モリック 目指すはグランドスラム全大会出場

昨年9月に一度は現役引退を表明した元世界8位のアリシア・モリックが、来年は4つのグランドスラム全てへの出場を目標にしていることを明らかに。

モリックは今年4月の復帰後、豪国内のITFトーナメント4大会に出場。ダーウィンの2万5千ドルの大会で優勝、他2大会で決勝に進出。

現在は拠点をメルボルンからパースに移し活動し、世界ランクは308位。来年はトップ100入りを目指していて、全豪出場を賭け12月のワイルドカードプレーオフにも出場するとか。

「私の来年の目標は全てのグランドスラムでプレーすること。全仏、ウィンブルドン、全米、全豪に出場できるポジションにいること」
「そのためには100位かそれより上にいる必要がある」
「今のプレーを続けられれば極めて達成可能な目標だろう」
「まだトップ20、30位の選手の多くを困らせることができると感じている」
「かなり調子のいい日にはウィリアムズ姉妹くらいの相手にもそれなりの結果が出せると知っている」
「そして、今はゲームが本当に見通せている。それはこの1、2年女子テニスを見てきて分かったこと」
「まだ競技でやり残したことがあるように感じる」

モリックは05年にトップ10入り。しかし、その後内耳の感染症により平衡感覚や体力に影響を受け、プレーを一時中断。06年ツアー復帰を果たすも、慢性的な肘の怪我等に悩まされ昨年9月に引退を宣言。

モリックは休養を経て精神的にリフレッシュされ怪我も治ったとコメント。地元ラジオで語ったところでは

「今までのところカムバックはうまくいっている」
「たった2ヶ月前にはランキングはなかったが、4,5大会で半分以上戻した」
「調子はいい。ハードワークを積んできたと感じているから、今から全豪の間は集中するのはテニスの面だけ」

Molik aiming for fairytale return.

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下はダーウィンの大会でQFに進出した後のインタビュー。

今年の全豪会場で、チャンネル7の解説者として活動する彼女を何度か見かける機会があったのですが、お世辞にも似合うとは言い難い巻き髪＆ミニスカートの出で立ちに彼女の心の迷いを感じていました。戻るべき場所に戻る決心ができて良かったですね。


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