大会最終日の日曜は男女の決勝戦。30度越えの水曜とは打って変わって、この日は曇り空。
会場に着いた時点で、第1試合の女子決勝は既に第1セットが終了。ボヤナ・ボブシッチが6-1で先取したところだった。
準々決勝で期待の16歳アシュリー・バーティーを下したボブシッチ。セルビア生まれの25歳で、アメリカの大学を卒業した後プロに転向し、世界ランクは現在334位。今回の決勝進出により、前日パースで行われたお兄さんの結婚式を欠席するはめになったとか。きっちりボールをコートに入れてくるプレーで、終始優位の展開。
195位のモニク・アダムザックを見るのは今回が初めて。バックハンドは女子では珍しい片手シングルだ。えー、もっと早く教えてくれたらじっくり見たのに。無理のないフォームは器の大きさを伺わせ、過去にはトニー・ローチがコーチに就いていたという話もうなずける。今年はITF福岡、久留米等3大会で決勝進出と好調だったらしい。残念なのは、自分が望むプレーをするための体力が足りないらしくミスが多いこと。既に29歳との事で、ムラデノビッチが特に変化のないまま年をとったらこんな感じかな、という印象。この先どこまで行けるか。
第2セットもボブシッチが手堅いプレーで4-0とリード。このまま何の見所もなく終わるのかと思いきや、アダムザックが一時4-3まで追い上げた。しかし、反撃はここまで。
ボブシッチはワイルドカード・プレーオフ初優勝。今年に引き続き2年連続で全豪本戦入り。
2013 Australian Open Wildcard Playoff
Women’s Singles Final
Bojana Bobusic [5] def. Monique Adamczak [3]
6-1 6-3
Tennis Magazine (テニスマガジン) 2013年 02月号 [雑誌]
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