男子シングルスのドローはこちら。以下、名前の後ろ[]の中の数字はシード。
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★第1クォーター
●1R気になる試合
ノバク・ジョコビッチ[1] vs ダビド・ゴフィン
昨年ラッキールーザーとしての本戦入りから4R進出で注目を集めたゴフィン。今年は初戦で第1シードのジョコビッチと当たることに。マドリードでジョコビッチを下した同世代のライバル、ディミトロフの活躍に刺激を受け、験のいい会場でゴフィンも続けるか?
一方ジョコビッチは、25日のキッズデー・イベントでリラックス。
バーナード・トミッチ vs ヴィクトル・ハネスク
父ジョンさんとヒッティング・パートナーの間で起きた暴行事件の後、試合出場のないトミッチ。会場への出入りを禁止されたジョンさんはパリに同行していて、大会中はホテルに留まる予定だとか。
ジョン・イズナー[19] vs カルロス・ベルロク
ミハイル・ユーズニー[29] vs パブロ・アンドゥハル
アップセットの薫り漂う「シード vs 土男」の戦い。ところでこの山の下半分でイズナー、ユーズニー以外のシードは、全仏では過去4Rが最高かつ先週のデュッセルドルフ準々決勝を寒さのため棄権したハースと、欧州クレーシーズンで2試合続けて勝っていないティプサレビッチ。これはベルロクがベスト8に進出する千載一遇の大チャンスと言わざるを得ません!
●実現したら面白そうな試合
3R ノバク・ジョコビッチ[1] vs グリゴール・ディミトロフ
先日マドリードでの一戦が記憶に新しい二人。シャラポワの恋人としても注目を集めるディミトロフ、グランドスラムの大舞台でも同じことができるか見もの。
ベスト4 → ノバク・ジョコビッチ
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★第2クォーター
●1R気になる試合
錦織圭[13] vs ジェシー・レヴィン
錦織くんの初戦の相手は、年頭にアメリカからカナダに国籍を変更したレヴィン。錦織くんには今回是非4Rまで勝ち残って、全仏7回優勝のキング・オブ・クレーと対戦してほしい!さらに勝つようなことでもあれば、テニス史に名を残す快挙になるでしょう。
ジャージー・ヤノヴィッツ[21] vs アルベルト・ラモス
唯一の直接対決である今年のバルセロナは、ラモスがフルセットで勝利。しかし、ヤノヴィッツもローマでツォンガ、ガスケを下してベスト8入りとまずますの成績。どちらに転んでもおかしくない組み合わせ。
●実現したら面白そうな試合
3R ラファエル・ナダル vs ルカシュ・ロソル
実現すれば、あの昨年ウィンブルドン2R以来2回目の対戦に。
4R リシャール・ガスケ[7] vs スタニスラス・ワウリンカ[9]
欧州クレーのオエイラス優勝、翌週のマドリードでも準優勝と目覚しい活躍を見せ、4年半ぶりにトップ10に復活したワウリンカ。ローマ2Rを太ももの故障で棄権後全仏出場が危ぶまれていましたが、回復の程度は?そして、ガスケは今回こそ4Rの壁を突破できるのか?
ベスト4 → ラファエル・ナダル
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★第3クォーター
●1R気になる試合
添田豪 vs ジョアン・ソウザ
4月のデ杯後は勝利から遠ざかっている添田選手ですが、相手のソウザは119位と現在124位の添田選手とランクはほぼ同じ。また、直近のボルドーCHとデュッセルドルフ予選でいずれも200位台の選手に敗退しているところを見る限り、全豪1Rのサヴィルに続きかなりのラッキードローと言っていいでしょう。是非全仏でも初の1R突破を!試合は今日7番コートの第1試合。
トマシュ・ベルディヒ[5] vs ガエル・モンフィス
一時トップ100から外れたもののボルドーCH優勝、ニース準優勝で81位まで戻してきたモンフィス。ベルディヒは初戦から嫌な相手に。
ブラス・カブチッチ vs ジェームス・ダックワース
予選を勝ち上がり、全豪以外では初のグランドスラム本戦入りを果たした21歳のダックワース(185位)。初戦の相手は奇しくも、今年全豪2Rで両者が痙攣に見舞われるデスマッチを戦ったカブチッチ。クレーでもデスマッチアゲイン?
●実現したら面白そうな試合
2R トマシュ・ベルディヒ[5] vs エルネスツ・ガルビス
3R トマシュ・ベルディヒ[5] vs トミー・ロブレド[32]
4R トマシュ・ベルディヒ[5] vs ニコラス・アルマグロ[11]
ベルディヒは2Rでバルセロナ、ローマで共に予選から4試合連続勝利とクレーでも好調が続くガルビス、3Rではブエノスアイレス・ベスト4、カサブランカ優勝、バルセロナ、オエイラス・ベスト8で新年のランク114位から一気に34位までランクを上げたロブレド、4Rでは昨年全豪のボディーショットやデ杯決勝等で何かと因縁のあるアルマグロとの対戦が濃厚と、シード死守の道は険し過ぎ。そして、H&Mの本気ウェアは一体いつになったら出来上がるのか?目が離せません!
ベスト4 → ダビド・フェレール
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★第4クォーター
●1R気になる試合
ジュリアン・ベネトー[30] vs リカルダス・ベランキス
これまで怪我に泣かされてきたベランキス(画像右)はキャリアハイの67位で、全仏では初の本戦入り。
それはともかく、べネトーに奥さんがいたなんて話聞いてませんけど!!
●実現したら面白そうな試合
QF ロジャー・フェデラー[2] vs ジョー-ウィルフリード・ツォンガ[6]
マドリード3Rで錦織くんに敗れるも、翌週のローマは準優勝としっかり全仏に照準を合わせてきたフェデラー。最近は髪型を大きく変えてみたり、Twitterを始めてみたりと、まだまだ老け込むつもりがなさそうなのも有難い限り。
しかし、今回のドローはツォンガにとって地元全仏で初のベスト4、あわよくば決勝進出のチャンス大いにありと言っていいでしょう。
ベスト4 → ジョー-ウィルフリード・ツォンガ
優勝 → ラファエル・ナダル
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