Saturday, 11 January 2014

全豪2014 予選DAY1観戦記 (その5) カプデビル vs サビル

ショーコート3が盛り上がっているので立ち寄ってみると、カプデビルとサビルの試合がファイナルセットの8-9。
P1080060予選のファイナルセットはタイブレークがなく、どちらかが2ゲームアップするまで続く。試合時間は2時間40分を超え、両者とも既にヘロヘロ。お互い力のないボールをひたすら返すだけなのだが、賑やかなことで有名なチリ人応援団と地元オージーの各応援団はそれぞれ盛り上がっている。


Paul Capdeville

声の大きさに比例しないヨロヨロのボールをひたすら返すカプデビル。カプデビルと言えば、3年前の予選2Rでも、ジョセリン・ウィアンナとのファイナルセット15-13の死闘を繰り広げていたのが印象的。その試合はウィアンナが勝ったが、次の日予選決勝でウィアンナを見かけた時は全く動けておらず、コートで自嘲気味に笑っていた。前日の事情を知らない人が見たら、ろくに走りもせずに笑うなんて頭がおかしくなったのかと思ったかもしれない。


Luke Saville

サビルは時々交互に足を掴んで太ももの前側を伸ばしている。痙攣を起こしかけているらしい。しかし、最後の力を振り絞るサビル。こんなに頑張っているサビルくんを見るのは昨年の全豪1R、vs 添田戦以来だ。

第19ゲームでついにカプデビルが先にブレークに成功。

「チ!チ!チ! レ!レ!レ! ビ!バ!チ!レ! ワーーー」

定番のコールがショーコート3に響く。


P1080065

試合開始からちょうど3時間経過した時ゲームセット。来月20歳の誕生日を迎える元世界ジュニアNo.1のサビルくんは現在396位。年齢的には悪くない立ち位置ではあるものの、オーストラリアの同世代以下の躍進が著しい今、やや存在感が薄くなりかけ?


Men's Qualifying Singles - Round 1
Paul Capdeville (CHI) [29] def. Luke Saville (AUS)
6-7(7) 6-0 11-9

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