動画ハイライトはこちら。
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GENTLEMEN'S SINGLES – QUARTERFINALS
Roger Federer (SUI)[3] def. Mikhail Youzhny(RUS)[26]
6-1 6-2 6-2
第2シードのロジャー・フェデラーが第26シードのミハイル・ユーズニーをストレートで下し、3年ぶりのウィンブルドン準決勝進出。フェデラーはこれが32回目のグランドスラム・ベスト4となり、ジミー・コナーズの記録を抜いて単独トップに。ハイライトはこちら。
マッチポイントは美しいボレー。
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フェデラーに過去13連敗で一度も勝ったことのないユーズニーは、この日も対抗策を見つけることができないまま2セットダウン。第3セットでも最初のゲームでフェデラーにブレークポイントを握られ、鬱憤が溜まったらしいユーズニーはロイヤルボックスで妻シュテフィ・グラフと一緒に観戦していた92年ウィンブルドン・チャンピオン、アンドレ・アガシに「どうしたらいいのか教えてもらえますか?」と助けを求める場面が。
ユーズニーは試合後
「聞いたのは2セット終わった後だったが、試合が始まる前に聞くべきだった」
「それから言う通りにできたかもしれない。2セット終わった後に聞いても、7セットマッチとか9セットマッチをしているのでなければ話にならない。でも、アンドレが僕に何と言ったのかは分からなかった」
Wimbledon 2012: Roger Federer sets up Novak Djokovic semi-final | Mail Online
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GENTLEMEN'S SINGLES – QUARTERFINALS
Novak Djokovic (SRB)[1] def. Florian Mayer (GER)[31]
6-4 6-1 6-4
第1シードのノバク・ジョコビッチが、初めてウィンブルドンでベスト8入りを果たした第31シードのフローリアン・マイヤーにストレート勝ち。ジョコビッチはグランドスラム9大会連続のベスト4。ハイライトはこちら。
マッチポイントはエースで。
準決勝ではフェデラーと対戦。過去の対戦成績はフェデラーの14勝12敗。二人を比較した表は下のリンクのページに詳しいです。
Tennis - ATP World Tour - Wimbledon 2012 Semi-Final Preview - Djokovic Versus Federer
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GENTLEMEN'S SINGLES – QUARTERFINALS
Jo-Wilfried Tsonga (FRA)[5] def. Philipp Kohlschreiber (GER)[27]
7-6(5) 4-6 7-6(3) 6-2
ナダルが消えた山からは、第5シードのジョー-ウィルフリード・ツォンガがマイヤーと同じく初めてウィンブルドンでQF進出を果たしたフィリップ・コールシュライバーを下して、2年連続のウィンブルドン・ベスト4。グランドスラムでは4回目となり、フランス人としてはセバスチャン・グロージャン、アンリ・ルコント、セドリック・ピオリーンと並ぶ記録に。
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ツォンガの試合後の記者会見より。この一年で良くなったところについて。
「少し堅実になったと思う。それだけ。その、頭を良い感じに切り替えて少し良くなった」
(頭を良い感じに切り替えるとは?)「前は頭の中が安定してなかった。しょっちゅう集中を失った。毎日集中を失っていたから、正直テニスのするのが辛かった。難しかった」
2012 Wimbledon Championships Website - Official Site by IBM - Jo-Wilfried Tsonga - quarter-final
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GENTLEMEN'S SINGLES – QUARTERFINALS
Andy Murray (GBR)[4] def. David Ferrer (ESP)[7]
6-7(5) 7-6(6) 6-4 7-6(4)
第4シードのアンディ・マレーが第7シードのダビド・フェレールに1セットダウンから逆転勝ちで、ウィンブルドンでは4年連続のベスト4。マレーは準決勝でツォンガと対戦。過去の対戦成績はマレーの5勝1敗。
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第4セット5-5で雨。コートを引き上げた二人は、再開待ちの間狭い部屋でそれぞれフィジオとストレッチをしていたそうで、マレーの話では室内の空気はかなりハイテンションで、居心地が悪かったとか。
2012 Wimbledon Championships Website - Official Site by IBM - Focused Murray holds off Ferrer to reach semi-finals
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LADIES' DOUBLES - 2ND ROUND
Serena Williams (USA) / Venus Williams(USA)
def. Maria Kirilenko (RUS)[4] / Nadia Petrova(RUS)[4]
3-6 6-3 9-7
シングルスでもまだ勝ち残っているセリーナは、左足首のテーピングを巻き直してもらう場面が。また、ファイナルセット6-6となったところで、キリレンコ(画像左)は主審にタイブレークをするのかどうか尋ねたとか。
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LADIES' DOUBLES - 3RD ROUND
Serena Williams (USA) / Venus Williams(USA)
def. Bethanie Mattek-Sands (USA)[13] / Sania Mirza(IND)[13]
6-4 6-3
ウィリアムズ姉妹はこの日2試合目となった3Rでも、マテック-サンズ&ミルザ組にストレートで勝利。女子ダブルス・ベスト8は全て同国同士のペア。
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LADIES' DOUBLES - 3RD ROUND
Sara Errani (ITA)[2] / Roberta Vinci(ITA)[2]
