先日ドーピングに関する規則に違反したかどで当局への出頭を求められていたヤニナ・ウィックマイヤーとザビエル・マリッセ。ベルギーのアンチドーピング機関は、この度二人に1年間の出場停止処分を課すことを発表。
全米ベスト4のウィックマイヤーは、自身のサイトで不正行為はなかったとして仲裁機関へ抗告する意志を表明。
過去18ヶ月の間で3度自らの居場所を当局へ連絡するのに失敗したウィックマイヤー。その件については先月、「WADA(世界アンチドーピング機関)のシステムにアクセスするパスワードに問題があった、またツアーに出ていたため自宅に届いた書留郵便に署名できなかった」と説明。検査を受け損なったことはなく、彼女のサンプルは常に陰性だったとも主張しているとか。
The Associated Press: Belgian panel suspends Wickmayer for 1 year.
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同様に1年間の出場停止処分を受けた29歳で現在95位のマリッセは6日に記者会見。これまでのキャリアで350万ドル(約3.14億円)以上の賞金を得たマリッセは
「CASに抗告する手続きにはかなりのお金と時間がかかる、今はそんな争いをする金銭的な余裕がない。どのように事が進むのか知らないが、もし処分に変更がなければ、僕のキャリアは終わりだ」
と涙ながらにコメント。
マリッセの処分は薬物検査を受け損なうこと1回、当局に居場所を知らせるのに失敗すること2回によるもの。
AFP: Cash-strapped Malisse prefers retiring over costly CAS appeal.
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アガシの衝撃告白の余波?疑わしきは即厳罰に処す方針に転換したのでしょうか。マリッセのプレーは(癇癪を起こしていない時は)好きなので、1年休んで是非また戻ってきてほしいのですが・・・。
こみねさん、こんばんは。
ReplyDeleteまたまたショックなニュースです。
マリッセやめてしまうのかしら?
29才だし、なかなか調子が上がらないままで一年間出場できないとなると、相当きついですよね。(;_;)
淋しいなー・・・
KANNAさん、コメントありがとうございます。
ReplyDelete「30過ぎてまたチャレンジャーやフューチャーズから始めるの嫌だ」みたいな事を泣きながら話していたということなので、多分辞めないと思います。泣き言をぐちゃぐちゃ言うタイプは結構往生際が悪いイメージ。