Saturday, 6 July 2013

ウィンブルドン2013 DAY10でひとりごと

DAY 10 THURSDAY 4 JULY (DAY10の全ての結果はこちらで)

DAY10のハイライト。



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LADIES' SINGLES - SEMI-FINALS
Marion Bartoli (FRA) [15] def. Kirsten Flipkens (BEL) [20]
6-1 6-2

 

CropperCapture[174]女子シングルス準決勝第1試合。第15シードのバルトリは第20シードのフリプケンスに3ゲームしか与えず、07年ウィンブルドン以来キャリア2回目のグランドスラム決勝進出。



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バルトリの金曜の記者会見より。

(以前ここで決勝を戦ったことが助けになる?)「ええ、試合が終わってからじゃないと分からないけど、もちろん過去の経験、特に同じコート同じ舞台なのは全て助けになる。でも、決勝はいつもどちらに転んでも全くおかしくないと思うし、勝つチャンスを掴みたければ私は完璧な試合をプレーしなくてはならないことも知っている」

「試合の前に何が有利かどうかについて話すのは難しい。初めて決勝に出た時よりはストレスが少ないのは確か。だから、その事が助けになれば良いと思う。でも、サビーネはここまで素晴らしいテニスをしてきている。彼女は明日、私には手に負えない状態かもしれない。だから、自分の心を落ち着かせることが大切で、それから彼女のプレーのレベルに対処しなければならない。もちろん、それもとても難しいこと」
「コートに全て置いて、立ち去る時に何も後悔したくないだけ」

(自分とリシキのプレースタイルの違いについて)「言葉で表すのは難しい。私たちは二人ともボールをかなり強く、かなりフラットに叩く。サビーネのサーブは明らかに私より速い。特にファーストは。私はボールを少し早めに捕らえにいくかも。でも、同じ部分もある。ベースラインからいくらかフラットに打ってウィナーを取ろうとする。そういう点では似ている」

(試合の鍵は?)「たくさんある。まず最初にメンタルの戦い、そして当日どちらが自分の最高のプレーを引き出せるか。そして、グランドスラムの決勝はいつも、些細な事が重要になる。多分一つ、二つのポイントが違いを生み出す。多分より貪欲で、よりいいプレーをした方。レベルに関してはお互い僅差にあると、私は信じている」

(今年の初めに、2013年の目標はグランドスラムの優勝と語ったことについて)「その年の目標を立てる時は、出来るだけ高い目標を設定しようとするのは当然。もちろん、私にとってグランドスラムの優勝は夢のようなもの。もしその事について真っ正直になれば、私の目標はもう一度グランドスラムの決勝に出ることだった。でも、もう決勝には来れたから、ただ負けたくない」

(決勝当日朝のルーティーンは?)「今まで聴いてきたのと同じ音楽を聴く。いい気分になれるから、それを続ける。いつもと同じルーティーンをこなして、コートに出る前に体を暖める。それから30分のヒッティング。また昼寝が必要なら、試合の前にする。そうしない場合は、決勝の前はウォームアップに留めてコートに出る」

(ここで彼女をサポートしている人について)「たくさんの友人。昨日からたくさんのメールをもらった。この厳しい道を通ってくる途中、素晴らしい人々に会って、彼らが私に付いてくれていることを嬉しく思う。私が辛い時、彼らはここにいてくれた。明日、彼らと一緒に時間を共有することは素晴らしいことになる」

(父ウォルターさんは来る?)「ええ、決勝には来るわ。心配しないで」

(モーレスモについて)「コートの外でのストレスやエネルギーと付き合い方で、彼女は助けてくれる。私は時々長時間集中し過ぎてエネルギーを失い過ぎる。特に試合の前によく。コートに立った時点で、既に疲れていた。だからオフコートではクールダウンして、楽しい時間を過ごして、面白い事をして、一日中とかそういうんじゃなくて、コートに出る15分か20分位前に本当に集中するよう彼女は助けてくれる」

