お客さんは地元選手による大番狂わせの予感に気を良くして、隙あらばウェーブ。下の動画に見られるノーマルバージョンの他、超スローバージョンや超高速バージョンもあった。いろいろよく考えつくものだ。毎度のことながら感心する。
そうは言っても、ドルゴは昨年のベスト8。こんなところで負けるわけにはいかない。それは本人が一番よく分かっているらしく、第2セット終了後バスルーム・ブレークを取ると、相変わらず体調は悪そうながらも頑張り始めた。彼らしいウィナーが随所に見られるように。
第4セットに入ると、ジョーンズはしきりに足を振る仕草を見せ始めた。痙攣を起こしかけているらしい。ワイルドカード出場の地元選手の多くは、5セットマッチの経験はほぼゼロに等しい。試合が進むにつれジョーンズはほとんど動けなくなり、サーブを打ってもリターンを棒立ちで見送る場面がしばしば。
ファイナルセットはドルゴの5-2。第8ゲームはジョーンズのサービスゲームながら、最早立っているのがやっとのジョーンズに出来ることはほとんどなく、あっという間に0-40。しかし、ジョーンズは簡単には諦めずデュースに戻した。抵抗はここまでだったが、ああ、どこかの杉田にこの頑張りを見てほしい。
Men's Singles - 1st Round
Alexandr Dolgopolov(UKR)[13] def. Greg Jones(AUS)
1-6 4-6 6-1 6-1 6-2
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