Friday, 22 January 2010

全豪2010 DAY1観戦記(その3)

大会スタッフの水掃き作業のおかげで、5時過ぎようやく試合が再開できる状態に。セブとイルハンがNo.7コートに登場。 

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おととし12月に受けた右肩手術からの復帰以降、成績的には苦しいセブですが、
ファンの一人としては、またこうして元気にプレーしてもらえるだけでうれしい。

IMGP4046 IMGP4050_640x480 今回のシャツは朱色がかった赤。
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IMGP4065_640x480 おとついの練習の時にはなかった足のテーピングが気になります。
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風が強いためやりづらそう。

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セブの相手はマーセル・イルハン。
予選3R、ファイナルセット9-11で敗れたものの、
シモンの欠場によりラッキールーザーとして本戦入り。


IMGP4068_640x480しまった。ここは逆光の席でした。

IMGP4073 なんかもう緊張して手が震えて、まともに撮れない。

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イルハンがそれほど絶好調だとも思えないのだけれど、セブのミスが早い。本調子からはまだほど遠そう。第1セットは先にブレークされてしまった。これはちょっと厳しいかも。それでも時折セブらしい弾道の超高速ウィナーが!ショット一本一本を見ているだけで幸せな気持ちにさせてくれる選手など、やはりセブをおいて他にいません。

試合中は強い日差しが照りつけたかと思えば冷たい風が吹き付けてくるといった具合で、今日は何度毛糸の帽子と日よけ帽子とをかぶり直したことか。そしてまた雨――。試合は第1セット4-5、イルハンのSFS、デュースで中断。またコートが水浸しになってしまった。しばらく再開は無理そう。

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ところで、この試合で残念だったのはイルハンを応援するトルコ人サポーターだ。先ほどのクロアチア勢と同様若者たちが大勢で大騒ぎ、だけならまだしも、試合前セブの名前がコールされるとブーイング。試合が始まったら始まったで、1stサーブと2ndサーブの間やラリーの途中で唐突に吹き出したり奇声を上げたりしている。ところで、この手の子供たちはどうして皆フードの付いた服を着ているのだろうか。謎だ。

今まで私が目撃した最悪サポーターは昨年のデリッチvsマテュー戦でのボスニア人サポーターで、試合内容が拮抗していたこともありエキサイトしきった彼らは大声で威圧的な雰囲気をアザーコート一帯に撒き散らしていた。かつて、コートの傍を通っただけで「ここは近寄りたくない」と感じた経験はあの時だけだ。

この日のトルコ人キッズの振る舞いはそれに次ぐ酷さで、第1セット終盤にはイルハンのポイントが決まると椅子の立ち上がって叫び始めた。ついには私の前に座っていたイルハンのコーチと思しき男性が立ち上がり、コートの反対側に向かって両手のひらを下に抑えるジェスチャーで「座れ!」か「静かにしろ!」か分からないがトルコ語で叫び、子供たちはひとまず大人しくなった。ありがとう、イルハンのコーチさん。You're the man.

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