<<第1クオーター>>
★気になる1R
土居美咲 vs マディソン・ブレングル (アメリカ)
昨年は苦しい一年を過ごした美咲ちゃんでしたが、今大会は見事予選を勝ち上がり一昨年全米以来となるグランドスラム本戦出場。おめでとう美咲ちゃん!!美咲ちゃんの鋭いショットをまた見られるのは嬉しい。
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ブレングルは昨年10月にITF6万ドルで優勝。前哨戦はオークランド、ホバート共に本戦ではまだ未勝利。
シモーナ・ハレプ (ルーマニア)[1] vs カイア・カネピ (エストニア)
昨年の全米1R(カネピが6-2 6-4で勝利)の再戦。
長らく「無冠の女王」呼ばわりされていたハレプも、昨年の全仏で悲願のグランドスラム初優勝。めでたく年間1位の座も守ったものの、椎間板ヘルニアの故障により8月のシンシナティから未勝利。
オフはコーチのダレン・ケイヒルとの別れがあり、今はコーチなし。手術後の復帰戦となった前哨戦シドニーは初戦でバーティーにストレートで敗退と絶好調からは程遠そうですが、カネピも全米4Rでセリーナに敗れた後は試合出場がなく、どちらに転ぶか何とも読めません。
ヴィーナス・ウィリアムズ (アメリカ) vs ミハエラ・ブザルネスク (ルーマニア) [25]
セリーナ・ウィリアムズ (アメリカ)[16] vs タチアナ・マリア (ドイツ)
同じクオーターに入ったウィリアムズ姉妹。二人とも勝ち上がれば4Rで姉妹対戦も。
トップ100最年長38歳のヴィーナスは昨年末、11年間コーチを務めたデビッド・ウィットと電話一本で契約を終わらせたとか。今年は試合数を減らしてツアーを回る見込みだとか。
全米決勝の振る舞いで日本でも話題となったセリーナは、タチアナ・マリアとお母さん対決。マリアの娘クリスティーナちゃん、靭で見た時はまだ赤ちゃんだったのに、もう5歳なのか。子供の成長は早い。
サマンサ・ストーサー (オーストラリア) vs ダヤナ・ヤストレムスカ (ウクライナ)
前哨戦シドニー1Rでチブルコワをフルセットで下し、昨年7月のグシュダード以来となるツアー本戦勝利を挙げ、同時に自国でのシングルス連敗記録を7で止めたサムりん(2Rでバシンスキーに敗退)。
18歳のヤストレムスカは、昨年全米に続いてグランドスラム本戦出場は2回目で、前哨戦ホバートはベスト8。経験ではサムりんの圧勝ですが、16歳だった頃のなおみちゃんの時と同様に今回も若手に自信を与える優しさを発揮してしまうのか?
ユージェニー・ブシャール (カナダ) vs シューアイ・ペン (中国)
筋肉体操の人?
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カロリナ・プリスコワ (チェコ)[7] vs カロリーナ・ムチョバ (チェコ)
どうして同じ「Karolina」で同じチェコ人なのに、日本語表記ではプリスコワは「カロリナ」、ムチョバは「カロリーナ」が多いのか。
それはさておき、ムチョバはグランドスラム本戦初出場となった昨年の全米でいきなり3Rまで進出。今大会は予選3試合を全てストレート勝ちでの本選入りと勢いあり。前哨戦ブリスベンでツアー12個目のタイトルを獲得した同国の先輩でありNo.1のプリスコワを苦しめられるか?
