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Men's Singles - Round 4
錦織圭 [10] defeats Milos Raonic (CAN) [5]
4-6 7-6(4) 6-7(6) 7-5 6-4
第10シードの錦織圭選手は、前回の対戦ウィンブルドン4Rで敗れていた第5シードのラオニッチにフルセットで勝利。現地時間午前2時26分の試合終了は、一昨年のイズナーvsコールシュライバー戦と93年のビランデルvsペルンフォルス戦に並ぶ大会タイ記録。
アーサー・アッシュ・スタジアムのナイト・セッション第2試合という華々しい舞台に初めて立った錦織くん。しかし立ち上がりは精彩を欠き、先にブレークを許すスタートに。試合が長くなった場合に備え、錦織くんのエンジンがかからないうちに昼ごはんを済ませることにしたのですが、これが後から考えてみれば大正解でした。そんな話はさておき。
サーブはともかく、ストロークで錦織くんがラオニッチに負けることはないだろう、と思っていたものの、ラオニッチはストロークが以前よりかなり安定、かつ攻撃的なプレーをしてきて、エースはもちろんの事ウィナーの数でも錦織くんを上回る始末。試合が長引けばラオニッチは同じ調子で続けられない、錦織くんは逆に調子が上がることは分かっていても、ラオニッチが疲れるまで錦織くんが長引かせられるかどうかは不透明で、なかなか苦しい展開でした。
試合開始から3時間を過ぎた第4セット終盤、ついにラオニッチにストロークでミスが目立ち始めましたが、そんな中でもラオニッチは残った力で自分が勝つために出来る最大限の事を考えながらプレーしていて、最後まで気が抜けませんでした。特に、終盤におけるファーストサーブに賭ける集中力は鬼気迫るものがありました。敵ながらあっぱれ。
4時間19分の激戦を見ているだけで神経をすり減らしましたが、とにかく錦織くんが勝てて良かった！2012年全豪以来二度目のグランドスラム・ベスト8入りおめでとう！お客さんは夜中でも電車で帰れるそうなので、心配しなくて大丈夫！
ところで今ATP公式のここに行くと、ちょっと面白いものが見られます。レーバー、ボルグ、マッケンロー、サンプラスら往年のレジェンドや、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレーら現役選手を含めた全ATPプレーヤーの中で、キャリア通算成績においてフルセット(3セットまたは5セット)となった試合の勝率が最も高いのは誰でしょう？
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Women's Singles - Round 4
Victoria Azarenka (BLR) [16] defeats Aleksandra Krunic (SRB)
4-6 6-4 6-4
一昨年、昨年準優勝のアザレンカは、予選を勝ちあがった145位のアレクサンドラ・クルニッチをフルセットで下し準々決勝進出。
これもいい試合でした。クルニッチは優勢でもピンチでも全く表情が変わらないのがすごい。そして、応援してくれた人たちにTwitterでお礼の言葉を伝えるのに140字で収まらず、こんな手段を使う人は初めて見ましたよ。
Its too long so I had to screenshot it :) pic.twitter.com/72pvQezL6f
— Aleksandra Krunic (@KrunicAlex) 2014, 9月 2***
Women's Singles - Round 4
Flavia Pennetta (ITA) [11] defeats Casey Dellacqua (AUS) [29]
7-5 6-2
昨年全米ベスト4のペネッタはデラクアにストレート勝ち。準々決勝でセリーナと対戦へ。
デラクアは年末まで守るポイントがなく、一方同国No.1のストーサーには大阪優勝をはじめ3回決勝に進出したポイントがあることから、年末を初のオーストラリアNo.1で終える可能性も。
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Women's Singles - Round 4
Serena Williams (USA) [1] defeats Kaia Kanepi (EST)
6-3 6-3
セリーナはカネピをストレートで下し、今年初めてのグランドスラム・ベスト8入り。
私のベスト4予想最後の生き残り。今回こそはお願いしますよ！
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Men's Singles - Round 4
Novak Djokovic (SRB) [1] defeats Philipp Kohlschreiber (GER) [22]
6-1 7-5 6-4
ジョコビッチはコールシュライバーにストレート勝ちで、グランドスラム22大会連続でベスト8。
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Men's Singles - Round 4
Andy Murray (GBR) [8] defeats Jo-Wilfried Tsonga (FRA) [9]
7-5 7-5 6-4
マレーはツォンガをストレートで下し、今年全てのグランドスラムでベスト8入り。
とほほ。でも、マレーさんの復調は喜ばしい限り。準々決勝のジョコビッチ戦は注目です。過去の対戦成績はジョコビッチの12勝8敗。
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Women's Singles - Round 4
Ekaterina Makarova (RUS) [17] defeats Eugenie Bouchard (CAN) [7]
7-6(2) 6-4
マカロワはブシャールをストレートで下し、全米二年連続のベスト8。
ブシャールは第1セットの後、体調不良を訴える場面も。このメディカル・タイムアウトについてマカロワは、
「『ありがとう』って思ったわ」
「っていうのは、私も疲れていたから。回復する時間が取れてアイスバッグも使えたから、とても助かった。本当に良いメディカル・タイムアウトだったわ」
ウィンブルドンに続くベスト8入りとグランドスラムで好調な理由については、
「多分グランドスラムではモチベーションが上がるの」
「他の人と同じように、私にとっては違うもの。どう思うか？多分小さい大会ではそれほどモチベーションがないっていうか。グランドスラムで持つような感情が」
tennis.com - First Ball In, 9/1: Lost, and Found, in Ashe
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Men's Singles - Round 4
Stan Wawrinka (SUI) [3] defeats Tommy Robredo (ESP) [16]
7-5 4-6 7-6(7) 6-2
ワウリンカはロブレドを下し、全米は二年連続で準々決勝進出。
ボールを追ったワウリンカが、勢い余って客席に飛び込むハプニング。
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Women's Doubles - Round 3
クルム伊達公子 (JPN) Barbora Zahlavova Strycova (CZE)
defeats Su-Wei Hsieh (TPE) [2] Shuai Peng (CHN) [2]
7-6(4) 6-4
クルム伊達＆ザーラロワ-ストリコワ組が、第2シードのシェ＆ペン組をストレートで下し準々決勝進出。
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Junior Boys' Singles - Round 1
Alexander Bublik (RUS) defeats 中川直樹 [12]
6-2 7-6(4)
Junior Boys' Singles - Round 1
Filippo Baldi (ITA) defeats 高橋悠介
6-7(6) 7-5 6-2
Junior Boys' Doubles - Round 1 福田創楽(JPN) Chan-yeong Oh (KOR)
defeats Martin Blasko (SVK) Alex Molcan (SVK)
7-6(4) 6-4
ジュニア男子。シングルスは中川、高橋両選手が初戦敗退。ダブルスは福田選手が2Rへ。
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