今年はリアンダー・パエスとのペアで全豪、マイアミ優勝と、ダブルスでの活躍が目立つラデク・ステパネック。
今週、彼のインタビュー記事をいくつか見つけたので取り上げてみました。
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こちらは、ATP公式サイトにアップされた彼の「バイオファイル」より。
最初のテニスの思い出: 「僕の父、(チェコの)カルヴィナーでコーチをしていた」
インスピレーション: 「僕のテニスのインスピレーション――僕はインスピレーションをいつも別のところから得る。なぜなら、いいプレーをしている年上のアスリートが多くいるから。彼らが僕に自分のスポーツで同じことをしようという気持ちにさせてくれる」
初めて会った有名なテニス選手: 「うーん、いい質問だ……トーマス・ムスター。僕が数年間住んだチェコのある街で、彼はスラヴァ・ドセデルとエキシビでプレーした。僕は12、3歳だったと思う。そのウォーミング・アップで、僕は彼の相手をしなければならなかった。ひどくナーバスになったよ(笑)」
キャリア最高の瞬間: 「シングルスについて言えば、僕の最初のタイトル。間違いない。(06年の)ロッテルダム。そして、(今年の)全豪でリアンダー(・パエス)と獲ったダブルス。グランドスラムの優勝は、この先ずっと記憶に残り続けるだろう」
最も辛かった瞬間:「06年にトップ10に入った時――僕は素晴らしい一年を過ごしていた。自分の最高のプレーをしていると感じていた。ある朝、目が覚めたら右腕の感覚がなかった。首の椎間板がずれて、半年プレーできなかった」
お気に入りの大会: 「グランドスラムでは全豪。マスターズ1000ではインディアンウェルズ。他ではドバイとバーゼル」
テニスが好きな理由: 「テニスをしながら育ったから。競争が好きで、一対一が好き。ボクシングのアリーナのようだ。一対一で、引き分けはない。勝つか負けるか。ギャンブルが好きなんだ。テニスをすること――それが僕のやる唯一の賭け事。カジノとかではしない。テニスに情熱を持っている。そして、今のところそれが僕が人生で一番よく知っているもの」
自分が最高のプレーをしたと思う試合: 「初めて優勝したロッテルダムの決勝だろうね。あの時は本当に良いプレーをした」
最も奇妙な試合: 「間違いなくデ杯での事。そこではいつも妙な事が起こる。覚えているのは07年のプラハ、スイスと対戦した時のこと。チームには、ロジャー・フェデラーとスタニスラス・ワウリンカがいた。そして、僕は最後の試合でワウリンカと対戦して、僕の2セットアップで2-2だった。その時、突然僕のサーブで膝がこらえきれなくなった。何が起こったのか分からず、試合を早く終わらせなければひどく痛めそうだった。どうやってやったか、どこからその力がやって来たか分からないが、僕はその試合を3セットで終えることができた。その時の雰囲気や全てのものが、この先決して忘れることのない素晴らしい感覚だった」
他のスポーツで見るのが好きなアスリート3人: 「ホッケーのヤロミール・ヤーグル。サッカーのペトル・チェフ。彼はチェルシーのゴールキーパー。そして、ゴルフのタイガー・ウッズ」
最も面白い選手: 「ガエル・モンフィスがとても面白いと思う。前はヤニック・ノアをよく見ていた。彼はちょっとだけ面白い。昔の世代はゲームに何か特別なもの、観客を笑わせる何かをもたらしていた。審判ともエネルギーを生み出した。よりショー的要素があった。僕の好きな、ね」
今の車: 「BMW」
最近読んだ本: 「チェコのサッカー選手、パベル・ネドベドの本」
Tennis - ATP World Tour - Radek Stepanek: The Biofile
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33歳にしてシングルスで24位にいながら、ダブルスでも14位とこれまでの10年前に記録した自己最高位にあと一つのところまで浮上。しかし、「Tennishead」のインタビュー記事によると、本人は相変わらずシングルスを最優先に考えているそう。
「僕たちがどうなろうと、僕が集中するのはシングルス」
「これまでのところ、僕たちは2大会で優勝ととても上手くいっている。だからシーズンがどうなっていくか見ていこう。大事なことを話すにはまだ早すぎると思う。謙虚でいつつ結果を喜び、クレーコートシーズンに戻ったら走り続けて、今まで僕たちがやっていることを続けていく必要がある」
Stepanek insists singles remains his focus – Tennishead
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今週末のデ杯ワールドグループQFでは、ホームでセルビアを迎え撃つチェコ。チケットは完売。初日のシングルスはチェコはトマシュ・ベルディヒとステパネック、セルビアはヤンコ・ティプサレビッチとヴィクトル・トロイッキが出場予定。
今回は出場を見合わせたNo.1のジョコビッチについて。ステパネックはマイアミで毎日彼と顔を合わせていたそうで、QF出場についてジョコビッチは「バハマへバカンスに行く」、別の日の朝には「チェコに行く」という具合だったとか。ステパネックは
「彼は来ないと思うけど、来るならそれだけの事。気にしない。僕たちはベストの状態で備えなければならない」
会場となるプラハのO2アリーナでは、クレーコート造成の突貫工事。デ杯QF4試合が全てクレーで行われるのは、今回が史上初めてだとか。
Daviscupový tým dosáhl svého. Připravil kurt, který se Srbům nelíbí - Fotogalerie - Sport - Aktuálně.cz (その模様はこちらで)
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33歳で迎えた今シーズンも益々元気なステパネック。これからも末永くセクシーダイナマイトな魅力でファンをメロメロにさせてほしいものです。
Sugar Land (シュガーランド) フラッグマグ Czech(チェコ) 11194-3
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