Tuesday, 24 May 2016

全仏2016 DAY2でひとりごと

DAY2: Monday, 23 May (DAY2の全ての結果はこちらで)


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Men's Singles - Round 1
錦織圭 [5] def. Simone Bolelli (ITA)
6-1 7-5 6-3




この日は第3セット、錦織くんの2‐1から再開。お互いキープの4‐3からボレリのサービスをブレークしてきっちり勝利。

前日と同じく前の試合がフルセットとなり散々待たされましたが、まずは一つ勝って良かった。こちらはユーロスポーツから雨天中断中の錦織くんの様子です。

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Men's Singles - Round 1
ダニエル太郎 def. Martin Klizan (SVK)
3-6 4-6 7-5 6-4 3-0 Ret. 




ダニエル太郎選手は実力者クリザンに、相手の故障もあったとは言え2セットダウン&2ブレークダウンという絶望的な状況から逆転勝ち!

第3セットで逆襲が始まる前は太郎くんに安易なミスも増えたので、完全に諦めていました(失礼)。言うのは簡単ですが、最後まで諦めないって大事なことですね。グランドスラム本戦初勝利おめでとう!

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Women's Singles - Round 1
大坂なおみ def. Jelena Ostapenko (LAT) [32]
6-4 7-5

 


インパクトの瞬間までしっかりボールを見ているなおみ選手は、同じ18歳の第32シード、エレナ・オスタペンコにストレートで勝利。

試合出場が少なかったので難しいかな?と思っていました。全仏本戦初出場で初勝利おめでとう!

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Women's Singles - Round 1
Simona Halep (ROU) [6] def. 日比野菜緒
6-2 6-0


故障明けの対戦相手としては、ハレプは厳し過ぎたかも。それでも、全豪に続きグランドスラムでトップ選手と大きなコートで対戦した経験はいつかきっと役に立つはず。

ところで、アディダスのこのサスペンダー風のデザインはいかがなものか。しかもスコートがシースルーだなんて。

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Women's Singles - Round 1
Samantha Stosur (AUS) [21] vs 土居美咲
To Finish 6-2 1-3


スロースターターのはずのサムりんが第1セット先取も、第2セットは美咲ちゃんがリード。勝負の行方を見守りたいと思います。

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Men's Singles - Round 1
Stan Wawrinka (SUI) [3] def. Lukas Rosol (CZE)
4-6 6-1 3-6 6-3 6-4


昨年チャンピオンのワウリンカは、ロソルにフルセットと大苦戦しながらも辛勝。 2Rでダニエル太郎選手と対戦へ。

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Men's Singles - Round 1
Radek Stepanek (CZE) vs Andy Murray (GBR) [2]
To Finish 6-3 6-3 0-6 2-4




まさかのステパネック2セットリードで始まった試合も、マレーが”Let’s go!”連呼で挽回して日没順延。果たして一晩でステパネックの体力はどこまで回復するのか?マレーが押し切るのか?必見!

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Men's Singles - Round 1
Richard Gasquet (FRA) [9] def. Thomaz Bellucci (BRA)
6-1 6-3 6-4 

 
Men's Singles - Round 1
Gilles Simon (FRA) [16] def. Rogerio Dutra Silva (BRA)
7-6(5) 6-4 6-2


Men's Singles - Round 1
Jeremy Chardy (FRA) [30] def. Leonardo Mayer (ARG)
6-4 3-6 6-4 6-2


ガスケ、シモン、シャルディーの地元フランス男子シード勢は、それぞれ南米勢を下して2Rへ。

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Men's Singles - Round 1
Lucas Pouille (FRA) [29] vs Julien Benneteau (FRA)
To Finish 6-3 4-6 6-4


ベネトーさんはプイユ相手に意外にも健闘中。

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Women's Singles - Round 1
Agnieszka Radwanska (POL) [2] def. Bojana Jovanovski (SRB)
6-0 6-2


Women's Singles - Round 1
Garbine Muguruza (ESP) [4] def. Anna Karolina Schmiedlova (SVK)
3-6 6-3 6-3


Women's Singles - Round 1
Svetlana Kuznetsova (RUS) [13] def. Yaroslava Shvedova (KAZ)
4-6 6-1 6-4


Women's Singles - Round 1
Sloane Stephens (USA) [19] def. Margarita Gasparyan (RUS)
6-4 6-3


Women's Singles - Round 1
Irina-Camelia Begu (ROU) [25] def. Bethanie Mattek-Sands (USA)
5-7 6-1 6-3 


Women's Singles - Round 1
Barbora Strycova (CZE) [30] def. Lucie Hradecka (CZE)
6-4 7-5


