全米2011 DAY8でひとりごと

Monday, September 5（DAY8の全ての結果はこちらで）


Men's Singles - 4th Round
Novak Djokovic(SRB)[1] def. Alexandr Dolgopolov(UKR)[22]
7-6(14) 6-4 6-2

珍しくドルゴポロフがガッツポーズを見せるほど、燃えるタイブレークでした。



内容的には第1セットでほぼ終了したも同然だったのが残念と言えば残念ですが、大勢の観客の前でNo.1ジョコビッチ相手に意外性溢れるドルゴのプレーの楽しさが存分に発揮されたのは良かった。彼のような自由な発想を持つプレーヤーがもっと出てきてくれたらと願うと同時に、3歳の頃からアンドレイ・メドベデフのコーチだったお父さんに付いてツアーを回り、プレーヤーズ・ラウンジを遊び場としてトッププロの世界をごく身近に感じつつ、厳格な人物と伝えられるお父さんの指導の下21歳までトレーニングを積んだ彼のサラブレッドな生い立ちを考慮すると、ドルゴはある種別格の存在なのかも。

ところで、車を飛ばすのが趣味の彼。今の愛車は日産GTRだそう。

Catching Up With Alexandr Dolgopolov

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この試合で、ドルゴポロフのスライス攻めに若干手こずっていた様子のジョコビッチ。ウィンブルドンでもトミッチのスライスに苦しんでいたことを思い返すに、ナダルがジョコビッチを攻略する道はスライスにあり？

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Women's Singles - 4th Round
Anastasia Pavlyuchenkova(RUS)[17] def. Francesca Schiavone(ITA)[7]
5-7 6-3 6-4

ちょうと一年前同じく4Rで対戦した時は、スキアボーネから3ゲームした奪えなかったパフリチェンコワ。今年は1セットダウンからの逆転勝ちで、全仏に続くGSベスト8入り。

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Women's Singles - 4th Round
Serena Williams(USA)[28] def. Ana Ivanovic(SRB)[16]
6-3 6-4

カラオケ中毒のセリーナ。ロスアンゼルスに新しく持った自宅はカラオケ・ルーム完備。朝の8時まで歌い続けるのだとか。

「『やだー、お日様ー』みたいな。外を見て太陽を確認するけど、歌って歌って歌って歌い続けるの。マジカル」

近々自分の公式サイトに彼女が歌うビデオをアップしていく予定だそうで、

「ちょっとナーバスになってる。私の声はベストじゃないし。私のパフォーマンスは多分ベスト。最初から最後までやるわ。アメージングよ」

と大真面目に語ったとか。

「80’sと90’sに夢中なの。どういうのが出るかにもよるけど、時には最近の曲から選んでラップもしていくつもり」

カラオケのお気に入りはリアーナ、との事。

Karaoke queen Serena has no space left for titles

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Men's Singles - 4th Round
Jo-Wilfried Tsonga(FRA)[11] def. Mardy Fish(USA)[8]
6-4 6-7(5) 3-6 6-4 6-2

ツォンガがセットカウント1-2からの逆転勝ちで、全米初のQF進出。

下の動画は、エンドチェンジでおもむろに短パンを履き替え始めたツォンガに、ボールパーソンが見せた優しい心遣い。







この試合を高い所から見守る鷹がいました。これがほんとのホークアイ。


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Women's Singles - 4th Round
Caroline Wozniacki(DEN)[1] def. Svetlana Kuznetsova(RUS)[15]
6-7(6) 7-5 6-1

第1セットを奪い、第2セットも一時は4-1とリード。滅多に目を覚まさない獅子クズネツォワが久々に本領発揮かと思われましたが……。

第1セットの素晴らしいラリーから。

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3時間2分の激戦を制したウォズニアッキ。試合後の記者会見で、彼女が前日足がつって椅子からずり落ちたナダルの真似をしたところ、これが物議を巻き起こす事態に。






