先の全米において、女子SFでの線審への暴言(1万ドル)とラケット破壊行為(500ドル)でセリーナ・ウィリアムズに計1万500ドル(約95万円)の罰金が課されたことは既に多くのテニスファンの知るところ。
全米の大会スポークスマン氏によると今回罰金として徴収された金額は合計31,500ドルにのぼり、その中にはフェデラーが決勝で主審に対し悪態をついたかどで徴収された1,500ドル(約14万円)も含まれているとか。
フェデラーの問題となった行為は第3セット第9ゲーム終了時。デルポトロが行ったチャレンジのコールについてフェデラーが
「(コールにかけていい時間は)2秒だ。彼は10秒もかかった。彼はいつも同じことをやる」
「君はそういう行為を許すことはできない。ルールってもんはないのか?」
と主審に告げたところ、主審は「静かにするように」と注意。さらに怒ったフェデラーは
「『静かにしろ』とか言うな」
「僕は自分がしゃべりたい時にしゃべる。I don't give a s*** what you say.(君の言う事など知ったことか)」
フェデラーと同様の行為によりベラ・ズボナレワとダニエル・ケレラーにも同額のペナルティが、ダニエル・ネスターはファンに対するスポーツマンらしくない行為で5,000ドルが課されたとか。
リンク: ABC Sport - Federer fined for swearing.
************************************************
フェデラーお怒りの一部始終はこちら。
オーストラリアの人と日本語と英語の違いについて話す際、しばしば説明に困ってしまうのがこの”swear(罵る)”という行為についての質問。「日本語ではどういう言葉を使ったら”swear”になるの?」と聞かれる度に
「敢えて挙げるなら『畜生!』『クソッ!』とかが当たるけれど、日本ではこのような言葉を使ったからといって必ずしも即眉間に皺を寄せられたりするわけじゃないし、テレビで「ピー」音もかぶせない。汚いとされる言葉は日本語でもたくさんあるけれど、正確には英語の”swear”に相当する文化がない」
と説明するのが常。しかし、相手は決まって分かったような分からないような表情になるのです。どなたかもっといい説明の仕方をご存知でしたらご教示下さい。
使ってはいけない英語 (KAWADE夢文庫)
by G-Tools
No comments:
Post a Comment