マレー ウィンブルドン優勝後の生活、バカンス、練習再開、レンドルについて

イギリス人として77年ぶりにウィンブルドン優勝を果たした後、当日夜のチャンピオンズ・ディナー、明けて月曜のインタビュー、首相官邸訪問を経て、夜レストランでキムさんと夕食を済ませたところを目撃されて以降公の場に姿を見せていなかったアンディーマレー。ウィンブルドン後では初めての試合となった今週のマスターズ1000モントリオールを前に、その間の出来事について語ったとか。

「二日間家で過ごして、外出しなかった」
「僕の彼女と犬だけが一緒だった。どこに出かけても付いて来られるから、閉じこもっていた。木曜の夜、何人かの友人とウィンブルドン・ヴィレッジのタイ料理屋に行った」

そんな中、彼が最も安らぎを覚えたのはオール・イングランド・クラブだったとか。

「金曜にそこへ行ったのは自分の持ち物を引き取るためと、ロッカールームの案内役を引退するダグ・ディクソンの顔を見たかったから」
「そこには全く人がいなくて奇妙だったけど、僕が行ける一番静かな場所だった」
「センターコートに行って座った。芝を剥がしてまた種を撒くところだった。一人っきりで座った。思い出しながら。多分最高にクールな経験だった」
「あの週は寝つくのに問題はなかったけど、毎朝4時、5時に目が覚めて寝直すのに苦労した」

バハマのバカンスについて。

「最初の日はビーチへ行ったけど、その翌日写真があちこちに出回っているというメールがいくつか来た。だからそこへは戻らず、リゾートの中に留まった」
「でも、変わったことは多くないように見える。いい感じだ。他の選手からメッセージを貰うのは本当にいいもんだ」
「多分全米の後よりも多かった。ホームのグランドスラムで勝つことの難しさを知っているから」

「マイアミでの練習で現実に戻った。そこはとても暑くて、一日に1時間半しか練習できなかった」
「2週間ラケットを握っていなかったから、最初の何回かの練習はきつかった。ひどいボールを打っていた。でも、体がいい感じになってくると良くなった」
「数週間はウィンブルドンの優勝を楽しんだけど、今は仕事に戻る時。戻るのは、多分全米の後より簡単だった」

過去散々引き合いに出されてきたフレッド・ペリーについて。

「これからは、どれだけ長い期間どうのという話を聞かずに済むのがうれしい。僕はキャリアの大半で彼の(ペリー)の影にいたけど、彼は僕ととても関連がある人物。彼のことやそういう事を忘れたくはない」
「またグランドスラムで優勝できるよう頑張りたい。できるだけたくさん優勝したい」
「最初の一つを獲るのに随分時間がかかったし、全米ではまたチャンスを掴みたい。その件については数日前、僕のチームと話した」

イワン・レンドルがコーチに就いて以来、マレーはグランドスラム優勝2回、オリンピック金メダルを獲得。

「彼(レンドル)と話すと、それ(グランドスラム優勝等)が少し普通のことになる。感情的なレベルについて彼と話ができる事は、大いに助けになる」

モントリオールでは初戦の2Rでマルセル・グラノジェルスを6-4 7-6(2)で下したマレー。3Rではエルネスツ・ガルビスと対戦。

Andy Murray on life after Wimbledon glory as he returns at Rogers Cup in Montreal | Mail Online




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