def. Agnieszka Radwanska (POL) / Urszula Radwanska(POL)
Walkover
準決勝を翌日に控えたアニエスカ・ラドワンスカは、妹ウルスラと組んだダブルスを棄権。全仏優勝のエラーニ&ヴィンチ組がベスト8へ。
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LADIES' DOUBLES – QUARTERFINALS
Liezel Huber (USA)[1] / Lisa Raymond(USA)[1]
def. Ekaterina Makarova (RUS)[5] / Elena Vesnina(RUS)[5]
7-6(4) 6-3
全豪QFのマッチポイントで一悶着があったベスニナ&フーバーの間で、またもや因縁勃発。第1セット序盤でベスニナのリターンがフーバーの元へ。ボールはベスニナ&マカロワ組側のコートに返りフーバー&レイモンド組のポイントに。しかし、ベスニナは主審に対しボールはフーバーの体に当たって返ったと主張。一方フーバーは、ラケットのスロートに当たったと言い、ジャッジは覆らなかったとか。
ESPN提供のビデオによると、ボールはスロートに当たっていた、との事
Liezel Huber in center of another doubles controversy – USATODAY.com
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GENTLEMEN'S DOUBLES – QUARTERFINALS
Jonathan Marray (GBR) / Frederik Nielsen(DEN)
def. James Cerretani (USA) / Edouard Roger-Vasselin(FRA)
7-6(5) 7-6(4) 6-7(3) 2-6 6-2
地元ジョナサン・マレー&フレデリック・ニールセン組がジェームス・チェレターニ&エドゥアルド・ロジェ-バセラン組を4時間を越えるフルセットマッチで下し、ベスト4進出。イギリス人のダブルス準決勝進出は35年ぶり。準決勝の相手はブライアン兄弟。
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ウォズニアッキのヒッティングパートナーとして来ていたウィンブルドンでダブルスのワイルドカードを貰って、ここまで勝ち残ったフレデリック・ニールセン。デンマーク人のウィンブルドン準決勝進出は、昨年6月に亡くなった彼のおじいさん(シングルスで53、55年に準優勝)以来の出来事だとか。
Game, set and match ... Løchte Nielsen The Copenhagen Post The Danish News in English
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GENTLEMEN'S DOUBLES - 3RD ROUND
Scott Lipsky (USA) / Rajeev Ram(USA)
def. Chris Guccione (AUS) / Lleyton Hewitt(AUS)
6-4 3-6 6-4 6-4
シングルスはツォンガと当たって初戦敗退だったレイトン・ヒューイット。グッチオーネと組んだダブルスは3Rまで進みましたがここまで。
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LADIES' DOUBLES – QUARTERFINALS
Nuria Llagostera Vives (ESP)[9] / Maria Jose Martinez Sanchez(ESP)[9]
v Flavia Pennetta (ITA) / Francesca Schiavone(ITA)
2-6 7-6 2-2 Suspended
この試合途中に、少し画面から目を離していた時に聞こえてきた音が
「んが!」
「んあ!」
「んわ!」
「あーひっ!」
一人だけ誰が打っているのか分かる!
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日没寸前。「もう見えない」と主張しているらしいスキアボーネ。
シングルス4Rのvs クヴィトワ戦では中断を要求してから流れが変わって負けたスキアボーネ。ダブルスでも同じ轍を踏んだのでなけれはいいですが。
よく名前が収まったな、と。
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GENTLEMEN'S DOUBLES - 3RD ROUND
Jurgen Melzer (AUT)[10] / Philipp Petzschner(GER)[10]
def. Mikhail Elgin (RUS) / Denis Istomin(UZB)
6-4 6-4 5-7 6-7(9) 16-14
ファイナルセット16-14の激闘を制したのは第10シード、ユルゲン・メルツァー&フィリップ・ペッツシュナー組。
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GENTLEMEN'S DOUBLES - 3RD ROUND
Bob Bryan (USA)[2] / Mike Bryan(USA)[2]
def. Arnaud Clement (FRA) / Michael Llodra(FRA)
7-6(5) 6-4 3-6 4-6 6-2
アルノー・クレモン&ミカエル・ロードラ組が第2シードのブライアン兄弟にフルセットの末敗退。クレモンがこれが現役最後の試合に。
クレモンの現役生活のハイライトは、一般的には01年の全豪準優勝ということになるのでしょうが、私にとっては05年に放送されていたラコステのCM。CMのクレモンは本当にうっとりするほど素敵で(普段がそうでもないというわけではなくて)、当時かなりの頻度で放送されていましたが何度見ても見飽きることはありませんでした。テニスプレーヤーが出演したCMでは最高傑作の一つだと思っています。
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BOYS' SINGLES - 3RD ROUND
Nick Kyrgios (AUS) def. 内田海智 (JPN)[7]
7-5 6-2
BOYS' DOUBLES - 1ST ROUND
Luke Bambridge (GBR) / 内田海智(JPN)
def. Mathias Bourgue (FRA) / Laurent Lokoli(FRA)
4-6 6-4 1-0(8)
内田海智選手はシングルスはニック・キルギオスに敗退。ダブルスは地元イギリス選手とのペアで2R進出。
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