本戦で最初に観戦する試合には、運良く日陰の席を見つけられたこともあり、マーガレット・コート・アリーナのヴィーナス・ウィリアムズ vs エカテリーナ・マカロワの試合を選んだ。
試合開始予定時刻の11時を迎える頃、マーガレット・コート・アリーナは座っているだけで汗が流れる日向の席も埋まり満員御礼。
新設の屋根は今年10月完成予定。屋根が付くことで、来年からマーガレット・コート・アリーナの入場にはロッド・レーバー、ハイセンス両アリーナのように別料金が設定されるのではないかと危惧している。
お待ちかねのヴィーナス登場に湧き立つ観客。
第22シードのマカロワも、全豪では直近の2年連続でベスト8と好相性。いい試合になりそうだ。
練習も終わり、いよいよ試合開始!
……と思いきや、ヴィーナスがいきなり退場。
3分後、悠然と戻ってきたヴィーナス。今度こそ試合開始。
全豪は14回目の出場のヴィーナス。かつてのNo.1も33歳となりランクも37位だが、年始のオークランドは準優勝と好調なスタート。そのスターオーラは衰えを知らず、鮮やかなウィナーで度々観客を魅了する。第1セットは6-2でヴィーナス。第2セットもあと1ポイントで5-4とリードできるところだったものの取りきれず失速しセットオール。
ヴィーナスにウィナーを決められながらも粘るマカロワ。何度も引き離されそうになっては堪える。懐かしの『Macarena (邦題:『恋のマカレナ』)』の替え歌で応援する人も。
年のせいか勢いが長続きしないヴィーナス。ファイナルセットも一時3-0とリードしたものの……
2時間29分の熱戦を制したのはマカロワ。ウィナーはマカロワの21本に対し、ヴィーナスは50本。トータルポイントでもマカロワの97に対しヴィーナスは103だったが、アンフォースドエラーはマカロワの26に対し、ヴィーナスは56。ヴィーナスが初戦で姿を消すのは残念だが、まだまだ元気なプレーを見せてほしいもの。
Women's Singles - Round 1
Ekaterina Makarova (RUS) [22] def. Venus Williams (USA)
2-6 6-4 6-4
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