豪「The AGE」紙が報じたところによると、現在オーストラリアのエースと次代のホープとの間に穏やかでない空気が流れているとか。
事件が起こったのはヒューイットは4R、トミッチはジュニアの試合を控えていたウィンブルドンのミドルサンデー。
前日の土曜、チーム・ヒューイットがチーム・トミッチに対し翌日午後1時からの練習に誘う電話を何度かかけたものの返事はなし。しかし、当日チーム・ヒューイットがコートに着くと、既にチーム・トミッチの姿もそこに。メッセージが伝わったのだろうとヒューイットの理学療法士イヴァン・グティエレス氏がトミッチのトレーナーに声をかけたところ、彼はヒューイットとの練習については何も知らされておらず。しかし、
「バーナードは練習相手を探しているから喜んでやると思うよ」
と返答。そこに割って入ったIMGのエージェントが
「いや、彼はレイトンとは打たない。レイトンでは相手不足だ」
と発言。これを聞いたチーム・ヒューイットは一同唖然。続いて、コートサイドにいたフェレーロを見つけたグティエレス氏がレイトンの相手になってくれないかと誘ったところ、フェレーロは
「いや、僕は練習相手がいるから。でも、あの若いオーストラリア人の子、トミッチ、彼も僕に相手を頼みに来たから、彼に聞いてみたら?」
今しがた起きた事の顛末をフェレーロに話すと、フェレーロのコーチは「スペインでジュニア選手が同国のトップクラスの選手からの練習の誘いを断れば、二度と年長の選手と練習する機会は得られない。テニス協会からの援助資金やサポートは全て切られ、『自分の玉で木に吊り下げられる』ことになるだろう」と語ったとか。
問題発言を行った人物とは別のエージェント、ローレンス・フランコパン氏は同僚がレイトンを傷つけたとする疑惑を否定し
「バーナード(・トミッチ)はレイトンに最大限の敬意を持っていて、それが彼がテニス選手になった理由」
「自分の理解するところでは、トミッチの対戦相手がレイトンとは違うスタイルの選手であったため、チーム・トミッチはレイトンとの練習は有益ではないと判断。彼がレイトンと練習したくなかったからでは断じてない。ただ有益ではなかったから」
しかし、それならなぜトミッチは右利きのベースライナー(フェレーロ)に声をかけたのか、という質問については「僕はその件に関与していない」と返答。
ヒューイットのマネージャー、デヴィッド・ドライズデイル氏は
「レイトンがそのような状況でジュニアから”No”と言われることなど有り得ない。トミッチの父ジョンが決定を下したのは分かっている。この件でバーナードだけに責めを負わせることはできない」
上記の報道を受け、トミッチの父ジョン氏はIMGを通じてコメントを発表。自分の息子がヒューイットとの練習を断ったのは
「ウィンブルドン期間中オール・イングランド・クラブの医師により豚インフルと診断されたため」
と釈明したが、それでは何故フェレーロに声をかけたのかが説明がつかない。ヒューイットとトミッチは以来言葉を交わしていないとか。
リンク: Team Hewitt fuming at Wimbledon snub - Tennis - Sport - theage.com.au.
リンク: Tomic camp cites swine flu for snub - Tennis - Sport - theage.com.au.
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