この後ウォズニアッキはTwitterで

「昨夜の記者会見前にちょっと面白いことをしたわ。誤解されないといいけど。私、ラファのことは超尊敬してるし」



ウォズニアッキの記者会見と言えば、今年の全豪でも「動物園で赤ちゃんカンガルーに引っかかれた」と話し、その後一旦解散した記者を呼び戻して「実は嘘でした」とやってみたり、別の日にはインタビューに先立ち「あなたたちは私の事を『同じ話ばかりしてつまらない』と言うけど、それはあなたたちが同じ質問をするから。私はもう何を聞かれるのか知っているので、答えを話す」と宣言。そして一方的に「コートではいい気分だったわ。いいプレーができたし、先週シドニーで負けたチブルコワにリベンジできてハッピーよ。優勝するには何が必要だと思う？そうね、もっとアグレッシブになる必要があるわ。それから自分はNo.1にふさわしいと思ってるかっていうと、No.1にいることにプレッシャーは感じていないし、本当に楽しんでいる――」とやってみたり、という出来事がありました。ウィンブルドンではジョコビッチの記者会見に乱入も。

何か変わったことをしようという努力は認めたいけれども。

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Men's Singles - 4th Round
Roger Federer(SUI)[3] def. Juan Monaco(ARG)
6-1 6-2 6-0


深夜0時前のスタートとなったアーサー・アッシュ・スタジアムのナイト・セッション第2試合。試合が長引くのを内心嫌がっていたかもしれない観客をよそに、「お前らの事情なんか知るかボケェー」と史上最高の選手相手に奮闘してみせる傲慢さは、心優しいモナコにはなかったようです。試合時間は一つ前のウォズニアッキ vs クズネツォワ戦の半分以下、1時間22分で終了。

フェデラーはGS30大会連続のベスト8。QFの相手はウィンブルドンで負けたツォンガ。リベンジなるか？

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Men's Singles - 4th Round
Janko Tipsarevic(SRB)[20] def. Juan Carlos Ferrero(ESP)
7-5 6-7(3) 7-5 6-2

ティプサレビッチはキャリア初のGSベスト8。QFでは親友ジョコビッチと対戦へ。

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Women's Singles - 4th Round
Andrea Petkovic(GER)[10] def. Carla Suarez Navarro(ESP)
6-1 6-4

最後のゲームとなった第2セット第10ゲームで47回のラリー。最後は自分のショットがロングとなり、思わず笑うしかないスアレス・ナヴァーロ（画像右）。

惜しくも09年全豪以来のベスト8入りは逃しましたが、 貴重な片手バック使いスアレス・ナヴァーロの復調はうれしい限り。それにしても、シングルバックハンドをはじめLottoのフリフリウェア、小柄な体躯、ガニ股と、スキアボーネとキャラかぶり過ぎ！叫ばないのと、より天然度が高いのが見分けるポイントか。

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Women's Doubles - 3rd Round
Sara Errani(ITA)[15] / Roberta Vinci(ITA)[15]
def. Gisela Dulko(ARG)[2] / Flavia Pennetta(ITA)[2]
4-6 7-5 6-2

シングルスで勝ち残ってもダブルスを棄権しないペネッタは、パートナーの鑑。

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Men's Doubles - 3rd Round
David Marrero(ESP) / Andreas Seppi(ITA)
def. Michael Llodra(FRA)[3] / Nenad Zimonjic(SRB)[3]
7-6(4) 6-4

ロードラ＆ジモンジッチ組も敗退。男子ダブルスはトップ3シードが消え、波乱の展開。

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Junior Boys' Singles - 1st Round
内田海智(JPN) def. Bar Botzer(ISR)
4-6 6-4 6-2

Junior Girls' Singles - 1st Round
尾崎里紗(JPN) def. Julia Elbaba(USA) 6-3 6-1

Junior Girls' Singles - 1st Round
Su Jeong Jang(KOR) def. 二宮真琴(JPN)
7-6(3) 7-5

ジュニアは内田海智選手と尾崎里沙選手が2Rへ。

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