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第1クォーター
☆気になる1R
バーナード・トミッチ(オーストラリア)[20] vs ブライアン・ベイカー(アメリカ)
目を見張るテニスセンスを持ちながら故障がちで、今年は2年半ぶりにツアー大会に復帰したもののまだ勝ち星のないベイカー(画像上)ですが、初戦の相手はデ杯を病気で欠場したキルギオスを公に非難したり、自国のリオ五輪責任者から振る舞いを問題視された後多忙を理由に出場を断ったり、苦手なクレーは出場した4大会全て初戦敗退と、モチベーションを完全に失っている様子のトミッチ。体さえ持てば十分勝機あり!
ボルナ・チョリッチ(クロアチア) vs テイラー・フリッツ(アメリカ)
19歳のチョリッチと18歳のフリッツの次世代を担うティーン対決。クレーに関しては今のところチョリッチに一日の長がありそうですが、一見の価値はあるでしょう!
★実現したら面白そうな試合
4R トマシュ・ベルディヒ(チェコ)[7] vs ダビド・フェレール(スペイン)[11]
直近の大会ローマ3Rで、ダビド・ゴファンに試合時間50分弱で謎のダブルベーグル負けを喫し、その直後バルベルドゥ・コーチとの関係解消を発表したベルディヒ。試合を見ていないので何が起きたのか知りませんが、もう立ち直ったかな?せめてここまでは来れるかな?心配です!
ベスト4 → ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]
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第2クォーター
☆気になる1R
フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)[24] vs ニコラス・アルマグロ(スペイン)
足の故障を経て今月約1年半ぶりにトップ50に復帰したアルマグロが、第24シードのコールシュライバーと対戦。過去の対戦成績はアルマグロの5勝3敗で、クレーに限れば同4勝1敗。
★実現したら面白そうな試合
4R ラファエル・ナダル(スペイン)[4] vs ファビオ・フォニーニ(イタリア)[32]
チケットの不正販売やローラン・ギャロスの拡張工事受注条件等を巡る疑惑で、今月始め当局から家宅捜索を受けたジャン・ガシャサン仏テニス連盟会長(左)。ナダルにこうしてチューできるのも、もしかしたら今年が最後?
ナダルとフォニーニは昨年だけで5回対戦。うちフォニーニが3勝を挙げているものの、直近二大会はナダルが勝利。
3R ドミニク・ティーム(オーストリア)[13] vs アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)
Great fight today 👏👏👏🏆🏆🏆@OpenNCA #NextGen 6-4,3-6,6-0 @ThiemDomi vs #AlexanderZverev pic.twitter.com/uzPhPynkTY
— OpenNCA (@OpenNCA) 2016年5月21日
今年のクレーシーズンで、既にミュンヘン準決勝と前週のニース決勝で対戦がある二人。いずれもティームがフルセットの試合を制しましたが、「二度あることは三度ある」のか「三度目の正直」か、二人の明日はどっちだ!?
4R ジョー‐ウィルフリード・ツォンガ(フランス)[6] vs ダビド・ゴファン(ベルギー)[12]
マスターズ1000ローマ欠場でこちらも全仏出場が危ぶまれたツォンガですが、普通に練習しているところを見るに問題ないのかな?地元No.1選手として自身初の決勝進出なるか?
4Rで対戦濃厚なのは、現在キャリアハイ13位のゴファン。ツォンガの状態次第では、初のグランドスラム・ベスト8入りもある?
ベスト4 → ラファエル・ナダル(スペイン)[4]
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第3クォーター
☆気になる1R
ダニエル太郎 vs マーティン・クリザン(スロバキア)
全豪に続き、全仏もキャリア初の本戦ストレートインを果たしたダニエル太郎選手。初戦の相手は、2月にロッテルダムで優勝した後足の故障によりインディアンウェルズ以降試合出場のないクリザン。
もちろん油断は禁物ですが、グランドスラム本戦初勝利を祈っています。
ジュリアン・ベネトー(フランス) vs ルーカス・プイユ(フランス)[29]
いつもながら、もしかしたらテニスウェアより私服の時の方が格好良いかもしれないジュリアン・ベネトー(と奥様)。今大会はワイルドカードでの出場ですが、マスターズ1000ローマでベスト4等の活躍で現在キャリアハイ31位のプイユが相手となると、初戦突破は厳しそう。ウィンブルドンはプロテクト・ランキングを利用して出場予定だとか。
ヴィクトル・トロイッキ(セルビア)[22] vs グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)
えっ、ディミトロフがノーシード!?確かに「ベイビー・フェデラー」を過大評価と感じたのは事実ですが、シードも付かないほど酷い選手だとも思いませんでしたよ。
★実現したら面白そうな試合
QF スタン・ワウリンカ(スイス)[4] vs ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)[8]
昨年の全仏決勝でジョコビッチを下し、二度目のグランドスラム優勝を果たしたワウリンカ。前哨戦のジュネーブでも優勝と上昇気流?
準々決勝で対戦が濃厚なラオニッチは、今年負けた相手はジョコビッチ、マレー、フェデラー、キルギオスの4人だけ。 二人の直近の対戦は今年の全豪4Rで、ラオニッチがフルセットで勝利。
ベスト4 → スタン・ワウリンカ(スイス)[4]
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第4クォーター
☆気になる1R
錦織圭[4] vs シモーネ・ボレリ(イタリア)
現在2セットアップで雨天中断中。二日目もどうやら雨が続く様子で、再開するのは果たしていつになるやら。
アンディ・マレー(イギリス)[2] vs ラデク・ステパネック(チェコ)
予選決勝で西岡良仁選手を下し、グランドスラム52回目の本戦入りを果たした37歳ステパネック。初戦がマレーとは厳しすぎますが、楽しみな試合です。
★実現したら面白そうな試合
2R 錦織圭[4] vs アンドレイ・クズネツォフ(ロシア)
3R 錦織圭[4] vs フェルナンド・ヴェルダスコ(スペイン)
4R 錦織圭[4] vs ニック・キルギオス(オーストラリア)[17]
QF 錦織圭[4] vs アンディ・マレー(イギリス)[2]
SF 錦織圭[4] vs スタン・ワウリンカ(スイス)[4]
順調に勝ち上がった場合はこんな感じになるのかな?結構きついな!でも、試合は面白そう(無責任な感想)。
3R リシャール・ガスケ(フランス)[9] vs ニック・キルギオス(オーストラリア)[17]
一昨年ウィンブルドン2Rのイメージが強烈すぎて案外ですが、過去の対戦成績は4勝2敗でガスケがリード。
ベスト4 → 錦織圭[4]
優勝 → 錦織圭
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