先週はうれしい優勝の知らせの連続でした。
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大阪開催としては第1回となったHPジャパン・オープンでサマンサ・ストーサーがツアー初優勝。これまで決勝では5回連続で負けていて、6度目の挑戦でようやく念願が叶いました。3、4年早く大阪での優勝が実現していたら現地で目撃できたかもしれないのに!残念です。
昨日テレビの夕方のニュースで見ましたが、どういうわけか戦地から送られてきたかのごとく乱れた映像でした。「サマンサ・ストーサー」という字が入っていたので元は日本のテレビ局のものかと思いますが、一体何が起きたんでしょうか。
この優勝でサマンサの世界ランクは自己最高の13位。今年の獲得賞金は120万豪ドル(約1億円)となりヒューイット(745,980豪ドル)を抜いたとか。
リンク: Stosur leads Hewitt in earnings - Tennis - Fox Sports.
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米カリフォルニア州ティブロンでは、添田豪選手が5万ドルチャレンジャーに出場。決勝でイリャ・ボゾリャッチ(セルビア)を3-6, 6-3, 6-2で下して優勝。関連ニュースを探していると、チャレンジャーの割りにやたら詳細なマッチレポートを見つけました。その記事によると、この日添田くんのプレーは昔懐かしのビデオゲーム「PONG」さながらにボゾリャッチの球をほとんど全て返球していたそう。
「彼(添田)は試合全体を通して一定のレベルでプレーしていた。アップもダウンもなかった。壁みたいだった」(ボゾリャッチ)
ボゾリャッチは195cm、86kgの体格を生かした209km/hのサーブと強力なストロークが武器。添田は第1セット最初のゲームでブレークされそのままセットを先取されたものの以降挽回。ボゾリャッチは良くない言葉をセルビア語で連発したとか。この試合でボゾリャッチは17本のエースを決めるも(添田は2本)、1stサーブの確率は添田の60%に対しボゾリャッチは54%。
「彼(ボゾリャッチ)は面白い。彼はサービスでチャンスがあった。でも僕は安定していた。ミスをあまりしなかった」(添田)
二人とも今大会はノーシード。気温15℃の曇り空の下、決勝には400人の観客が集まったそう。
添田くんはチャレンジャーではこれが6度目の優勝で、賞金7,200ドルを獲得。これまでの成績はチャレンジャーで99勝62敗、ATPでは12勝17敗。今週は南カリフォルニアのチャレンジャーに出場。その後は全豪出場を目指す、との事。
リンク: Japan's Soeda nets biggest check at Tiburon pro tennis tourney - Marin Independent Journal.
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三橋淳選手は柏フューチャーズ決勝でYang Tsung hua(台湾)を6-1 7-6(4)で下しての優勝。三橋くんはこの大会ダブルスでも優勝していて単複同時の優勝。ダブルスでは4大会連続で優勝しているとか。素晴らしいですね。
YouTubeに試合の模様をアップして下さった方がいました。
彼はなかなか興味深いブログを書く人で、特に海外滞在中の彼の日本人離れした行動力にはいつも感動すら覚えます。今後も要チェックの三橋くんです。
リンク: 三橋淳 公式ブログ.
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