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Women's Singles - Semifinals
Victoria Azarenka (BLR) [2] def. Flavia Pennetta (ITA)
6-4 6-2
第2シードのアザレンカはペネッタにストレート勝ち。グランドスラムは4回目、全米では2年連続の決勝進出。
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Women's Singles - Semifinals
Serena Williams (USA) [1] def. Na Li (CHN) [5]
6-0 6-3
セリーナは、4Rのvs スティーブンス戦からこの試合の第2セット第1ゲームまで24ゲーム連取。第5シードのリー・ナをストレートで下し、グランドスラムは21回目、全米は3年連続7回目の決勝進出。
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昨年と同じ組み合わせとなった女子決勝。二人の対戦成績はセリーナの12勝3敗ながら、昨年の全米決勝はファイナルセット7-5の接戦。また直近の対戦、先月のシンシナティー決勝ではファイナルセット・タイブレーク8-6でアザレンカが勝利。今回も最後まで目が離せない試合になるでしょう!
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Mixed Doubles - Final
Andrea Hlavackova (CZE) [7] / Max Mirnyi (BLR) [7]
def. Abigail Spears (USA) / Santiago Gonzalez (MEX)
7-6(5) 6-3
ミックスダブルス決勝は、第7シードのフラバーチコワ&ミルニー組がスピアーズ&ゴンザレス組を下して優勝。ミックスダブルスのタイトルはミルニーは4つ目、フラバーチコワは初めて。優勝賞金は各7万5000ドル(約744万円)。
Max Mirnyi Wins US Open Mixed Doubles Title - Tennis - ATP World Tour
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Women's Doubles - Semifinals
Andrea Hlavackova (CZE) [5] / Lucie Hradecka (CZE) [5]
def. Serena Williams (USA) / Venus Williams (USA)
6-4 6-2
女子ダブルス準決勝は、第5シードのフラバーチコワ&ハラデツカ組がこれまで0勝5敗だったセリーナ&ヴィーナス・ウィリアムズ姉妹にストレート勝ち。グランドスラム4回目、全米では2年連続の決勝進出。
フラバーチコワは昨年の全米シングルスで4R進出も、今年は予選決勝で敗退も、ダブルスでは決勝進出、ミックスダブルスは優勝の好成績。
フラバーチコワ&ハラデツカ組は7日の決勝でバーティー&デラクア組と対戦へ。過去の対戦成績は1勝1敗。
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Junior Girls' Singles - Quarterfinals
日比万葉 (JPN) [11] def. Katerina Siniakova (CZE) [3]
6-2 7-5
ジュニア女子シングルス準決勝。第11シードの日比万葉選手が全豪ジュニア準優勝の第3シード、カテリナ・シニアコワに第2セットは0-4からの逆転でストレート勝ち。準決勝では全豪ジュニア優勝の第2シード、クロアチアの15歳アナ・コニューと対戦へ。
日比万葉が快進撃、ベスト4進出/全米オープンジュニア:USオープン:テニスニュース: テニスナビ - Tennis Navi
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ジュニアのドローで日比選手の名前を見つけたアンディー・マレーの母、ジュディーさんのツイート。
Some cracking names in USO junior draw. Mayo Hibi a particular favourite for obvious Scottish football reasons......#GGTTH
— judy murray (@judmoo) September 4, 2013
「全米ジュニアのドローに気の利いた名前がいくつかあるわ。私としては『Mayo Hibi』が特にお気に入り。言うまでもなく、スコットランドのサッカー絡みでね」
一体何が面白いのかさっぱり分からなかったので調べてみると、マレー一家の故郷スコットランドにはエディンバラを拠点とする「Hibernian(ハイバーニアン)FC」というサッカーのチームがあって、チ-ムは世界的には「Hibs (ハイブス)」「The Hibees (ハイビーズ)」の愛称で呼ばれているのだとか。またこの他に、エディンバラのパブ「The Cabbage and Ribs」にちなんで「The Cabbage (キャベツ)」の愛称も。「mayo」は英語でもマヨネーズの短縮形なので、その辺りも合わせて「マヨ・ハイビー」がツボに嵌った?
