Wednesday, 18 November 2015

兵庫ノアチャレンジャー2015 DAY3観戦記 (その3) 伊藤 vs ロベール

試合開始時刻の11時を迎えた。コートGの第1試合はシングルス1R、伊藤竜馬選手とステファン・ロベール(フランス)。二人はつい4日前、タイ・フアヒンのチャレンジャー準決勝で対戦したばかり。その試合はロベールが勝ったが、今日はそのお返しなるか?

Tatsuma Ito今年の竜馬さんは7月、ニューポート(芝)とボゴタ(クレー)でキャリア初の二週連続ツアーベスト8があった。前週はフアヒン・チャレンジャーでベスト4。好調が続いているといいが。

Stephane Robertロベールを見るのは2012年の全豪1R、錦織くんと対戦した試合以来。相変わらずの正面サーブだが、ヘアスタイルはヒール役のプロレスラー風味に変貌している。前週のフアヒン・チャレンジャーは、予選からの出場で準優勝(優勝は杉田祐一選手)。35歳なので少し疲れてくれていると竜馬さんにとっては有難いのだが、そうでもなさそう。

一方、竜馬さんはどうもピリピリしている様子。お互い立ち上がりをキープした第3ゲームの最後、竜馬さん側のエンドライン際に落ちたボールが「イン」の判定となり、ロベールがブレーク成功。竜馬さんは何やらブツブツ呟きながら椅子に戻ってきたが、宜しくない言葉を口にしていたらしい。主審から警告を受けた。

その後セット終盤(5オールからの第11ゲームだっけ?)になって、ブレークされた後今度は怒ってボールを高く打ち上げたことで二回目の警告を受けたんだったかな?記憶があやふやだが、最後のゲームがロベールの15-0でのスタートになったような。とにかく、竜馬さんが大事な場面で相手に易々と1ポイント与えたことは確か。そんなどこかのマリンコ・マトセビッチやニック・キルギオスのような真似はしなくていいのに。

第2セットは竜馬さんが1ブレークアップで一時は5-2。ここで竜馬さんがメディカル・タイムアウトを要求した。

MTO

メディカル・タイムアウトで頭に氷を当てる人は初めて見たかもしれない。頭痛?発熱?

ロベールがミスをしてくれているうちにせめて第2セットはとってほしかったが、この日はチャンスを生かしきれなかった。竜馬さんがビーンズドームでプレーした貴重な一試合が見られただけでも良しとしておこう。

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