Monday, 8 July 2013

ウィンブルドン2013 DAY12でひとりごと

DAY 12 SATURDAY 6 JULY (DAY12の全ての結果はこちらで)

DAY12のハイライト。



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LADIES' SINGLES - FINAL
Marion Bartoli (FRA) [15] def. Sabine Lisicki (GER) [23]
6-1 6-4

 
CropperCapture[176]女子シングルス決勝は第15シードのマリオン・バルトリが第23シードのサビーネ・リシキをストレートで下し、二度目の挑戦でグランドスラム初優勝



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バルトリの試合後の記者会見より。

(決勝の終盤について)「自分のゲームに集中して冷静を保つよう努めた。たとえ第2セットを5-1とリードしていて、彼女のサーブで15-40で、それを締めることができなかったとしても。サビーネはとてもいいプレーをし始めて5-4に戻した。私は何としてももう一度自分のサーブをキープしなければならないと思った。そして、ウィンブルドン優勝をエースで締めた。ラインからチョークを飛ぶのが見えた。その、私はそれをスローモーションで見たようだった。ボールが着地して、チョークが飛んで、エースだった。そして、ウィンブルドンで優勝した。素晴らしかった」

あの瞬間の私の気持ちを表す言葉はない。自分がウィンブルドンで優勝したなんて信じられなかった。実感し始めるには写真を見たり、もう一度試合のDVDを見ないと」

(この勝利が人生を変えると思う?)「人間としての私を変えることはない。私はいつも変わらないから。とても控え目、とても穏やかでのんきで地に足がついている。でも、『ウィンブルドン・チャンピオン』と呼ばれるのはいい響き!私の夢だった。どうしても欲しかった。私はいつも自分のキャリアの目標はグランドスラム優勝だと話していた」

「思い切って夢を見た。夢を見続けた。勇気を失わなかった。一生懸命やり続けて、実現したの」

(両サイドのダブルハンド、ベースラインの中でとるリターン等、彼女独特のプレーについて)「そうね、違っているということはいつも、私のパーソナリティーの一部だった。ただその他大勢の一人でいるのは、退屈って感じ。少し違っていること、誰もしていない事する事を喜んで選んだ」

「何か違う事ができたりコートの中でプレーする、自分のプレーのそういうところが大好き。今日の私は待つことができたのがスマートだったと思う。それでサビーネのサーブに反応するための0.5秒くらいかの時間を得ることができた。時には適応もしないといけないから。でも、私は他の子みんなと同じようになったり、他の人と全く同じ事をしたいと思ったことはない」

(プレーヤーズ・ボックスでお父さんを抱きしめたことについて)「正直言って、素晴らしい気分だった。まだ自分がウィンブルドンで優勝したなんて信じられない。自分がウィンブルドン・チャンピオンだとは信じられない。ただ圧倒的。本当に実感できるものかどうかも分からない。5、6歳でテニスを始めたテニスプレーヤーを別としてね。プロになると決めた人なら、夢はグランドスラムで優勝すること。その事を毎日夢見る。毎日その事を考える。だから、それが実現したら、何百万時間も夢見ていたことが達成したような気分。痛みに耐えて、涙や落ち込んだ日々を乗り越えて、それが実際に起きたの」

「相手と握手をするまでの5秒か10秒は、ほとんど地球の上を歩いている気すらしない。空を飛んでいる。どんな気分だったか形容するのは本当に難しい。だから、この瞬間を父をシェアすることは――私はプレーヤーズ・ボックスにいる父を見ていたんだけど――父は私を応援してくれていた。試合のほとんどの間電話中だった。私は何が起きていたのか分からなかったけど、父はすっかりリラックスしていた。完璧な一日だった。天気が良くて、美しかった。ウィンブルドンのセンターコート。満員のお客さん。試合は2セットで勝った。大会通して1セットも落とさなかった」

「自分の描く完璧な夢ですらそんな夢は見なかった。完璧以上だった」

(自分のキャリアでまだできると思うこと)「全く思いつかないけど、グランドスラム優勝一回は私にとってはかなり上等。ウィンブルドン・チャンプ――もう一度優勝できなかったとしても、私はとても誇りに思う。でも、もちろんもっと優勝するために最大限努力するつもり。今一つ獲って、もっと獲れると確かに信じている。ただこの優勝を楽しみたい。自分が本当に2013年のウィンブルドン・チャンピオンだなんて信じられないから。だから、実感するまでにはもう2、3日かかる。そして実感したら、多分全米の事と、そこで頑張ることを考える」

Quotable Quotes: Marion After The Final

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敗れたリシキのコメント。

(緊張について)「自分でちょっと驚いた。今朝は大丈夫だったから。でも、毎日出会うタイプの状況じゃなかった。私にとってはすっかり新しい何か。でも、学んでそこから多くのものを得るわ。今までそうしてきたし。経験はいつも私を助けてくれる。ここで初めて準々決勝に残った時、初めて準決勝に残った時、そして今回初めて決勝に残った。私はいつもここの経験から学んできたし、次回もう一段上に行くための助けになるといいと思う」

(最も感情に入り込んで来たのはどんな時?)「全てが一斉だったと思う。コートへ向かって歩くのが違う、花を持って歩く。一緒に歩く。全てが少しずつ違う。ここには2週間いる。感情と雰囲気が違ってくる。でも、私にとっては素晴らしい大会だった。自分のベストのテニスができた。私は去年の優勝者と準優勝者に勝たなければならなかった。だからかなり大きい。この事はいいプレー、もっと向上していくのに役立つわ。この大会は間違いなく私をより良いプレーヤーにした。」

