今年で大会開催20年を迎えたATP500、ドバイ。28日に行われたプレーヤーズ・パーティーより。
鷹に触らせてもらうロードラの長男テオくん(4)。
アラブの王様にしか見えないF-Lo。
ラクダに乗ったり、鷹を腕に乗せてご機嫌のフィッシュ。ホップマン・カップでの不機嫌な様子とは大違い。
ベルディヒは恋人エステルさんと。二人はドバイでイルカと戯れたりも。ばっちりメイクのエステルさんは怖いくらいの美人ですが、薄いと歳相応のかわいらしさ。
ジョコビッチ一家。今大会ワイルドカードで出場した3兄弟の真ん中、マルコ(画像右から2番目、20歳)。
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地元選手でもない世界ランク869位のマルコ・ジョコビッチにワイルドカードが与えられたことで、割を食ったのがアラブ圏No.1プレーヤー、104位のマレク・ジャジリ(チュニジア、28歳)。ジャジリは事前に大会側からワイルドカードが出ると言われていたにもかかわらず、先週金曜の夜9時になって「事情が変わったので、明日午前11時からの予選に出るように」と連絡を受けたとか。ちなみに、同日の午後大会側が発表したワイルドカードの選手はジャジリ、父親が棒高跳びの名選手で現女子No.1アザレンカの恋人でもあるセルゲイ・ブブカ(158位)、ドバイのNo.1プレーヤー、Omar Awadhy(ランクなし。30歳)だった、との事。
今年初めのドーハ1Rでは、ツォンガを後2ポイントで倒すまで追い詰めたというジャジリ。予選では、勝てば本戦出場だった2回戦でアンドレイ・ゴルベフに敗退。
MALEK JAZIRI'S DISGRACEFUL WILDCARD SNUB IN DUBAI A SLAP IN IN THE FACE FOR ARAB TENNIS
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マルコは1Rで、予選でジャジリに勝って本戦入りしたアンドレイ・ゴルベフと対戦。序盤はゴルベフの締まらないプレーで、マルコが最初のゲームでブレークするという意外なスタートだったものの、その後ゴルベフが持ち直し、6-3 6-2で終了。
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試合後、マルコが記者に語ったところでは
「相手はもっと頑張ってくる」
「僕は予選やフューチャーズでプレーした。(昨年初めに故障した手首の)怪我から(10ヶ月ぶりに)復帰した。本当にきつかった。全てのポイントでファイトしなければならなかった。これが相手が僕と当たって、僕以外の誰かとプレーしているように見える時の大きな違いだ。相手が恐れるとか、時には有利な点もあるかもしれない。ノバクの弟だっていうことがね。勝たなければならなかった。今日のゴルベフのような相手には。彼は最初そうでもなかった」
「あのような兄を持つことは特権だ。彼は僕をとても助けてくれる」
「テニスのことをよく知っているし、僕がもっと上に行けるよう、もっと良くなるよう、彼がかつて犯した間違いを僕がしないよう励ましてくれる。でも、僕達は比較できない。彼の弟であることにはポジティブな面とネガティブな面がたくさんある。ポジティブな面が多い。経済的には必要なだけ持っているし、コーチもいれば練習もできる。ネガティブな面では、プレッシャーが大きい。みんなが期待するけど、それは達成するのがかなり厳しいことだ。でも僕は挑戦する。ベストを尽くしている」
Marko Djokovic: Players try harder against me: Ticker - Monday, February 27, 2012
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初戦敗退によりランキング・ポイントは付かないものの、マルコは賞金11,825ドル(約96万円)獲得。
今回初めてマルコのプレーをまともに見ましたが、もしも彼がトップ100とか200とか本気で期待されているのだとしたら、心から同情せずにいられません。試合の模様はこちらでどうぞ。
3D立体パズル ブルジュ・アル・アラブ (アラブ首長国連邦)
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