(自分がグランドスラム決勝に戻ることは必然だったと感じる?)「自分はそうなるにふさわしいと思った。私はハードワークと意志の力を心から信じている。私はそれを一日一日積み重ねてきた。コートの外で辛いことがあっても毎日練習して、何が起きていてもハードに練習した。そして、毎日自分がテニスプレーヤーであること、自分を最も求めていることは試合に勝つことなのだと思い出した。そういう姿勢はいくつかの点で報われるべきだと思う」
「もちろん今年はそれが叶った」

(07年の決勝進出より今回の方がうれしい?)「そうでもない。楽しむことが出来るのは、全てが終わって家に帰って、リラックスして、全てのプレッシャーから解き放たれてこの2週間を振り返る時。今のところはこの大会に集中している」
「正直、『素晴らしいわ。私はウィンブルドンの決勝に残ったのよ』と言える状態じゃない。私は二度目のグランドスラム決勝をプレーするところ。全くそういう気分じゃない。ただもう一度戦いたいの」

Quotable Quotes: Marion Before The Final 

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右膝を痛めていたフリプケンス

「彼女(バルトリ)は素晴らしい試合をプレーした」
「私はスライスを打った。彼女は問題にしなかった。ドロップショットを試した。彼女は拾った。パッシングを打った。彼女はネットに出てきた。ロブを打ってみた。実際全部試した。100%を出そうとしたけど、上手く行かなかった」
 「彼女は私にプレーさせなかった」

「私のここ数試合を見た人なら、私がネットでたくさんポイントを取っていたのを知っているはず。だから、チャンスの時はいつでも前に出ようとしたけど、彼女は素晴らしいロブを打った。私は背が低すぎて、彼女にとってはいい解決法があった。もちろん芝でネットに出る時は、出来るだけネットに近づかなくてはならない。私はとてもいいボレーを打てるけど、彼女はそれをもう知っていたと思う」

「ここのジュニアで優勝してから10年経って、これからの人生でこの思い出を持てることは素晴らしい」
「何が言いたいかというと、キャリアが始まる前にこういう出来事が起こると知らされていたとしても、私は何の不満もなかったと思うわ」

2013 Wimbledon Championships Website - Official Site by IBM - No fairytale ending for Kirsten Flipkens

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LADIES' SINGLES - SEMI-FINALS
Sabine Lisicki (GER) [23] def. Agnieszka Radwanska (POL) [4]
6-4 2-6 9-7

 
第2試合は第23シードのリシキが第4シードのラドワンスカにファイナルセット9-7で勝利。自身初めてのグランドスラム決勝進出。



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リシキの試合後の記者会見より。

「彼女(ラドワンスカ)は第2セットでいいプレーをした。いいポイントがいくつかあったし、私はエラーが多過ぎた」
「でも、私は集中とプレーを取り戻して、それが大きかった」
 「私はセリーナとの試合でも第3セットで0-3で負けていて、両方の試合でカムバックできた。ええ、今回は(5-4からの)最初のサービスゲームでは決められなかったけど、彼女のプレーは素晴らしかった。もっと違うやり方は私にはできなかった。でも、ただ喰らい付いて一つ一つのポイントをプレーしたし、次の(8-7からの)チャンスでサーブをキープできたことはハッピー」
「自分がした事がまだ実感できない。大会に来た時、私は何でも起こり得ると話した。それが私が信じていたこと。今もそう。でも、コートに出て一つ一つの試合を勝って、それが私がしてきた事。だから、土曜が本当に楽しみ」
「私の初めてのグランドスラム決勝をプレーするのに、これ以上の場所はない」

(ドイツ人としては、99年のシュテフィ・グラフ以来となるグランドスラム決勝進出について)「残念ながらその試合の事は覚えていないけど、試合の前彼女(グラフ)が応援のメッセージをくれた。『頑張って』と。私はただうれしかった。私は全てのポイントで戦った。全身全霊で戦った」

Lisicki Edges Radwanska In Epic Semi

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敗れたラドワンスカ。

(質の高い試合になったことは慰めになる?)「そうでもない。酷いプレーをしたとしても、負けるより勝ちたかった。確かにいい試合だったけど、私にはチャンスがたくさんあったのに、いくつかイージーミスをした。それが命取りになった」