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Wheelchair Men's Singles - Semifinals
国枝慎吾 (JPN) [1] def. Michael Jeremiasz (FRA)
7-5 7-5
Wheelchair Men's Doubles - Semifinals
Michael Jeremiasz (FRA) / Maikel Scheffers (NED)
def. Stephane Houdet (FRA) [1] / 国枝慎吾 (JPN) [1]
2-6 6-0 6-4
車椅子男子の国枝慎吾選手はシングルスで決勝進出。ダブルスは準決勝で敗退。
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Wheelchair Women's Singles - Semifinals
Aniek Van Koot (NED) [2] def. 上地結衣 (JPN)
5-7 7-5 6-2
Wheelchair Women's Doubles - Semifinals
Sabine Ellerbrock (GER) [2] / 上地結衣 (JPN) [2]
def. Marjolein Buis (NED) / Lucy Shuker (GBR)
6-3 3-6 6-4
車椅子女子の上地結衣選手は、シングルスは敗退したもののダブルスで決勝進出。
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グランドスラムで6年ぶり二度目の準決勝を果たしたリシャール・ガスケ。幼い頃からその才能を見込まれ、9歳の時「フランスが待ち望んだチャンピオン?」の見出しと共にフランスのテニス誌の表紙を飾ったのは有名な話。
5日、ガスケが語ったところでは
「有名になって人々に自分のテニスを注視されることは、僕のような子供には難しかった」
「もし僕がそういう若い選手をコーチするなら、人が僕にした方法とはかなり違ったやり方になるだろう」
「露出を少し少な目にするのは間違いないが、僕が小さい頃とてもいいプレーをしていたのも事実。だからコントロールするのは簡単じゃない。フランスではこの手のことは急激に加速する。もし僕がスペインか他の場所の出身なら、同じようにはならなかっただろう。でも、フランスでは違う。そして、僕は少し傷ついた。若い時は少し静かな中で、落ち着いて成長するのがいい。みんなに見られて、みんなに神童扱いされながら成長するのは辛い」
準決勝で対戦するナダルには13歳の時に勝ったのを最後に、プロでは0勝10敗。
「僕の方が勝ち目が薄いのは間違いない」
「もちろんナダルのことは羨ましく思う。全仏で8回優勝したし」
「それが僕だったらとも思うけど、僕もそれほど酷くはない。世界の8位、7位で、人生においてこういうポジションにいられるのはとても恵まれていると思う。僕はかなり幸せだけど、もちろんテニスに関して言えばナダルのいる場所の方がいい。それが普通。彼のしてきた事をただすごいと思う」
09年にはドーピング検査でコカインの陽性反応が出たことにより、ITFから暫定的に出場停止処分を受けたガスケ(注: ガスケの2年間の出場停止処分を求めるITFと世界アンチ・ドーピング機関の訴えを、後にスポーツ仲裁裁判所が棄却。ガスケは2ヶ月で復帰)。正式な処分が出る前に、ナダルが「ガスケの無実を信じる」とコメントした事についても感謝の意を明らかに。
「僕はたくさんのサポートのメールを貰った。でも、公に声を上げるのは全く別の話」
「彼(ナダル)はそれをしてくれた数少ない人間の一人で、彼には今でも感謝している。僕にとっては大きかった」
2010年には現在のコーチ、リカルド・ピアッティ氏と契約。ピアッティ氏はかつてイヴァン・リュビチッチのコーチを17年務めた人物。二人はお互い母国語でない英語で会話するそうで、ピアッティ氏が語るところでは「僕たちはお互いの言うことを理解していないが、それで上手くいく」。
「時々彼(ガスケ)は、試合中に負ける言い訳を探す」
「僕は最近、彼にそれを止めるように言った。そうする事で3、4試合負けた試合があることを。フェレールとの試合前、彼は僕に『しんどい、しんどい、しんどい』と言い続けていた」
「僕は言った。『君は皆と同じように疲れている。君はサントロペ(注: リゾート地)から来たんじゃない。グランドスラムのファーストウィークから来たんだ。そして、君が負ける言い訳を探し続けるなら、君は負ける』」
ガスケはナダルとの対戦について、「ネットの向こうに彼がいるのはしっくりくる」と語ったとか。
Gasquet, a Former Child Prodigy, Grows Into His Talent - NYTimes.com
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天才の愚痴は意外と低レベルだった?
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