(道盛)で、去年2月、世界ランキング14位の選手を破る大金星をあげて、9月に行われた花キューピットオープンの前回大会シングルスで準優勝、ということで。この辺でまた一気にドーンときた、みたいな、そんな感じになるわけですか?
(加藤)そうですね、この大会は特に思い入れのある大会で、予選からだったんですけど、合計8試合戦って、本当に自信になりましたし、えー、今年は優勝したいな、という思いはあります。
(道盛)で、ダブルスでも、去年の全豪オープンで日本人ペア史上初となるベスト4の快挙、ということですけれども。あの、ツイッターを色々見させていただきましたら、もうあの、世界一周した、みたいな気分になるんすよ。
(加藤)(笑)
(道盛)いろんな国出てくるんすよ。
(藤田)はいはいはいはい、転戦するから。世界中転戦するわけでしょう。
(加藤)そうですね。
(藤田)スケジュールみたいなものはけっこう大変ですよね。
(加藤)大変ですね。週1回大会があって、で、毎試合毎試合移動なので。もう違う国に移動して。ヨーロッパだったら2か月まるまるいることもありますし。なかなか日本に帰ってくる機会もなくて。
(道盛)どこに住んでる期間が一番長いんですか?
(加藤)今は、兵庫県に拠点を置いてるので。そっちに家があるんですけど。それも4分の1いるかなー、くらいですね。
(藤田)でも、日本にいるときは日本にいるときで、国内の大会とかそういうのに出場するから、そんなに「ここが私の家」ていう実感を持って長期間暮らす場所っていうのはないですよね。
(加藤)あ、でも、神戸に帰ってきたら、「あ、家帰ってきた」て思います、はい。
(道盛)ま、でもホントに、ちょっとしか居られないということですから、あとはもうずっと出ずっぱりになってるわけで、当然時差もあるし、大変ですよね、そういう、こう体力、もちろん、その、コントロールしていくっていうのは。
(加藤)そうですね、でも、どこでも寝れるので、時差はあまり気にはしないです、はい。
(道盛)そういうところがやっぱり世界と戦おうと思うとね、絶対必要ですよね。
(藤田)23歳とかだと、どうなんすか、その、あぁ日本食食べたいなぁ、とか、うわぁコブ茶飲みたいわぁ、とかっていう…
(加藤)(笑)
(道盛)おばあちゃんか。
(藤田)…そういう、なんかちょっとこう、純和風、みたいな、そういうものを口にしたい、ていう、まぁ、世界、例えばヨーロッパに2か月間いるとか、そういう時期に、そんなんふと思ったりはしないんですか?
(加藤)うーんと、私お寿司が好きなんですけど、あ、お寿司食べたいな、とは思いますけど、その、日本食食べたいな、とは、あんまり。お味噌汁とかもあんまり飲まないので。
(道盛)そうなんですね。
(加藤)お寿司好きなんですけど、煮魚とか焼き魚は嫌いなので、恋しくならない。(笑)
(藤田)なるほど。
(道盛)寿司は、やっぱり今世界行くと必ずあるだろうみたいな感じもしますし、そのツイッターの話にまた戻りますけど、今日見てたら、ドバイの世界で一番高いタワー、四百何十m、あそこの一番てっぺんのところで、なんか、カフェして、ケーキの写真とか出てたもん。そんなところで暮らしてるの?
(藤田)めちゃめちゃ楽しそうじゃないですか。
(加藤)(笑)
(藤田)僕らその楽しい部分しか見えないから、ねえ、その、苦労の部分より。世界いっぱい、いろんな国に行けてるっていうところばっかり見えるんですけど。
(加藤)もうあの時、すごく楽しかったです。
(道盛)あそこって怖ないんすか?単純に。そんなめっちゃ高いとこいて。
(加藤)私、怖くはないですね。
(道盛)高所恐怖症的なものは一切ないと。
(加藤)はい、ジェットコースターとかも大好きなので、ずっと下見てられます。
(道盛)そうですか、なんかちょっとくらい弱点があって欲しかったな。(笑)
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