続いて男子です。
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第1クォーター
☆1R気になる試合
アンドレアス・セッピ vs ニコライ・ダビデンコ。セッピは今年ベオグラード優勝とローマのベスト8でキャリアハイの25位。1Rにはちともったいない組み合わせ。
スタニスラス・ワウリンカ vs フラビオ・チポラ。片手バック対決。
ヴィクトル・トロイッキ vs トーマス・ベルッチ。今年に入って調子を落としていたトロイッキでしたが、先週のデュッセルドルフではシングルス5戦5勝。ニースで予選からベスト8入りしたベルッチともいい試合になりそう。
◆実現したら面白そうな試合
2R ジョコビッチ vs ヒューイット。全豪4Rの借りを返すのは些か難しそうですが、実現してほしい。
4R ジョコビッチ vs ツォンガ
ベスト4 → ノバク・ジョコビッチ
第2クォーター
☆1R気になる試合
アンディ・ロディック vs ニコラ・マウ。一応第28シードのロディックですが、クレーを苦手とする彼なので初戦敗退も十分有りうる?
◆実現したら面白そうな試合
2R フェデラー vs ナルバンディアン
2R ベルディヒ vs ロードラ
3R ベルディヒ vs デルポトロ
4R フェデラー vs ベルディヒ or デルポトロ
ベスト4 → ロジャー・フェデラー
第3クォーター
☆1R気になる試合
アンディ・マレー vs 伊藤竜馬。先週、ワールド・チーム・カップ(WTC)で25位のラデク・ステパネックを倒す金星を挙げた竜馬選手が、第4シードのアンディ・マレーと対戦。錦織くんのWTC欠場が決まった時は「もしかして日本は1勝もできないんじゃないか」とすら考えていただけに(すみません)、大会初戦のシングルスで竜馬選手が挙げてくれた勝利は、実に大きい1勝でした。他のvs L・マイヤー戦、vs ハリソン戦も、これまでの竜馬選手の負け試合にありがちだった見るのが辛くなってくるような自滅的な展開ではなく、最後まで楽しめる内容でした。全豪の頃より格段に良くなったような?マレーは強敵ではありますが、現在背中の具合が心配されている状態。いい試合を期待します。
グレゴリ・ディミトロフ vs ドナルド・ヤング。かつて神童と呼ばれた男対決の勝者は、2Rでやはり元神童のリシャール・ガスケとの対戦が濃厚。
アレクサンドル・ドルゴポロフ vs セルジ・スタコフスキ、サンティアゴ・ヒラルド vs アレハンドロ・ファジャ。男子本戦でそれぞれ二人しかいないウクライナ人とコロンビア人が、初戦で潰し合い。
◆実現したら面白そうな試合
4R マレー vs ガスケ or ドルゴポロフ
4R フェレール vs イズナー。2月のデ杯 vs スイス戦でフェデラーに勝つ等2戦2勝、ヒューストン準優勝と、意外とクレーで成績を残しているイズナー。全仏では08年以降QF進出のないフェレールに対しどこまでやれるか。
QF マレー vs フェレール
ベスト4 → ダビド・フェレール
第4クォーター
☆1R気になる試合
添田豪 vs ドミトリー・ツルスノフ。竜馬選手と同様、WTCでアンディ・ロディックを破った添田豪選手。ツルスノフは足首等故障がちで、今年はまだシングルスで勝ちがありません。さらに2Rに進めれば、相手はモンテカルロで右肘骨折の重症を負って以降試合出場のなかったベネトーか、現在211位で予選上がりのミーシャ・ズベレフとこれまた大チャンス。グランドスラム本戦初勝利だけでなく、3R進出も夢じゃない。
◆実現したら面白そうな試合
3R ラオニッチ vs ベルロク。ベルロクが暑苦しいプレーでラオニッチのサーブを崩せるか。
4R アルマグロ vs ティプサレビッチ。字面だけで死闘の匂いが。
4R ナダル vs ラオニッチ or ベルロク。勝敗はともかく、興味深い試合。
ベスト4 → ラファエル・ナダル
優勝 → ラファエル・ナダル
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