そんな彼が、今年は1Rのvs ジェイコブ・グリル戦では2セットダウンからの逆転勝ち。この時の心境についてリードは、
「2セットダウンでモチベーションを保ち続けるのは精神的にきつい。でも、もし3セットマッチだったらもう負けていたことを思えば、これは続けるチャンス。僕にとってはセカンドチャンスのようだった。だから、ネガティブに捕らえるよりはポジティブに使おうとした」
また指のテーピングについて、
「ここ数日まめに手こずってる。レイトン(・ヒューイット)と練習したから。彼の練習は強烈でとんでもないんだ。それで僕の指の皮が剥けてしまった」
と語ったとか。
They said it – the best quotes of the AO 2013 Play-off – News - Tennis Australia
リードは以前は何でもかんでもハードヒットで、インパクトの音に大層驚かされたものだが、この日は特にそういう事はない。全ての球を強打する必要は必ずしもないことを悟ったらしい。試合序盤はリードにイージーミスが目立ち、サヴィルに勝てそうな要素がまるで見当たらなかったものの、第1セットをタイブレークで取ったのはリード。おっ?やはり今年のリードは何かが違う。攻守にめりはりがついてきたというか。
リードの2セットリードを見届けたところで、路上に停めてきた車のチケットが切れる時間となり退散。帰宅後、リードのストレート勝ちを確認した。センス的には頭一つ抜けたものを持ちながらメンタル・コントロールに難があり、現在200~300位台をウロチョロしているリード。彼女もできて、ついにブレイクする時が来たのかしら?期待していい?
2013 Australian Open Wildcard Playoff
Men’s Singles Quarter Final
Matt Reid [3] def. Luke Saville [6]
7-6(4) 6-2 6-3
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