全豪2014 DAY4観戦記 (その2) 錦織 vs ラヨビッチ

11時を過ぎて間もなく錦織、ラヨビッチ両選手が6番コートに登場。

あまりの暑さに、コートに来るだけで汗をかく。試合が少しでも早く終わるといいが。




2Rの相手、錦織くんとは今回が初対戦のセルビアのドゥサン・ラヨビッチは、錦織くんと誕生日が半年違いの23歳で117位。昨年のデ杯決勝で、ティプサレビッチの故障により急遽メンバー入りした出来事が記憶に新しい。今大会は予選を勝ち上がり、キャリア初のグランドスラム本戦入り。









最初の2セットはそれぞれ30分もかからず、ラヨビッチに1ゲームしか与えない理想的な展開。いいぞ！第3セットも是非この調子でお願いします。そんな中、自宅から持参した魔法瓶の水は通常の10倍くらいのペースでなくなっていく。この試合が終わる頃には、二人で4リットルを飲み尽くしてしまいそうだ。




圧倒的劣勢にあっても、ラヨビッチは投げやりになったり諦める様子がない。立派な態度だな。たとえ時間がかかったとしても、結局はこういう人が伸びるのだろう。


……リ、リキナマ家？


第3セットはラヨビッチが先にブレークして5-3とリードしたものの、錦織くんもすぐにブレークバック。タイブレークに。


試合終盤、錦織くんはポイント間にコートの後ろに僅かに出来た日陰に寄っては目を閉じる場面がしばしば見られるようになった。意識が朦朧としかけているようだ。ああ、この暑さの下でプレーするのはさぞかし辛かろうにな。客席に座っているだけでも頭が沸騰しそうなんだから。もう少しだ。頑張れ。


最後は錦織くんのフォアのウィナーが決まってゲームセット。





いつもは錦織くんがコートを去るまで見送るのだが、今日はとてもじゃないが待てそうにない。日陰を求めて早々に退散させてもらうことに。錦織くん、4年連続の全豪3R進出おめでとう！

Men's Singles - Round 2
錦織圭 (JPN) [16] def. Dusan Lajovic (SRB)
6-1 6-1 7-6(3)


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