Sunday, 11 September 2011

全米2011 DAY13でひとりごと

Saturday, September 10(DAY13の全ての結果はこちらで)

Women's Singles – Semifinals
Samantha Stosur(AUS)[9] def. Angelique Kerber(GER)
6-3 2-6 6-2


CropperCapture[108] 第9シードのサマンサ・ストーサーが、ノーシードから勝ち上がってきたアンジェリーク・ケルバーをフルセットで下し、昨年全仏に続くキャリア2度目のGS決勝進出。

やったー!!前回全仏でスキアボーネに負けた時はショックを受けつつも、「まあ、また次の機会があるだろう」とか安易に考えていたのですが、1年以上待つことになるとは正直予想外でした。グランドスラムの決勝進出ってやっぱりかなり難しいんですね!

今大会のサマンサは決して絶好調というわけではなく、試合中精神的にぐらついている風な場面は相変わらず散見されるのですが、見ていて本当に「これは危ない」と感じたのは大会史上女子最長試合時間記録を作った3R vsペトロワ戦ぐらいで、なぜか他は比較的楽に見られました。これはサマンサの自滅傾向にややブレーキが効くようになってきたということでしょうか。また、今回は本人が感情を表そうと極力努めているのが伝わってくることも、安心材料の一つになっていたかも。

決勝の相手は優勝候補ガチガチの本命、セリーナ・ウィリアムズに。9月11日にアメリカでアメリカ人と対戦となると、やはり超アウェイな雰囲気は免れられない?しかし、サマンサは大観衆の声援を背に張り切るタイプというわけでもないので、四面楚歌もいい方向に働くと信じたい。そして何よりも、セリーナは守りに入って勝てるような相手ではありません。当たって砕けろ!

明日の試合は「just another grandslam final」 になるのか、はたまた一人のテニスプレーヤーが才能を開花させる瞬間を目撃することになるのか――もうずっとその時を待ってるんですよ。

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ケルバーのラケットのグリップが折れるハプニング。



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Men's Singles – Semifinals
Novak Djokovic(SRB)[1] def. Roger Federer(SUI)[3]
6-7(7) 4-6 6-3 6-2 7-5


ファイナルセット、フェデラーの5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチで40-15。2つのマッチポイントがあったフェデラー。



ジョコビッチが2セットダウンからの逆転で2年連続の決勝進出。

ジョコビッチは全米初優勝なるか?そして、なぜにファミリーボックスにP・ディディ?久々に顔を見たカミーラ・ベルは、No.1になっておいしい頃合いを見計らって改めてジョコビッチを狩りに現れた?エレナさんは頭にお花をつけるとアホっぽく見えるから止めとけ。

ついに今年はGSタイトルなしに終わったフェデラー。私も今回フェデラーをベスト4に挙げなかったわけですが、かと言って彼が金輪際グランドスラムを獲れないと考えているわけでもありません。以前のような大本命じゃないというだけで、チャンスはこれからもあるはず。また来年のロジャーさんに期待しましょう!

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Men's Singles – Semifinals
Rafael Nadal(ESP)[2] def. Andy Murray(GBR)[4]
6-4 6-2 3-6 6-2


マレーに5連勝となったナダルは「今日はここでのベストマッチができたと思う」とコメント。

2年連続で同じ決勝の相手となったのは、5連敗中のジョコビッチ。とりあえずできるだけ良い状態で試合に臨めると良いですね。

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Women's Singles – Semifinals
Serena Williams(USA)[28] def. Caroline Wozniacki(DEN)[1]
6-2 6-4


CropperCapture[104] 08年以来3年ぶりの全米決勝進出を決め大喜びセリーナ。ウォズニアッキは、2年ぶりの決勝進出ならず。

セリーナは第1セット途中、メディカルタイムアウトを取る場面が(画像右)。もしかして、サマンサが付け入る隙もある?しかし、この後の動きを見る限りあまり影響はなさそうでした。

ウォズニアッキには、せめてセリーナの体力を消耗させるくらいの仕事を期待していたのですが……なんちゃってNo.1の看板を下ろすのは、もう少し先の事になりそうです。

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前日ミックスダブルスで優勝したジャック・ソック&メラニー・ウダン。若いっていいよにゃ。