(観客について)「大いに助けてくれたと思う。立ち上がって拍手して、私を挽回させようとしてくれた時、彼らは私が試合に戻り全ての事にトライするエネルギーを与えてくれた。でも、この2週間でたくさん試合をして、へとへとに疲れているのも確か。今日はマリオンの方がフレッシュだったと思う」

(第2セット終盤の盛り返しについて)「プレッシャーのことは考えていなかった。もう一度楽しもうとしていた。この2週間してきたように。自分を楽しませようとした。それは私が好きなことだから。それでもまだ私が一番好きなコートだから。『全部のポイントで頑張るのよ』と思った。そして、私は全部のポイントで本当に戦った」

(バルトリについて)「私たちはいい友人。知り合ってしばらく経つ。これまで厳しい試合もいくつかあった。彼女と対戦したのは良かった。彼女は勝利に値する。ツアーに長くいる。彼女のためにうれしく思う。もちろん私はがっかりしているけど、彼女のためにはうれしいし、私もいつかもっと先へ行けるチャンスを掴めたらいいと思う」

(素晴らしい成績を残したウィンブルドンの後、残りのシーズンについて)「たくさん大会に出るのを楽しみにしている。自分が健康なのがとてもうれしい。以前は苦労もあった。でも、今年は健康でいられたのでずっとずっと良くなっていて、ずっと安定している。その事は大いに助けになっている。フィジオとより頻繁に行動を共にできるのも助けになるわ」

(バルトリのようにまた戻ってきて優勝できると思う?)「ええ、まだ信じてるわ。大会の始めから何だって起こり得ると信じていた。自分は大会毎、ツアーで年を重ねる毎に良くなっている。その事が将来私を助けてくれる。もう話したように、私は経験から多くを学んできた。本当に。ここで過去経験した準々決勝と準決勝から多くを学んだし、今回は一段上に進んだ」

(この2週間で最も素晴らしかった瞬間と辛かった瞬間は?)「そうね、一番辛かったのは今日。一番幸せだったのは、そうね、二つあった。セリーナに勝ったことは当然。彼女は一年中ほとんど負けないから。みんなが彼女を倒すのは不可能だと話していた。特にここ、ウィンブルドンの芝の上では。だから勝てたことや、試合の進み方、ラリー、質の高いテニスだった。私に喜びと自信を大いに与えてくれたのは確か」

「でも、昨年決勝に残ったラドワンスカに勝ったことももちろん。起きた事全部ね」

Quotable Quotes: Sabine After The Final

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今大会直前に再び別れる事を決めたバルトリと父ウォルターさん。二人と仏テニス連盟の間に長年どのような経緯があったのか知る由もありませんが、すぐさまウィンブルドン優勝というこの上ない成果。ボックスでお父さんを始めとしてコーチのアメリー・モーレスモや大勢のチームメンバーから祝福される姿は、やはりいい光景でした。マリオンは大勢の人に愛されるにふさわしい。これで良かったんだ。最高の親孝行ができたな!

一方、初めてのグランドスラム決勝とあってか、それまでのような攻撃的なプレーがすっかり鳴りを潜めたリシキ。途中、自分のふがいないプレーにとうとう涙も?どうしたリシキ!一昨年の3Rで美咲ちゃんと対戦時、「何じゃこの女!?」と見ているこちらを不快にさせたほどの傲岸不遜な態度を今こそ見せてみろ!応援(?)していたのですが、今回は残念でした。

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GENTLEMEN'S DOUBLES - FINAL
Bob Bryan (USA) [1] / Mike Bryan (USA) [1]
def. Ivan Dodig (CRO) [12] / Marcelo Melo (BRA) [12]
3-6 6-3 6-4 6-4


男子ダブルスは第1シードのブライアン兄弟が第12シードのドディグ&メロ組に1セットダウンからの逆転勝ち。グランドスラム4大会連続で優勝。

兄弟は昨年のロンドン五輪も金メダル。これを含めて「ゴールデン・ブライアン・スラム」と呼ぶとか呼ばないとか。

Bob, Mike wrap up the 'Bryans Slam' at Wimbledon

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LADIES' DOUBLES - FINAL
Su-Wei Hsieh (TPE) [8] / Shuai Peng (CHN) [8]
def. Ashleigh Barty (AUS) [12] / Casey Dellacqua (AUS) [12]
7-6(1) 6-1


女子ダブルス決勝は第8シードのスーウェイ&シューアイ組が第12シードのバーティー&デラクア組をストレートで下し、グランドスラム初優勝。スーウェイは台湾人としても初めてのグランドスラム・チャンピオンに。バーティー&デラクア組は全豪に続いて準優勝。

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GIRLS' SINGLES - FINAL
Belinda Bencic (SUI) [1] def. Taylor Townsend (USA) [5]
4-6 6-1 6-4


ジュニア女子シングルス決勝は第1シードのベリンダ・ベンチッチが第5シードのテイラー・タウンゼントに1セットダウンからの逆転勝ち。



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WHEELCHAIR GENTLEMEN'S DOUBLES
Stephane Houdet (FRA) [1] / 国枝慎吾 (JPN) [1]
def. Gordon Reid (GBR) / Maikel Scheffers (NED)
6-3 6-3


車いすの国枝慎吾選手はウデと組んで第1シード。リード&シェファーズ組にストレート勝ちで決勝進出。








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