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Women's Singles – Semifinals
Victoria Azarenka (BLR)[1] def. Maria Sharapova (RUS)[3]
3-6 6-2 6-4
第1シードのアザレンカが第3シードのシャラポワをフルセットで下し、優勝した今年の全豪に続き2回目のグランドスラム決勝進出。
Azarenka ve Sharapova'nın düellosu by EurosportTurkiye
試合後の記者会見で「試合をひっくり返さないと思ってた?」との質問にアザレンカは、
「第1セットの終わり頃から少しづつ良くなってきて、きっかけを掴んで試合に入り込もうとしていた。だから、第1セットを落としても、惜しかったと思っていた。チャンスはあったけど逃した。でも一度終わってしまえば、逆転して新しい試合のようにゼロから始めないと、と思った」
決勝の相手セリーナについては
「まず、これまでの記録(注: セリーナの9勝1敗)が全てを表している。最近は私は勝てていないので、明日は彼女を驚かせる方法をどうしても見つけなければならない。彼女は調子がいいし、今は自信もある。全てが彼女に有利」
An interview with: VICTORIA AZARENKA | Interviews | News and Photos | 2012 US Open Official Site - A USTA Event
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負けたシャラポワ。「この手の敗戦を乗り越える時、何か特別なルーティーンはある?」との質問に、
「ない。ただ物事を総体的に考えるだけ。ここ数年、特に故障の後は、勝利や敗戦を受け入れるのが随分上手くなったのは確か。辛い敗戦に冷静でいられたとして、それでその後キャリアで何か得られたら素晴らしいでしょ、と考えるようにする。でも、それを静かに受け入れると、負けたこともそれほど辛くないように思える。だから、私が努めているのは――もちろん全仏で優勝した後はとても嬉しかったけど、この本当に穏やかな精神状態にあった。キャリアの一区切りみたいな。パーティーに繰り出して、世界中に向かって『優勝した!』って伝えたいようなものとは違った。自分がやってきたことで何かを成し遂げた、という私の中だけのこの気持ち。それに負け試合も、もちろん自分が負けたことを世界中が知っているというのは辛いもの。それがスポーツ。結局のところ、それが私を良い方に向かわせてくれるもの。コートに戻って練習しようという気にさせてくれるの」
An interview with: MARIA SHARAPOVA | Interviews | News and Photos | 2012 US Open Official Site - A USTA Event
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Women's Singles – Semifinals
Serena Williams (USA)[4] def. Sara Errani (ITA)[10]
6-1 6-2
第4シードのセリーナ・ウィリアムズは第10シードのサラ・エラーニに3ゲームしか与えず、全米2年連続の決勝進出。
セリーナの試合後の記者会見より。
「去年(の準決勝の夜)は朝4時までベッドに入れなくて、それで戻ってきてプレーしなければならなかった。あっという間だった、今年は経験がある」
「でも正直なところ、去年は5ヶ月前に病院にいた後で決勝に行けただけですごいと思っていたのもある。私にとっては信じられないことだった。負けても超がっかりはしなかった多分唯一のグランドスラム決勝。がっかりはしていたけど、いつもほどじゃなかった」
「今年はたくさん試合をして勝っているので、もっと自信がある」
「トロフィーを掲げたいけど、目の前の仕事に集中して現世界No.1とプレーする必要がある」
「いつも自分がベストだと信じているけど、記録では彼女(アザレンカ)の方が安定していて、グランドスラムでは私よりずっと良い成績を残している。絶対に自分のベストでなければ」
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エラーニの試合後の記者会見より。
(セリーナのプレーに威圧感を覚えたか?)「彼女がとても強い選手であることは当然知っている。もちろん大きな違いがある。私は1(ゲーム)と2(ゲーム)で負けた。彼女は良い試合をした。素晴らしい選手」
(決勝はどうなると思う?)「明日にならないと分からないが、彼女(セリーナ)が勝てると思う。でも、試合をしてみないことには分からない。アザレンカも強い選手だが、セリーナはレベルが違うと思う」
An interview with: SARA ERRANI | Interviews | News and Photos | 2012 US Open Offcial Site - A USTA Event
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Men's Doubles – Finals
Bob Bryan (USA)[2] / Mike Bryan(USA)[2]
def. Leander Paes (IND)[5] / Radek Stepanek(CZE)[5]
6-3 6-4
男子ダブルス決勝は第2シードのボブ&マイク・ブライアン兄弟が第5シードのリアンダー・パエス&ラデク・ステパネック組をストレートで下して優勝。ブライアン兄弟のグランドスラム優勝は12回目となり、ジョン・ニューカムとトニー・ローチが持つ最高記録とタイに。
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Junior Boys' Singles – Quarterfinals
内田海智 (JPN)[8] def. Kimmer Coppejans (BEL)[1]
6-1 6-4
Junior Boys' Singles – Quarterfinals
西岡良仁 (JPN) def. Gianluigi Quinzi (ITA)[3]
6-7(5) 6-3 6-0
ジュニア男子シングルスは準々決勝。今大会がジュニア最後の大会となる第8シードの内田海智選手は全仏ジュニア&ヨーロッパ・ジュニア優勝の第1シード、趣味はmangaのキマー・コピーヤンスにストレートで、ノーシードの西岡良仁選手はウィンブルドン・ジュニア・ベスト4の第3シード、ジャンルイジ・クインヅィに1セットダウンからの逆転勝ちで、揃って準決勝進出の快挙。
グランドスラムのジュニアで日本人選手が二人ベスト4に残るのは初めての事だとか。二人はトップハーフとボトムハーフで分かれているので、決勝で対戦するかも?
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Junior Boys' Doubles – Semifinals
Kyle Edmund (GBR)[8] / Frederico Ferreira Silva(POR)[8]
def. 西岡良仁 (JPN) / Jorge Brian Panta Herreros(PER)
6-2 6-4
西岡選手のダブルスは準決勝で敗退。
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