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Men's Singles - Quarterfinals
錦織圭 [10] defeats Stan Wawrinka (SUI) [3]
3-6 7-5 7-6(7) 6-7(5) 6-4
錦織圭選手が全豪チャンピオンで第3シードのワウリンカにフルセットで勝利。グランドスラムで自身初のベスト4入り!
試合開始直後、錦織くんは4Rのvs ラオニッチ戦同様ゆっくり目の立ち上がり。最初のサービスゲームでブレークを許し、そのまま第1セットはワウリンカ。第2セットは最後ワウリンカのダブルフォルトで錦織くんが取り返してイーブン。ここまでは前の試合と似たような展開。
第3セットは錦織くんが先にブレークに成功して一時5-2とリード。このセットは問題ないかと思いきや、ワウリンカがブレークバック。おや、やはり疲れているのかな?それでもタイブレークはワウリンカの7-6で錦織くんが放ったサイドライン上を真っ直ぐ突っ切るバックのダウン・ザ・ラインは、いかにも錦織くんらしい弾道のショット!その少し前、錦織くんの6-5からワウリンカが決めたショットと同じコースでやり返すところが心憎い。
2-1リードで迎えた第4セット。錦織くんは特にこのセットでの勝負を焦っているようにも見えず、体力を温存してファイナルセットに賭けているのか、それともただ単に疲れているだけなのか判別つかず。ワウリンカもちょこちょこミスをしてくれるが、タイブレークはワウリンカ。
そして迎えたファイナルセット。錦織くんのフルセットの勝率は現在歴代選手1位とは言え、前の試合が終わったのは前日の深夜2時半近くで、今大会はこれが5試合目。ワウリンカがジョコビッチと戦ったここ二年の全豪での試合を知っていれば、ラオニッチのような体力切れはとても期待できない。大体、錦織くんがグランドスラムやデ杯で二試合続けて5セットになったことって今まであったっけ?調べて見たがやはりない。3月のマイアミでフェレール、フェデラーを続けて倒して驚いたのはそんなに遠い昔のことではないが、あれは3セットマッチだ。これは全く未知の領域。
余力をより残しているのは、今大会相手の棄権で不戦勝もあったワウリンカに見えた。錦織くんはブレークポイントをどうにか凌ぐが、ワウリンカのサーブをブレークできない。ファイナルセットもタイブレーク突入かと思われたが、錦織くんの5-4で迎えた第10ゲーム、ゲームセットは案外あっけなく訪れた。勝った……。何かよく分からんけど錦織くんが勝った。
ワウリンカは試合後の記者会見で
「第5セットは二人ともかなり疲れていた。僕は表に出さないよう努めた。僕の方がフレッシュだったと今でも思っているが、彼(錦織くん)は上手く対処した。彼は第5セットで打ってきた。僕がブレークするチャンスはいくつかあった。多分僕はもう少し、多分何か違うことをするべきだったけど、そうしなかった。そういうもの」
と語ったとか。素人考えでは「ジョコビッチと地獄の三丁目までストローク合戦に付き合える人が疲れた?」と意外に思ってしまうが、ということは、錦織くんがワウリンカに精神面でかけていたプレッシャーが相当なものだったということ?その辺の難しいことはよく分からないけれど、体力的に限界かと思われた錦織くんは4時間越えの5セットマッチを二試合連続で勝ち、また一つ壁を越えた。
錦織くんは「決勝に進むまでは喜べない」と語ったそうなので、私も今はあまり喜び過ぎないでおきましょう。でも、最後にこれだけは。初めてのグランドスラム準決勝進出おめでとう!
