24日、米テネシー州で開催のATP500メンフィス決勝で第5シードの錦織圭選手がフェリシアーノ・ロペスと対戦、6-2 6-2で下しツアー3回目の優勝を果たしました。
決勝のハイライトはこちら。
ギター型のトロフィーは、メンフィスがギターのトップブランド、ギブソンの生まれた地であることに拠るものだとか。錦織くんが優勝しなければ、そんな事実を知ることはありませんでした。
試合後、錦織くんの投げた鉢巻を巡り子供たちの壮絶な戦いも。
日の丸がよく似合うよ。
ダンテコーチ、いつもありがとう。
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さて、今大会の錦織くんの勝ち上がりを振り返ってみると
1R vs イリヤ・マルチェンコ[Q] 6-4 7-5
2R vs ドナルド・ヤング[Q] 6-3 6-3
QF vs マリン・チリッチ[1] 6-4 6-2
SF vs マリンコ・マトセビッチ 6-4 ret.
F vs フェリシアーノ・ロペス 6-2 6-3
と全てストレート勝ち。最大の山場と見られた準々決勝のチリッチ戦は、エース12本を決められながら錦織くんがストロークで圧倒し1時間12分で終了。決勝のF-Lo戦はセカンドサーブのポイント獲得率が錦織くんの80%に対しF-Loは15%と、F-Loはファーストサーブが入らなければほぼ絶望状態。錦織くんは各セットで二度ブレークに成功し、こちらも危機らしい危機はなく1時間7分で終了。良い意味でカタルシスがなかったというか、このメンバーで錦織くんの状態さえ良ければもはや錦織くんが優勝して当然というか、そんな雰囲気すら漂っていました。
初めて知ったことには、今大会の会場となったラケットクラブ・オブ・メンフィスは、男女共催の大会を行う世界でただ一つのプライベートクラブなのだとか。
1976年に男子だけの大会としてスタート。歴代チャンピオンにはボルグ、コナーズ、マッケンロー、エドバーグ、レンドル、アガシ、クーリエ、サンプラス、ロディックらNo.1経験者がぞろぞろ。
ジャジャーン!!そんな由緒あるメンフィスの歴史にその名を連ねた錦織くん。今週付けのランクは6位アップでの16位に。おめでとう、錦織くん!!今週は思い出深いツアー初優勝の地、デルレイビーチに出場。
History :: U.S. National Indoor Tennis Championships
Tennis Magazine (テニスマガジン) 2013年 04月号 [雑誌]
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