第1試合は錦織圭選手の1R。相手は地元オーストラリアNo.3のマリンコ・マトセビッチとあって、同国の応援団「ファナティクス」が試合前から会場を盛り上げている。
彼らが
“Aussie fans! In the stands! If you hear us, clap your hands!”
と叫べば、心得た観客達は
「パン!パン!パパパン!パパパッパパン!」
と手拍子で返す。定番の”I am (We are) Australian”も斉唱するが、結構音痴。
そしてビーチボールが登場。ファナティクスが投げたボールは観客の中へ。
「イエーイ!」
「イエーイ!」
観客の手によって順調に場内を回っていたボールだったが……
半周程周ったところで誤ってコートに落下。
主審によるボール没収の危機に、ファナティクスは「マルコス・バグダーティス!」のコールのリズムで
“Give us the ball back! (ドドン!ド!ドンドン!) Give us the ball back! (ドドン!ド!ドンドン!)”
とボールの返還を要求。ボールは線審の手を経て、無事ファナティクスに戻された。
そんなバカ騒ぎの最中、錦織くんとマトセビッチが登場。
両選手入場でますます盛り上がる観客。まだ試合も始まっていないのに、ウェーブが起きた。
「イエーイ!」
「イエーイ!」
興奮はウォーミングアップが始まっても収まらず……
両選手のストロークに合わせて
“Forehand! Backhand! Backhand! Forehand! ”
“Smash! Looooob. Smash! Looooob. Smash!”
の掛け声。
今日はこの後ロッド・レーバー・アリーナだけでもダックワース、ヒューイット、トミッチが入っているのに、第1試合からそんなに飛ばして大丈夫なのか、ファナティクス!(Part 2へ続く)
Tennis Magazine (テニスマガジン) 2014年 02月号 [雑誌]
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