オーストラリアのジュニアがファイナルセット8-7のデスマッチをしていると知り、結末を見届けるためショーコート3へ移動。
先日ヒッティング・パートナーとして控えていたホップマン・カップで、膝の故障で欠場することになったイズナーの代役としてヴェルダスコと対戦。一躍世間の注目を集めたオーストラリアの16歳、タナシ・コッキナキス。
相手は元全米大学チャンピオン、175位のスティーブ・ジョンソン。昨年の全米では3Rに進出している強敵。
試合は完全に膠着していて、二人とも自分のキープだけに専念している。しかし、ここまで食い下がるとはコッキナキスは大したものだ。ホップマン・カップで代役に選ばれた時は正直、
「何でコッキナキス?どうせジュニアなら、ここはむしろキルギオスを出すべきじゃないの?この子は金持ちか有力者の息子か何かなわけ?」
等とあまりいい印象を抱いていなかったけれど、すまんかった。コッキナキスが相当な根性の持ち主であることを今となっては認めなければならない。
コッキナキスの14-13となったところで、コッキナキスがメディカル・タイムアウトを要求。先ほどから足を伸ばす仕草が増えてきた。痙攣か。
試合時間はファイナルセットだけで2時間を超え、最後は力尽きてしまったが、まだキャリアは始まったばかり。願わくは、オフコートの話題の方が豊富な誰かさんのようになりませんように。
Men's Qualifying Singles - 1st Round
Steve Johnson (USA) def. Thanasi Kokkinakis (AUS)
6-4 6-7(5) 17-15
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