1月16日(水)
大会三日目。今日もいい天気。初日から少しずつ日中の気温が上がり続けている。
錦織くんは今日も第1試合。2Rの相手は私のお気に入り、アルゼンチンのカルロス・ベルロクだ。一粒で二度おいしい組み合わせ。
ショーコート3は試合開始前から満員。
第1セット、錦織くんは第3ゲームで早々にラブゲームブレークに成功。しかし、次のゲームでベルロクはすぐブレークバック。やはり簡単には行かないが、錦織くんの良いショットがしばしば決まり眼福眼福。4-5からの第10ゲーム、錦織くんのサービスゲームでは145km/hのセカンドサーブ、159km/hのファーストサーブで連続エースも。お互いキープが続き、1Rのハネスク戦と同じくタイブレークに持ち込まれる展開となり、ここでも3-0リードから3-3に追いつかれたが、結局7-4で1セットアップ。
「吸わねー」とか思っているんだろうか。
ベルロクはむっちりした上半身に反して、意外と足が細かったのが今回の発見。
隣りに座った地元の子供は最初から”C’mon, Kei!!”と応援している。なかなか見所のある子だ。アイスクリームの一つでもご馳走したい気持ちは山々だったが、試合が終わるまで席を立てないのでそれは叶わなかった。
第2セット第3ゲーム、ベルロクが錦織くんのお株を奪う華麗なボレーを見せる等で先にブレーク。しかし少々無理をしていたらしく、次第に疲れた様子がちらほら。第6ゲームで錦織くんがブレークバック、第8ゲームでさらにブレークで5-3。サービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームは2つセットポイントがありながら落としどうなることかと思われたが、次のベルロクのサービスゲーム30-30からベルロクはセカンドサーブを一旦打ちかけて止め、少しセンター寄りに立ち直した。ボーッと見ている私でも気が付くくらいわざとらしい動きだったが、センターに打つと見せかけたかったのだろうか?ところがサーブはネットにかかり30-40。錦織くん相手に次第に手詰まり感が露になる過程は、昨年同じショーコート3で行われた3Rのベネトー戦を彷彿とさせる。結局錦織くんが三度のブレークで2セットアップ。
錦織くんは全体的に抑え気味のプレーながら、磐石の試合運びで3年連続の全豪3R進出。おめでとう!
Men's Singles - 2nd Round
錦織圭 (JPN) [16] def. Carlos Berlocq (ARG)
7-6(4) 6-4 6-1
Tennis Classic Break (テニスクラシックブレイク) 2013年 03月号 [雑誌]
by G-Tools
No comments:
Post a Comment