女子シード勢はアニエシュカ・ラドワンスカ、ムグルザ、クズネツォワ、スティーブンス、ベグ、ストリコワが順当勝ち。

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Men's Singles - Round 1
Milos Raonic (CAN) [8] def. Janko Tipsarevic (SRB)
6-3 6-2 7-6(5)


Men's Singles - Round 1
Ivo Karlovic (CRO) [27] def. Albert Montanes (ESP)
6-2 7-6(7) 7-6(5)


ラオニッチ、カルロビッチのサーブ自慢の両シードも2R進出。

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Men's Singles - Round 1
Marco Trungelliti (ARG) def. Marin Cilic (CRO) [10]
7-6(4) 3-6 6-4 6-2


2014年全米チャンピオンで前週ジュネーブ準優勝のマリン・チリッチが、予選から勝ち上がった26歳、166位のマルコ・トルンゲリッティに敗れる大波乱。トルンゲリッティは全仏本戦初勝利。

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Men's Singles - Round 1
Viktor Troicki (SRB) [22] def. Grigor Dimitrov (BUL)
2-6 6-3 5-7 7-5 6-3


ディミトロフは全仏で3年連続の初戦敗退。

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Women's Singles - Round 1
Heather Watson (GBR) def. Nicole Gibbs (USA)
5-7 6-2 6-2

 

プレーヤーズ・パーティーが行われた19日が24歳の誕生日だったヘザー・ワトソン(画像上)と、同じくパーティーに出席していたギブス(画像下)のパーティーガール対決はワトソン勝利。

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Women's Singles - Round 1
Kateryna Bondarenko (UKR) def. Roberta Vinci (ITA) [7]
6-1 6-3


Women's Singles - Round 1
Tsvetana Pironkova (BUL) def. Sara Errani (ITA) [16]
6-3 6-2


ビンチ&エラーニのイタリア仲良しシードコンビは、仲良く初戦敗退。

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Women's Singles - Round 1
Shelby Rogers (USA) def. Karolina Pliskova (CZE) [17]
3-6 6-4 6-3


第17シードのカロリナ・プリスコワもロジャースに敗れ初戦敗退。

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Men's Singles - Round 1
Andrej Martin (SVK) def. Daniel Munoz De La Nava (ESP)
6-2 6-3 4-6 6-4


ダニエル太郎選手の相手はスロバキアのマルティン・クリザンでしたが、同じスロバキアにアンドレイ・マルティンという選手がいることを初めて知りました。

日本でダニエル太郎くんがしばしば

「で、どっちが苗字でどっちが名前なん?」

と言われるように、彼もスロバキアで同じ事を言われているのかしら?

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Men's Singles - Round 1
John Isner (USA) [15] vs John Millman (AUS)
To Finish 6-7(4) 7-6(12) 


米豪ジョン対決はいずれもタイブレークにもつれ込む接戦で、現在1セットオール。

今回が全仏本戦初出場となるミルマンですが、実は3年前に仏豪相互提携のワイルドカードで出場が決まっていながら、前哨戦のミュンヘンで肩を傷め泣く泣く出場を諦めた過去が。療養中の彼のブログによると、ワイルドカードがミルマンに決まった際ある選手から彼のテニスを中傷する長文メールが届いたそうで、自分が欠場すればその選手にワイルドカードが渡ってしまうかもしれないと随分苦しんだものの、「僕に敬意を払ってくれるニック(・キルギオス)が出ることになってほっとした」と当時の心境を率直に綴っていました。

当時豪男子でキルギオス以外にワイルドカードが貰えそうなランクにいたのは、エブデン、グロス、ダックワースなのですが、ダッキーとミルマンは特に親しい仲。グロスは長い文章を書けなさそう(失礼)。ということはエ(以下省略)。

手術を経て復帰するまで約1年を棒に振り、ほぼ一からの再スタート。アジアのフューチャーズ、チャレンジャーを地道に回りながらランクを上げ、ようやく彼の最も好きなグランドスラムである全仏への出場が実現しました。ミルマンの個人サイトはつい最近までネット黎明期のような手作り感溢れるホームページだったのですが、いつの間にか今風なデザインに。昔の記事は削除したのかな?

