Saturday, 8 November 2014

Japan Women’s Open Tennis DAY8 観戦記 (その4) アルアバレナ&マリア vs ユラク&モールトン-レヴィ

今日は朝から錦織くん出場のツアーファイナルのローンチ・パーティーの模様が続々アップされて賑やかですが、それは後ほど改めて。大阪観戦記はこれが最後になります。

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楽しかった大阪観戦も、最後の一試合を残すのみとなった。明日行われる予定の決勝で、青山修子&レナタ・ボラコワ組と対戦するペアを決める一戦。

先に入場したのはユラク&モールトン-レヴィ組。背が高い方のユラクは、勝った時のセリーナよろしく、片手を高々と挙げて笑顔でクルクル回りながらコートに入って来た。後ろに続いて入場の3選手は大ウケ。初めは『他の人には見えない大声援でも聞こえているのかな』と不思議に思っていたが、どうやらダブルス準決勝を見るために意外に多くの観客が残ったことに気を良くしているらしい。

Centre Court

今日も空席が目立つ靭公園センターコートだが、確かにこの人数なら下手するとグランドスラムのダブルス決勝より多いかもしれない。ダブルス好きで名高い日本のファンの面目躍如と言ったところか。


Jurak & Moulton-Levy

ベンチに着いてからも笑顔が絶えないユラク(画像上右)とモールトン-レヴィ。


Arruabarrena & Maria

対するは、ララ・アルアバレナ&タチアナ・マリア(画像上右)組。


Baby Charlotte

マリアの娘シャーロットちゃんは、今日もお母さんを行儀良く見守る。


Arruabarrena & Maria

肝心の試合はというと、シングルスでもそれぞれトップ100の経験があるアルアバレナ&マリア組が一枚上手だったかな。


Jurak & Moulton-Levy

ユラク&モールトン-レヴィ組は敗れたものの、試合後は大勢の観客からのサインの求めに応じていた。ダブ専の二人がこんなスターのような扱いを受けるなんて、世界広しと言えどきっと日本だけの現象だろう。フェデラーや錦織くんになったような気分を味わってもらえたかな?


Doubles Semifinals
Lara Arruabarrena (ESP)/Tatjana Maria (GER)
def. Darija Jurak (CRO)/ Megan Moulton-Levy (USA)
6-3 6-4


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日曜に行われた決勝では、青山&ボラコワ組がアルアバレナ&マリア組を6-1 6-2で下し優勝。青山選手はツアー5回目、ボラコワは9回目、このペアとしては初めてのタイトルとなった。おめでとう!




青山&ボラコワ組の画像を探していたら面白いものを見つけたので、ついでに貼っておきます。




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P1130860

この日のスケジュールを全て終えたコート上では、翌日の表彰式の予行演習。台風接近により日曜は雨の予報が出ていたことから、私は土曜で帰宅。そのためサムりんと青山組の優勝を見逃したことが返す返すも悔やまれるが、天候にも概ね恵まれ楽しい観戦旅行だった。

毎年お世辞にも観客が多いとは言えないこの大会だが、それ故チケットの心配が全くない点や、靭公園一帯ののどかな雰囲気が個人的にはとても気に入っている。これからも末永い大会存続を心から願っています。

(おわり)

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