノフに敗退と今ひとつ。地元モントリオールで準優勝のラオニッチにとっては、キャリア初のベスト8、ベスト4進出にかなり開かれたドローと言っていいでしょう。
ベスト4 → ミロシュ・ラオニッチ
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第4クオーター
☆気になる1R
● 錦織圭[11] vs ダニエル・エバンス
Daniel Evans(GBR)――あら?この人ってドイツの人じゃなかったっけ?……って、そりゃDaniel Brands(ダニエル・ブランズ)だ!しかも、国表記も「GBR」と「GER」で紛らわしい!
それはともかく、イギリスはジェームス・ワードが不動のNo.2だとばかり思っていたら、いつの間にか174位のワードに対し、エバンスが179位と肉迫。これまで地元ウィンブルドン以外グランドスラム本戦出場のなかったエバンスですが、今回は見事初の予選突破。直前に出場のチャレンジャー2大会でも準優勝と人生最高レベルで調子が良さそうなので侮れませんが、錦織くんの無難な初戦突破を祈っています。
● トミー・ロブレド[19] vs マリンコ・マトセビッチ
ロレンツィと同様、これまでグランドスラム本戦10回の出場で勝ち星のないマトセビッチ。そして、ロレンツィと同じく、今大会初戦の相手はシード選手。しかし、過去唯一の対戦である今年3月のインディアンウェルズ1Rでは、マトセビッチが勝っています。自信を持って試合に臨んでほしい!
● フェルナンド・ヴェルダスコ[27] vs イワン・ドディグ
むさ苦しい好カード。
● サンティアゴ・ヒラルド vs カルロス・ベルロク
ハードなのにシューズに土が付いていそうな対決。
★実現したら面白そうな試合
● 2R ジョン・イズナー[13] vs ガエル・モンフィス
前哨戦のウィンストン・セーラム決勝を途中リタイア、準優勝のモンフィス。怪我の回復次第ですが、楽しみです。
● ラファエル・ナダル[2] vs フェルナンド・ヴェルダスコ[27]
先のウィンブルドンで2010年全米以来のグランドスラム・ベスト8入りを果たしたヴェルダスコ。活躍の裏には、ラケットをバボラのラファ・モデルに変えた事実があったとか。その後もバスタッド準優勝に3大会連続ベスト8と、好調を持続。この勢いで恩を仇で返せるか?
● 4R 錦織圭[11] vs ロジャー・フェデラー[7]
錦織くんがシードを守れば、4Rの相手はフェデラー。昨今衰えを隠し切れないフェデラーですが、強敵であることには変わりなし。多くのファンが期待する準々決勝のナダルvsフェデラーをぶち壊す役が錦織くんなら、私は一向に構わない。
● QF ラファエル・ナダル[2] vs ロジャー・フェデラー[7]
19日付のランキングで7位となり、03年2月以来10年半(!)ぶりにトップ5から外れたフェデラー。しかし、今月のシンシナティーQF vs ナダル戦では、敗れはしたものの「さすがはフェデラー」と思わせるプレーを存分に見せてくれました。やはりこの二人の試合はいい。まだまだ見たい。
ベスト4 → ラファエル・ナダル
優勝 → ラファエル・ナダル
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