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Men's Doubles – Finals
Jurgen Melzer(AUT)[9] / Philipp Petzschner(GER)[9]
def. Mariusz Fyrstenberg(POL)[6] / Marcin Matkowski(POL)[6]
6-2 6-2


CropperCapture[109] 事件は第2セットは2-2で迎えた第5ゲーム。30-30からのポイントで、マトコフスキがサーブ。フィルステンベルグが打ったドロップボレーをペッツシュナーがダッシュで拾い上げ、浮いたボールをマトコフスキがスマッシュ。これがペッツシュナーの足に当たり(画像右)、ワイドに流れたボールは相手コートにギリギリでイン。

マトコフスキとフィルステンベルグは主審に抗議。しかし主審はその瞬間を見ておらず、ペッツシュナーも足に当たったことを認めなかったため、メルツァー&ペッツシュナー組のポイントに。

その一部始終は下の動画で。



CropperCapture[107]


この後、すっかり意気消沈したフィルステンベルグ&マトコフスキ組は1ゲームも奪えず、メルツァー&ペッツシュナー組が昨年のウィンブルドンに続きGS2回目の優勝。

フィルステンベルグとマトコフスキは、表彰式でも笑顔なし(画像左)。

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今回ペッツシュナーがとった態度が、この先彼の人生にどのような影響を与えていくのか定かではありませんが、ラデク・ステパネックがドーピング違反による出場停止処分を経て先ごろ復帰したウェイン・オデスニクについて語った際の言葉をご紹介して、今日は締めくくりたいと思います。

Twitter - @BenRothenberg- Stepanek on Odesnik- -Not ...

「彼のした事はもちろんフェアじゃない。しかし、それが彼の人生だ。彼は人生を無駄にしている。それは、彼が抱えて生きていかなければならないものだ」



ものしり湯呑 格言シリーズ 男の修行(山本五十六) K-33
B002TG395G

8 comments:

  1. やったーーーーーーーーーーーーーーーーー!

    She made it!!!!!!!!!!!!!!

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  2. やってくれましたね!!!

    感想は改めて。

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  3. わー!
    朝起きたらサマンサが優勝していた!
    見れば良かった!!!

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  4. まひこさん、はじめまして。
    こらっ、どうして見てなかったんですか!というのは冗談で、WOWOWが再放送してくれるといいですね。

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  5. ストーサーが優勝!!おめでとうございます!
    私もつい油断して、後半以降しか見ていなくて・・
    WOWOWはきっと再放送してくれると思いますので、改めて楽しみに見たいと思います。
    解説の米ちゃんが「好調のセリーナを止めるためには、攻撃的かつ粘り強く、プレーの質を維持し続けなくては勝てない。ストーサーは全ての事が終始できていた」と絶賛していましたね。

    スクリーンセーバーの件、教えていただきありがとうございました。ダウンロードできるまでトライしてみますね。

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  6. hiruneさん、米ちゃんのコメント教えて下さりありがとうございます。オーストラリアでも決勝は地上波で生中継をしてくれたのですが、気づくのが20分ほど遅れてしまいました。

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  7. すっ、すみません!油断してました・・・!
    WOWOW契約してなくて、いつもライストで見てるんですよ。
    なのでどうやって見ようかなー。
    コメントしたのはたぶん初めてですが、いつも楽しみに読ませていただいてます。

    95年くらいからずっと女子テニスみてます。(男子も)
    エナンが大好きだったんですが、いつもハラハラさせられ(それが良かったのですが)つらかったので、昨年の全仏でエナンを倒したサマンサを発見してから応援する選手が増えてうれしかったです。
    今年は東レの1、2回戦をみにいきます。センターコートなのでサマンサ見れるといいなー!!

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  8. まひこさん、いつも読んで下さってありがとうございます。

    エナンがまたツアーを去ってしまったのは残念でしたね。東レ観戦うらやましい!サマンサはもちろん、いろいろな選手を見て楽しんできて下さいね。

    実は私も今年は大阪に行く予定があります。実現するといいなあ。

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