先日トミッチがリオ五輪不出場を表明したため、ミルマンはITFが定める過去4年間のデ杯出場要件を満たしていないものの、五輪出場を認めてもらうよう直訴の予定だとか。 

John Millman prepared to appeal to International Tennis Federation to play in Olympic tennis tournament _ The Courier-Mail

ミルマンのメダル獲得は難しいかもしれませんが、オーストラリア代表として恥ずかしくない振る舞いを見せてくれるでしょう。希望が叶いますように。

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Women's Singles - Round 1
Mirjana Lucic-Baroni (CRO) def. Daniela Hantuchova (SVK)
6-1 6-2


30代対決はルチッチ‐バローニがストレートで勝利を収め、2Rで大坂なおみ選手と年の差16歳対決へ。

ハンチュコワは昨年7月のイスタンブールを最後に、出場した全ての大会で本戦勝利なし。

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Men's Singles - Round 1
Jordan Thompson (AUS) def. Laslo Djere (SRB)
6-3 6-4 7-5 


同国年下勢のキルギオス、コッキナキスらに若干遅れをとりつつも、ワイルドカード出場のジョーダン・トンプソンくんがグランドスラム初勝利。

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Men's Singles - Round 1
Adam Pavlasek (CZE) def. Roberto Carballes Baena (ESP)
6-2 4-6 6-3 1-6 6-1


ジュニアの頃、クヴィトワの年下の幼馴染かつ恋人として一躍名を馳せたアダム・パブラセク。今大会はラッキールーザーとしての本戦入りで、グランドスラム初勝利。

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Men's Singles - Round 1
Albert Ramos-Vinolas (ESP) def. Horacio Zeballos (ARG)
6-3 4-6 7-5 6-0


日曜にイタリアのメストレ・チャレンジャー決勝で敗れた後、24時間後にパリで本戦1Rに臨んだゼバリョスはラモス-ヴィノラスに敗退。

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Men's Singles - Round 1
Dusan Lajovic (SRB) def. Denis Kudla (USA)
6-4 6-3 6-3


Men's Singles - Round 1
Dustin Brown (GER) def. Dudi Sela (ISR)
6-7(5) 6-4 7-6(5) 4-6 6-4


名前が「D」で始まる人たち。

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Men's Singles - Round 1
Fernando Verdasco (ESP) def. Steve Johnson (USA) [33]
7-5 6-4 7-5


シードがないとは言え、ここはやはりヴェルダスコ。

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Men's Singles - Round 1
Bjorn Fratangelo (USA) def. Sam Querrey (USA)
6-3 6-1 6-7(3) 6-3


クエリーがヨーロッパのクレーの大会(マドリッド)で2つも勝っていた(エルベール、プイユ)ので天変地異の前触れかと危惧していましたが、 同国のワイルドカード出場ビヨン・フラタンジェロに敗れたと聞いてホッと一息(すまん)。



ビヨン・ボルグにちなんで名づけられたという22歳のフラタンジェロ。記念すべきグランドスラム本戦初勝利で、偉大な名選手にまた一歩近づけた?

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Men's Singles - Round 1
Jack Sock (USA) [23] def. Robin Haase (NED)
6-3 7-5 3-6 6-7(3) 6-2


ソックはキルギオスと付き合う度量があるだけのことはあって、アメリカの人でもクエリーとは一味違う。

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Women's Singles - Round 1
Veronica Cepede Royg (PAR) def. Sabine Lisicki (GER)
6-2 6-2


予選から勝ち上がった161位のセペデ・ロイグがリシキにストレートで勝利。

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Men's Singles - Round 1
Ivan Dodig (CRO) def. Mikhail Youzhny (RUS)
6-4 5-7 7-5 2-6 6-3


地味な好カード、ドディグ vs ユーズニーはドディグがフルセットで勝利。

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Women's Singles - Round 1
Myrtille Georges (FRA) def. Christina McHale (USA)
6-7(7) 6-0 6-3




スコアのチェック中「M. Georges (FRA)」の名前に目が留まり、

「あれ?ゲルゲスの名前って『Julia』じゃなかったっけ?『M』って何?フランスの人ということは別人か」

と激しく混乱。こちらはユリア・ゲルゲスではなく204位でワイルドカード出場の25歳、Myrtille Georges (「myrtille」はフランス語で「ブルーベリー」の意)。地元ワイルドカード勢の試合は思い出作り程度の内容になりがちですが、67位のマクヘイルからグランドスラム初勝利とは素晴らしい。2Rでムルグザと対戦。

ちなみに、ユリア・ゲルゲス(ドイツ)の方の綴りは「Goerges」でした。

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Women's Singles - Round 1
Cagla Buyukakcay (TUR) def. Aliaksandra Sasnovich (BLR)
5-7 7-6(2) 6-2


4月、母国トルコ・イスタンブールでツアー初優勝を果たしたカグラ・ブユカケイ。今大会は予選から勝ち上がり、本戦1Rでサスノビッチを下したことでトルコ人女子選手としてオープン化以降で初めて2R進出。次の相手は第24シードのパフリュチェンコワ。

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