Sunday, 29 December 2013

ホップマン・カップ2014 DAY1 ポーランド vs イタリア、オーストラリア vs カナダTV観戦記

年の瀬も押し迫った今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。オーストラリアでは28日にパースでホップマン・カップが開幕。一足お先に新年気分です。

以下は初日のテレビ中継を見た感想など。

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ポーランド[1] 3-0 イタリア[6]

Women's Singles
Agnieszka Radwanska (POL) def. Flavia Pennetta (ITA)
6-2 6-2


クリスマスを自宅で過ごしたというラドワンスカは、金曜の夜にパースに到着。3時間眠っただけでシーズン初戦を迎えたとか。

一方、熱中症になりかけのような顔色だったペネッタ。この日のパースは30度。冬の北半球から着いたばかりではややきつかったかも?

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Men’s Singles
Grzegorz Panfil (POL) def. Andreas Seppi (ITA)
6-4 2-2 Ret.


ポール・マクナミー氏がトーナメント・ディレクターを務めていた一昨年までのホップマン・カップは、有名選手の中に将来有望な若手や、ランクは低いけれどプレーやキャラクターに光るものがある選手もバランスよく混ざっていて、私はこれを「誰これ枠」と呼んで新しい選手との出会いを毎年楽しみにしていたものでした。個人的にはローラ・ロブソン、フレデリック・ニールセン、ルーベン・ベメルマンス等はこの大会の中継を通じて初めて知り、好感を持った選手。ところが、大会の開催権がテニス・オーストラリアに移った昨年は、当たり前にトップ選手を揃えた新鮮味がまるでない人選。集客のためには既に大勢が知っている選手を集める方が無難なことは理解できますが……今ひとつ物足りない。

今年も最初に発表されたメンバーは、昨年と同様有名どころばかり。ところが、ポーランドの男子代表イェジ・ヤノヴィッツが故障で欠場となり、彼の代理に指名されたのは288位のグジェゴシ・パンフィル。パンフィルって誰?見たことも聞いたこともない。来たよ、ホップマン・カップに久々のニューフェイスが!!

Grzegorz Panfil 「誰これ枠」の選手は大抵大きな会場で大勢の観客を前にプレーした経験は皆無で、初めのうちは気後れして本来のプレーがなかなかできないことも。それでも雰囲気に慣れてくるにつれいい動きを見せ始めて、まだまだクリスマス気分から抜けきらないトッププレーヤーを慌てさせる展開になったりするのが一興なのですが、パンフィルは試合開始直後からアクセル全開。立ち上がり流し気味のセッピをパワーで圧倒して第1セットを先取。おお、これは期待以上の出来!

第2セットから本気を出すのかと思われたセッピは、2-2となったところで体調不良を訴えてリタイア。セッピは「次の試合まで二日あるので、それまでに体調を回復したい」との事。

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Mixed Doubles
Agnieszka Radwanska/Grzegorz Panfil (POL)
def. Flavia Pennetta (ITA)/Oliver Anderson(AUS)
6-2 6-1


ミックスダブルスは公式にはポーランドの不戦勝扱いとなったものの、セッピに代わってオーストラリアのジュニア、15歳のオリバー・アンダーソンくんが出場。若い男の子と組んでうれしかったのか、コートに現れた時からやたら上機嫌のペネッタが印象的でした。

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オーストラリア[7] 1-2 カナダ[4]

Men’s Singles
Milos Raonic (CAN) def. Bernard Tomic (AUS)
7-6 6-1


第1セットをタイブレークで落とすと、トミッチは第2セット以降やる気の感じられないプレーで一方的な展開に。

ラオニッチはさすがの安定感。本来の実力的には似たような感じの二人なのに、ランクの上では明らかな差がついている今、内心『こっちがオーストラリアの子なら良かったのに』と思っていたお客さんも少なくなかったかも?来週のシドニーは昨年ツアー初優勝を果たした記念すべき大会。トミッチには何とかそれまでに調子を取り戻してほしいもの。

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Women’s Singles
Eugenie Bouchard (CAN) def. Samantha Stosur (AUS)
4-6 6-2 6-3


新コーチにアンディー・マレーの元コーチであるマイルズ・マクラガン氏を迎えて初めての試合となったストーサーは、ファーストサーブで回転をかけて確率重視に切り替えてきた印象ですが、そんなことより黒縁メガネが不細工すぎてショックです!これからずっとこのメガネだったらどうしよう。それだけはやめてー!

ブシャールはショットのプレースメントが冴えていました。今年もさらなる躍進が期待できそうです。こちらはビーチを歩く彼女のビデオ。マイナス20度のカナダから来て体がショックを受けている、との事。



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Mixed Doubles
Samantha Stosur/Bernard Tomic (AUS)
def. Eugenie Bouchard/Milos Raonic (CAN)
6-2 6-4


オージーペアはダブルスで一矢報いたかたちに。次のイタリア戦こそはシングルスでの勝利を期待したい!

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