Tuesday, 29 January 2013

全豪2013観戦記 DAY2 (その3) プチンツェワ vs マクヘイル

6番コートの第1試合は、クルム伊達公子選手が第12シードのナディア・ペトロワを下す金星。続く第2試合では添田豪選手が地元オーストラリアの18歳、ルーク・サヴィルと対戦する。気になるが、6番コートの観客席は相変わらず満員。仕方がないので、その次に気になっていたユリア・プチンツェワとクリスティーナ・マクヘイルの試合へ。

P106010318歳になったばかりのプチンツェワは現在101位で、今回がグランドスラム本戦初出場。セリーナ・ウィリアムズのコーチ兼恋人としてすっかり有名になったパトリック・ムラトグルー氏のアカデミーの選手で、ダリア・ガブリロワ、ナオミ・ブローディーら他の女子選手と共にあのマルチナ・ヒンギスからコーチを受けているとか。そんな訳で、この試合にもヒンギスの姿が(観客席前列右端のサンバイザーの女性)。仏ユーロスポーツのドキュメンタリーによると、好きなプレーヤーはラファエル・ナダルとの事。


P1060118プチンツェワはやたらテンションが高く、ポイントを取る度に

「カモン!!」
「ダバイ!!」
「レッツゴー!!」
「バモス!」

などと気合を入れまくる。いよいよ盛り上がるとこれらを一気に言う。2年前に15歳のイリーナ・クロマチェワを初めて見た時もこんな感じだったっけな。今年のクロマチェワは右ふくらはぎを痛めていたようでもう一つ元気がなく、予選1Rでの敗退となった。

P106011042位のクリスティーナ・マクヘイル。第1セットはプチンツェワの強打に押され気味で、あれよあれよの間にプチンツェワが6-1で1セットアップ。

そうこうしているうちに、6番コートは第2セットを添田選手が奪い返してセットオールになりそうな雰囲気。これは大幅な観客の移動が見込めそうだ。席を立つことに。

マクヘイルは第2セットを取り返したが、プチンツェワがグランドスラム本戦初勝利を挙げた。こちらはマッチポイントの模様。プチンツェワのテンションの高さの一端が伝われば。




Women's Singles - 1st Round
Yulia Putintseva (KAZ) def. Christina McHale (USA)
6-1 6-7(0) 6-2

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