全仏オープンの会場として親しまれてきたパリ・ローランギャロス。施設の問題により、数年後別の場所へ移転する可能性が出てきたとか。
大会関係者は長らく現在使用しているスタジアムの拡張を検討してきたものの、周辺住民と環境保護者から反対を受け行き詰りに。
トーナメント・ディレクターのGilbert Ysern氏の説明では、
「我々には2つの選択肢がある。拡張するか、移転するか、だ」
「パリを去ることになれば胸の張り裂ける思いをするだろうが、それも考慮しなければならない」
パリに留まるか否かの最終決定は、来年2月に予定されている仏テニス連盟の総会において下される模様。 パリ郊外の4つの移転候補地には、ヴェルサイユとディズニーランド・パリの名前も。
「ここ10年以上にわたって他のグランドスラム3大会は、とりわけ施設に関して進化してきた。しかし、我々は違う」
「ローランギャロスは現状のままではいられない」
大会期間中45万人の観客を集める全仏。Ysern氏が明かしたところでは、ロジャー・フェデラーから渡された同大会についての「長い苦情のリスト」もあるとか。
今年の全仏は5月24日から6月6日の開催。
BBC Sport - Tennis - French Open could move away from Roland Garros in Paris
Photographic Print of Tennis - 2007 French Open - Day 15 - Mens Final - Roland Garros from Press Association Images
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