フェド杯 日本ワールドグループに復帰おめでとう！ 準決勝、プレーオフ雑感

先週末各地で行われたフェド杯ワールドグループ・プレーオフと準決勝の結果など。左側がホーム。

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◆ワールドグループ・プレーオフ

　日本　4-1　ベルギー　

日本はワールドグループ・プレーオフでベルギーと対戦。見事4-1で勝ち、世界上位8ヶ国から構成されるワールドグループへ07年以来となる復帰を決めました。

ベルギーはキム・クライシュテルス、ヤニナ・ウィックマイヤー、キルステン・フリプケンスの上位3選手を欠き、経験の浅い10代の200位以下の選手ばかりだったとは言え、勝ちは勝ち。特に、最近右肩の故障で勝ち星のなかったあゆみちゃんが2勝したのは嬉しいニュース。ダブルスのクルム伊達＆藤原ペアも勝利。

風邪などひかれませんよう。

Fed Cup - Articles - Morita sends Japan back to World Group (画像はリンク先右上をクリック)

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　スペイン　2-3　スロバキア　

ドミニカ・チブルコワ(17位)、ダニエラ・ハンチュコワ(20位)を擁するスロバキアと対戦するに当たり、スペイン監督のアランチャ・サンチェス-ビカリオが選んだメンバーはシルヴィア・ソレール-エスピノサ(64位)、ローデス・ドミンゲス-リノ(111位)、アランチャ・パラ・サントーニャ(166位)、ヌリア・ラゴステラ・ヴィベス(168位)の4名。同国No.1のアナベル・メディナ-ガリゲス(26位)、また故障中のマリア・ホセ・マルティネス-サンチェス、ソレール・エスピノサの次にランクが高いカルラ・スアレス-ナヴァーロ(65位)がメンバーから外れたことが話題に。

サンチェス-ビカリオは記者会見で

「アナベル・メディナを呼ばなかったのは、彼女が現在ベストの状態にないから。それは最近の成績からも伺えること。また、彼女にはかなり問題があって、他のメンバーと上手く付き合えないから。フェド杯では良い雰囲気、お互いの協力が必要で、彼女はそういう相手がいない」

と発言。これを受けてメディナ・ガリゲスはTwitterで

Entiendo q una capitana es libre de elegir el equipo q considere mejor.pero descalificarme a nivel personal y ensuciar mi imagen considero q

— anabel medina (@anabelmedina) April 11, 2012

「監督には自分が考えるチームを選ぶ自由があるのは分かる。でも、個人的に私を攻撃したり、私のイメージを汚すのは一線を超えていると思う。私は10年間、代表としてスペインの役に立とうとしてきた」

とコメント。サンチェス-ビカリオは「私の表現が適切でなかったのであれば許してほしい」と文書で謝罪する事態に。

Arantxa Sánchez Vicario pide perdón a Anabel Medina - ABC.es


試合はシングルスでチブルコワが2勝、ハンチュコワが1勝を挙げ、スロバキアがワールドグループに復帰。チブルコワとハンチュコワは仲が悪いのかと勝手に思っていましたが、そんな事はなさそうです。役得のスロバキア監督。

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　ドイツ　2-3　オーストラリア

オーストラリアは、サマンサ・ストーサーのコーチでもあるデヴィッド・テイラー監督がNo.3のアナスタシア・ロディオノワ(94位)ではなく、オリヴィア・ロゴウスカ(123位)を選出。ロディオノワは

Being number 3 in the country in singles and number 1 in doubles I'm very disappointed not to be selected for the fed cup team.

— Anastasia Rodionova (@arodionova) April 11, 2012

「シングルスで国のNo.3、ダブルスでNo.1にいながらフェド杯チームに選ばれなかったことを残念に思う」

とツイート。

試合はサマンサがシングルス2勝、ガイドソワが1勝で、オーストラリアが2年ぶりのワールドグループ復帰。

それはともかく、驚いたのはサマンサのウェア。黒地にどぎついピンクのラインを2本胸元から股間を挟むように伸ばすって……絶句。

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　ウクライナ　0-5　アメリカ　

3年前の全豪ジュニアで見て「白くてかわいいなあ」と思っていたウクライナの双子、キチェノク姉妹が少し太ったか面影が変わっていてびっくりしました。

セリーナとマクヘイルがそれぞれシングルス2勝。フーバー＆スティーブンスがダブルスも勝ち、アメリカは5戦全勝で2年ぶりのワールドグループ復帰。

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◆ワールドグループ準決勝

　ロシア　2-3　セルビア　

元祖コーンロウ・テニスプレーヤーとしてドルゴポロフに触発されたか、ツーブロックにして気合を入れてきたクズネツォワでしたが、第4試合でヤンコビッチに敗れロシアは決勝進出ならず。

下は初の決勝進出を決め、喜びのあまり握手を忘れたヤンコビッチ(3分18秒くらいから)。



2勝2敗で第5試合にもつれ込んで、ヤンコビッチ＆イワノビッチのいろんな意味で夢のダブルスが見たかったのに。残念！

ロシアはキリレンコがモスクワ入り直前に足を故障。代わりに絶不調のアナスタシア・パフリチェンコワがシングルスに出場したものの、ヤンコビッチ、イワノビッチに敗れる結果に。

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　チェコ　4-1　イタリア　

チェコのクヴィトワ、サファロワ、ハラデツカ、フラバーチコワは試合に先立って18日、デパートでマネキンに。



チェコはシングルスでクヴィトワが2勝、サファロワが1勝を挙げ3試合目で決着。2年連続の決勝進出へ。



シングルスで2敗を喫したスキアボーネ。この週末首を痛めたとかで、まともなサーブが打てていなかった模様。今年も全仏で暴れてほしいので、早い回復を祈っています。

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11月の決勝はチェコで開催。来年のフェド杯ドローセレモニーは6月6日(水)、パリ・ローランギャロスにて行われるとの事。

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