(試合のターニング・ポイントは?)「そうね、第3セットで私が1ブレークアップだった。でも、たった一つ。それに彼女のサーブはとても良かった。そういう意味では1ブレークは大きかったとも言える。でも、別の意味ではそれほどでもない。話したように、私にはチャンスがたくさんあった。でも、彼女は160km/hのセカンドサーブを打って、それが試合の流れを変えた

(今大会で記憶すること)「たくさんのテニス。たくさんのフルセット。たくさん走ったこと」

(いくつかの長い試合の後で、準決勝では疲れていた?)「私はいいプレーをしようとしたけど、あまり素速く動けていなかったと思う。体のあちこちが痛む。二日後にもう一度試合ができていたら、必ず違った試合になったと思う」

(第一週にトッププレーヤーが大勢消えたことについて)「そうね、言葉で表すのは難しいけど、それでも自分の試合は勝たなくてはならないから。たとえ誰かがセリーナに勝っても、自分は自分の試合を勝たなくてはならない。でも、一方では少しは楽になったのは確か。セリーナがベストのプレーをしたら本当に厳しい。特に芝では。それに大会前は、準決勝や決勝にこういう名前が残ることを予想した人は誰もいなかったのは確か」

(どうしてがっかりしているの?)「ここまで、準決勝まで来て、セリーナ、マリア、ヴィカがいなくて、他の子もいいプレーはしているけど、ちょっと状況が違う。もちろんがっかりしている」

(次は?)「数日休みをとる。それからコートに戻って、ハードコートで練習する」

Quotable Quotes: The Semifinalists

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今大会の対戦相手を見る限り、セリーナ、ラドワンスカとトップ4のうち二人を倒しているリシキの方がチャンピオンにはふさわしい、ラドワンスカ戦終盤の気迫溢れるプレーも素晴らしかったと感じる一方、心情的にはバルトリの初優勝を願わずにいられません。リシキが優勝したら、錦織くんも担当しているIMGのオリバーさんが喜ぶので、それだけはいいかな。

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GENTLEMEN'S DOUBLES - SEMI-FINALS
Bob Bryan (USA) [1] / Mike Bryan (USA) [1]
def. Rohan Bopanna (IND) [14] / Edouard Roger-Vasselin (FRA) [14]
6-7(4) 6-4 6-3 5-7 6-3

 
第1シードのブライアン兄弟が第14シードのボパンナ&ロジェ-バセランをフルセットで下し、グランドスラム4大会連続の決勝進出。



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GENTLEMEN'S DOUBLES - SEMI-FINALS
Ivan Dodig (CRO) [12] / Marcelo Melo (BRA) [12]
def. Leander Paes (IND) [4] / Radek Stepanek (CZE) [4]
3-6 6-4 6-1 3-6 6-3


第12シードのドディグ&メロ組が第4シードのパエス&ステパネック組にフルセットで下し、キャリア初のグランドスラム決勝進出。メロはブラジル人としても初のグランドスラム決勝に進出した選手に。二人は昨年のメンフィスでも決勝に残り、その際は準優勝。



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BOYS' DOUBLES - SECOND ROUND
西岡良仁 (JPN) [5] / Jorge Brian Panta (PER) [5]
def. Maxime Janvier (FRA) / Kamil Majchrzak (POL)
7-6(2) 7-6(3)


GIRLS' DOUBLES - SECOND ROUND E
lise Mertens (BEL) [3] / Ipek Soylu (TUR) [3]
def. Jamie Loeb (USA) / 奥野彩加 (JPN)
6-2 6-1


ジュニア。男子の西岡良仁選手は3Rへ(画像はこちらにたくさん)。女子の奥野彩加選手は2R敗退。

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BOYS' DOUBLES - SECOND ROUND
Thanasi Kokkinakis (AUS) / Nick Kyrgios (AUS)
def. Hugo Di Feo (CAN) / Mazen Osama (EGY)
6-2 6-3


ショップで買ったのか、お揃いのヘアバンド姿の今年の全豪ジュニア決勝進出ペア。

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