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Men's Singles - Quarterfinals
Novak Djokovic (SRB) [1] defeats Andy Murray (GBR) [8]
7-6(1) 6-7(1) 6-2 6-4
注目の一戦はジョコビッチがマレーを下し、準決勝で錦織くんと対戦へ。
マレーの腰が早く良くなりますように。
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Women's Singles - Quarterfinals
Ekaterina Makarova (RUS) [17] defeats Victoria Azarenka (BLR) [16]
6-4 6-2
第17シードのマカロワは全米二年連続準優勝のアザレンカをストレートで下し、キャリア初のグランドスラム・ベスト4入り。
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初めてのグランドスラム準決勝進出について、マカロワは
「そうね、まだピンとこないわ。試合の前と同じ気分」
「でも、もちろん勝てたのはうれしい。やっと準々決勝を突破して、今は準決勝。今日は素晴らしかった。厳しい試合だった。私たちは何度も対戦して、彼女が勝ったり私が勝ったりだった。だから難しかった」
過去4回のグランドスラム・ベスト8の時と何か変えたのかどうかについては、
「多分、前は自分が勝てるとはあまり信じてなかった」
「今日の気持ちは全く違ったし、自分が前に進んで準決勝に行く用意は出来ていると信じていた」
MAKAROVA OUTDOES AZARENKA IN QFS
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Women's Singles - Quarterfinals
Serena Williams (USA) [1] defeats Flavia Pennetta (ITA) [11]
6-3 6-2
セリーナはそれぞれのセットで0-3 0-2から6ゲームを連取し、ペネッタにストレート勝ち。
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Women's Doubles - Quarterfinals
クルム伊達公子 (JPN) Barbora Zahlavova Strycova (CZE)
defeats Andrea Hlavackova (CZE) [8] Jie Zheng (CHN) [8]
6-3 4-6 6-3
クルム伊達&ザーラロワ-ストリコワ組は、第8シードのフラバーチコワ&ジェン組をフルセットで下しベスト4進出。
おめでとうございます。
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Men's Doubles - Quarterfinals
Ivan Dodig (CRO) [4] Marcelo Melo (BRA) [4]
defeats Carlos Berlocq (ARG) Leonardo Mayer (ARG)
3-6 6-4 6-2
Men's Doubles - Quarterfinals
Marcel Granollers (ESP) [11] Marc Lopez (ESP) [11]
defeats Alexander Peya (AUT) [2] Bruno Soares (BRA) [2]
7-6(3) 6-4
男子ダブルスのボトムハーフ準決勝は、ドディグ&メロ組とグラノジェルス&マルク・ロペス組の「シングルス実力者&ダブルススペシャリスト」コンビの対決に。
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Mixed Doubles - Semifinals
Sania Mirza (IND) [1] Bruno Soares (BRA) [1]
defeats Yung-Jan Chan (TPE) Ross Hutchins (GBR)
7-5 4-6 [10-7]
Mixed Doubles - Semifinals
Abigail Spears (USA) Santiago Gonzalez (MEX)
defeats Taylor Townsend (USA) Donald Young (USA)
6-3 6-4
ミックスダブルス決勝は、ミルザ&ソアレス組とスピアーズ&サンティアゴ・ゴンザレス組の対戦に。
ドリームカップル、タウンゼント&ヤング組の敗退は残念。下の写真はおそらく準々決勝で勝った時のものですが、思った通りお似合いです。
American duo of Taylor Townsend/Donald Young take court for Mixed Doubles Semifinal on @ESPN3. http://t.co/ioXSnw1PTK pic.twitter.com/s6fwWJH6zm
— ESPNTennis (@ESPNTennis) 2014, 9月 3
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Junior Boys' Doubles - Round 2
Omar Jasika (AUS) [6] 中川直樹 (JPN) [6]
defeats Pedro Iamachkine (PER) Luis Valero (COL)
6-4 6-2
Junior Boys' Doubles - Round 2
Rafael Matos (BRA) Joao Menezes (BRA)
defeats 福田創楽 (JPN) Chan-yeong Oh (KOR) 7-6(13) 7-6(4)
ジュニア男子ダブルスは中川選手が準々決勝進出。
ところで日本の女子勢を最近見かけませんが、どうしたのかな?寂しいです。
こんにちは。
ReplyDeleteワウリンカのQF敗退はさみしいですが、相手が錦織君というのはうれしいです!
(錦織君の勝利もうれしいですし、ワウリンカが日本の注目をあびたことも嬉しいです。笑)
ファイナルセット、ワウリンカは自分のサーブはさくさくキープしてましたが、
いくつもあったブレークポイントをワウリンカが落とした時点で、
これは錦織君の勝利だな…と思いました。
残すところあとわずか、本当に佳境ですがまだまだ楽しみましょう!
ふーみんさん、こんにちは。
Deleteそうですね。二人の勝敗に関しては私も同じ気持ちです。ワウリンカもいいプレーがたくさんありましたね。最後までハラハラし通しでげっそりしましたが、いい試合になって良かったです。
普段のグランドスラムは単純に試合が楽しみなのですが、今回ばかりは・・・・・・。錦織くんが少しでも回復するよう祈るばかりです。