イガ・シフィオンテク (ポーランド) vs アナ・ボグダン (ルーマニア)
昨年のウィンブルドンJr.チャンピオン、ポーランドの17歳シフォンテクが予選を勝ち上がりグランドスラム本戦初出場。
昨年と言えば、同じポーランドの元世界2位アニエシュカ・ラドワンスカが引退を発表したばかり。10日、彼女について聞かれたシフィオンテクは
「彼女(ラドワンスカ)は何年もトップにいて、私が彼女より上のレベルに行くには少なくとも10年必要」
「彼女は私たち全員の良いお手本。彼女はあなたがどこの誰であろうと、国がワイルドカードで助けてくれなくても、才能があって自分を信じればいつか世界のベストの一人になれると証明した」
と語ったとか。
ベスト4 → セリーナ・ウィリアムズ (アメリカ)[16]
<<第2クオーター>>
★気になる1R
大坂なおみ [4] vs マグダ・リネット (ポーランド)
昨年全米のグランドスラム初優勝で、今回は堂々の第4シード。優勝争い本命の一人として注目を浴びる存在となったなおみちゃん。米『TIME』紙1月21日号の表紙にも。
“Once she puts her focus on something, she never strays from it.”@Naomi_Osaka_ graces the cover of @TIME ---> https://t.co/Yy398wPt0L#大坂なおみ pic.twitter.com/BvpVTtFxtf— WTA (@WTA) 2019年1月11日
なおみちゃん、かっこいい!!4Rのセバストワ戦が山かな?
ビアンカ・アンドリースク (カナダ) vs ホイットニー・オシグウェ (アメリカ)
前哨戦オークランドで予選から準優勝を果たし、一躍時の人となったカナダの18歳アンドリースク。全豪は予選から出場で1Rと決勝で相手が途中棄権の末本戦入りを果たし、今のところ2019年WTA選手での最多勝利数10を記録。
全豪全米両大会間の相互付与ワイルドカードで出場のオシグウェも、16歳ながら昨年11月ITFテキサス8万ドルで奈良、ベンチッチ、ハダド・マイア等を下し優勝して既にトップ200入りの逸材。次世代スター候補選手同士の注目の一戦です。
ベスト4 → 大坂なおみ
<<第3クオーター>>
★気になる1R
ペトラ・クビトワ (チェコ) [8] vs マグダレナ・リバリコワ (スロバキア)
前哨戦シドニー優勝のクビトワ。試合をちらりと見た限りでは、クビトワは決して万全な体調ではなかったような?今日はメルボルンで練習した後パーティーにも出席した(画像下)そうで、大事ないのかな?しかし初戦でリバリコワは、決して簡単な相手ではなさそうです。
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キャロライン・ウォズニアッキ (デンマーク)[3] vs アリソン・ヴァン・アーツバンク (ベルギー)
ハレプ同様長らく「無冠の女王」だったウォズニアッキ(画像下)も、ついに昨年全豪でグランドスラム初優勝。良かったね。
ところでベルギーと言えば、元世界Jr.No.1で2011年全豪Jr.単複二冠のアン-ソフィー・メスタシュが昨年、24歳の若さで引退して警察で働く道を目指すことにしたというニュースには驚きました。2011年のJr.ダブルス決勝では穂積&加藤ペアと当たったこともありとても印象に残っていて、「将来トップ選手になるんだろうな」とばかり思っていたのに。穂積さんと加藤さんは今でも普通に続けてくれていて感謝です。
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ベスト4 → アリナ・サバレンカ (ベラルーシ)[11]
<<第4クオーター>>
★気になる1R
スローン・スティーブンス (アメリカ)[5] vs テイラー・タウンゼント (アメリカ)
今やグランドスラムタイトルホルダーのスティーブンス(画像下)と、早くから将来を嘱望されながら伸び悩むタウンゼント……と思いきや、テイラーちゃんは昨年キャリアハイの61位を記録していたんですね!今回も本戦ストレートイン。10代半ばから名前を聞いていたので古参なイメージがついていましたが、実はまだ22歳。幼馴染のヤングさんの道を辿るにはあまりにも惜しい素材だぞ。
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☆実現すると面白そうな試合
4R アンゲリク・ケルバー (ドイツ)[2] vs ユリア・ゲルゲス (ドイツ)[14]
前哨戦オークランドで2年連続優勝を果たしたゲルゲスと2016年全豪チャンピオンのケルバー(画像下)。ドイツトップ2は過去ケルバーの2勝1敗。
2016 AO champ @AngeliqueKerber on the red carpet at the Crown IMG Tennis Party in Melbourne pic.twitter.com/ELoABRugLc— Jimmie48 Photography (@JJlovesTennis) 2019年1月13日
ベスト4 → アンゲリク・ケルバー (ドイツ)[2]
優勝 → 率直に言って本命不在。誰でもチャンスがありそうなので、他の人を選ぶくらいなら敢えて 大坂なおみ[4]
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