Monday, 17 September 2018

花キューピット・オープン観戦記 (その2) センターコート入場、シングルス決勝

一通り会場を回った後、いよいよセンターコートへ。


入ってすぐの場所にあった物販コーナーで私の目を引いたのは、大会とカープのコラボグッズ!!キティちゃん並みの軽いフットワークでありとあらゆる業種やキャラクターとコラボしてきたカープが、ついにテニス界にも進出きたこれ!トートバッグやフェイスタオルもあったらしいものの、最終日まで残っていたのはTシャツのLLサイズのみ。しかし、3200円が2200円になったお得な価格で夫が購入。私はおまけの黄色い大会リストバンドを頂きました。


カープ坊やはテニスでは左利きらしい。


背中側、襟首の下にはWTAロゴ。テニスファンでありカープファンである私にとって、もう二度と見られないかもしれない夢のコラボ商品。大切にします。

コート内では伊達公子さんのトークショーが進行中(クリックで拡大)。



センターコートは3000人収容で、メルボルンパークで言えばマーガレット・コート・アリーナとNo.2コートの中間くらいの大きさ。適度な風で万国旗がはためき、開放感があって気持ち良い。何これ?広島にこんな立派なコートがあったなんて全然知らんかったわ。言っといてや、あるんやったら。これは今後も積極的にツアーの大会を誘致するべきだわ。遊ばせておくなんてもったいないわ。

トークショーに続いては、バイオリン演奏。


ちゃんとテニスシューズを履いていらっしゃった、バイオリニストの益子侑さん。テニスの大会でバイオリンを聴いたのは初めてだなあ。いいかも。何より天候に恵まれて良かった。この日は国歌演奏も担当された。

ちょっと!放送席にいらっしゃるの、もしかして沢松さんなんじゃないの?!




地元局が急遽中継を決めたらしく、その解説をお務めだったとか。言っといてや、中継するんやったら。会場に来てから知ったため、録画し損ねてしまったのが悔やまれる。

いよいよ試合開始時刻の1時となり選手入場。シングルス決勝は第2シードで40位の32歳シェ・スーウェイと、予選から勝ち上がった17歳、134位のアマンダ・アニシモワの対戦。技巧派のベテランといけいけドンドンのティーン対決とは、なかなか良いバランス。




アニシモワはなかなかきれいな脚をしているな。ハンチュコワが引退した今、WTAの美脚女王を名乗ってもいいよ。

かと言って、そんな下から撮る必要があったかどうかは分からん。


6年ぶり3回目のツアー決勝進出を果たしたスーウェイは、過去二度の決勝では負け知らず。そう言えば、アニシモワはもちろん、スーウェイのプレーを会場で見るのは私初めてかも。


試合スタート。スパーン!と鋭い弾道のショットを放つアニシモワと対照的に、スーウェイはのらりくらりとした返球。アニシモワはスーウェイの特殊なプレースタイルに面食らったのか、対応に苦しみミスが早い。一方的な展開になるまで時間はかからなかった。

途中、サイン会を終えたらしい伊達公子さんが客席にいるのを発見。


伊達公子さんと沢松奈生子さん――お二人の現役時代、尼崎の体育館へ大会を見に行ったっけ。あれから26年、こうして広島でツアーの大会が行われて、お二人揃ってお姿を拝見する事になろうなんて誰が想像した?不思議だわ。

おっ、気が付けばスーウェイのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップだ。



どうしたら良いのか途方に暮れている様子のアニシモワ。



ゲームセット。優勝を決めても控えめなスーウェイ。



試合終了と同時に表彰式の準備が始まった。あの紫の丸い物体は何だろう?





チャンピオンのスーウェイに、伊達公子さんから江田島市特産のオリーブで作った冠が贈られた。


「お前、わしがええ言うまで取るなよ」とは言ってないはず。

そして、ついにあの謎の紫の球体が動いた。なんと勝者へのチャンピオン・ブーケだった!


お花の会社が冠スポンサーの大会らしいナイス・アイデア。こんなの他に見たことがない。スーウェイにもうけているようだ。



スーウェイがチャンピオン・スピーチの中で、タオルでコートを乾かすスタッフの動作を真似していたのだが、それはきっとこの時の事に触れていたんだな。



お客さんとセルフィー。うん、とにかく最後の最後に天気に恵まれて、たくさんお客さんが入って良かったよ。


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