ドキッチの体が妙に重たげに見えるのは、激しい息遣いのせいなのか?しかし、体さえ温まれば目を見張るサーブが決まるし、ショットにも勢いがある。
ところで、ドキッチは今年本戦入りが叶ったとして、ベスト8に入った一昨年のような活躍はまたできるだろうか。できるかもしれないし、できないかもしれない、正直ドキッチのやる事は全く読めない。
試合はドキッチが6-1 3-1と一方的にリードする展開で、「こんなもんか」と冷めた気分で眺めていたが、今年のロゴウスカはここからが違った。劣勢にあっても自分からウィナーを決めるなどで3-3に追いつき、そして4-4。ドキッチがキープして5-4で迎えた第10ゲーム、ドキッチに最初のマッチポイント。しかし、ロゴウスカはこれを凌いで5-5に。再びドキッチに6-5とリードを許しマッチポイントを与えるも、これもウィナーで凌いでキープ。タイブレークに持ち込んだ。ロゴウスカのショットに派手さはないし、”C’mon!!”の声もかわいらしくてあまり迫力はないのだが、精神力は確実に付いているようだ。たったの一年で見違えた。今のロゴウスカなら見応えがある。
タイブレークも一進一退。3-3となり両選手がエンドチェンジのため移動しようとした時、突然の豪雨が。天気予報通りの小さな雹交じりの雨で、コートにいた全員がためらうことなく撤収開始。これは再開まで時間がかかりそうだ。
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ゲートの顔写真。リンダール、デラクアの代わりにモリック、ドキッチが。
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プレーに関して言えば、サーブはデメンティエワほどの独特さはないけれど、時々フォアで右足を軸に置き「よいせー」とクルンと回って打つのが面白い。他の選手の面影を追い求めるのはロゴウスカに失礼かもしれないけれど、しばらくの間は彼女を応援することでデメンティエワを失ったショックを紛らすことに決めた。
ところで、このヨネックスのドレス。スカート丈が短過ぎるような気がするけれど、ステラ・マッカートニーの真似?何もそんなところをパクらなくても。それとも、この超ミニ丈が来年流行るのだろうか?
第3セットは、流れがすっかりロゴウスカへ。
去年の雪辱を果たして本戦出場を決めたオリビア・ロゴウスカ。 2011年はこの名前を覚えておいて損はなさそう。要注目!
AO Women's Wildcard Playoff 2011 - Knockout Draw
Olivia Rogowska [5] - Jelena Dokic [3]
1-6 7-6(3) 6-3
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