Wednesday, 2 July 2014

ウィンブルドン2014 DAY8でひとりごと

DAY 8 TUESDAY 1 JULY (DAY8の全ての結果はこちらで)

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GENTLEMEN'S SINGLES - FOURTH ROUND
Milos Raonic (CAN) [8] defeats 錦織圭 [10]
4-6 6-1 7-6(4) 6-3


錦織くんはラオニッチに1セットリードからの逆転負けで、95年の修造以来のベスト8入りならず。





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第2セットのあれは第何ゲームだったか?ラオニッチのストロークについてラオニッチのチャレンジが成功してインの判定になってから、急激に錦織くんのプレーから見どころが減っていったような。英語実況では錦織くんは足を痛めているようなコメントをしていたので、すっかりそれを信じていたのですが、怪我でないならそれに越したことはありません。今年はウィンブルドンで最高成績の4R。ひとまずシードも守れたということで良かった良かった。

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GENTLEMEN'S SINGLES - FOURTH ROUND
Nick Kyrgios (AUS) defeats Rafael Nadal (ESP) [2]
7-6(5) 5-7 7-6(5) 6-3


朝目覚めてびっくり!ワイルドカード出場の19歳、144位のニック・キルギオスがラファエル・ナダルを倒す大アップセット!





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試合後キルギオスが語ったところによると、お母さんが豪テレビ局のインタビューに語ったコメントが彼の心に火を点けたとか。

「昨夜(月曜)、母がインタビューで『(息子が勝つには)ナダルは強すぎると思う』と話したのを知った。それで少しむかっときて、やる気になった」

この後お母さんにはどんなメッセージを送るの?との質問には

「スマイリーフェイスだけ送るよ」

Nick Kyrgios reveals his own mother didn't expect win against Rafael Nadal Mail Online

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tennis racket necklaceキルギオスのネックレスには、悪ガキ風の外見からは案外なラケットのモチーフが。

Kygrios familyそしてこの試合の間、キャンベラのキルギオス家のリビングにはカメラ。結局渡英しなかったらしいお母さん(中央の立っている女性)は勝利の瞬間、集まった親戚一堂と共に大喜び。

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本当は今大会ナダルを倒すのは錦織くんであってほしかったのに……でも、キルギオスなら文句はありません。しかしキルギオスのことは大物だと思っていましたが、この年齢でこの結果は想像を遥かに超えるもの。準々決勝の相手は先の全仏1Rで敗れたばかりのラオニッチですが、今回はどうなる?

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GENTLEMEN'S SINGLES - FOURTH ROUND
Roger Federer (SUI) [4] defeats Tommy Robredo (ESP) [23]
6-1 6-4 6-4 


フェデラーはロブレドにストレート勝ちを収めた後、ワールドカップで母国スイスとアルゼンチンの試合を観戦していた模様。



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LADIES' SINGLES - FOURTH ROUND
Angelique Kerber (GER) [9] defeats Maria Sharapova (RUS) [5]
7-6(4) 4-6 6-4


全仏優勝のマリア・シャラポワはマッチポイントを6度凌いだものの、第9シードのアンゲリク・ケルバーに敗退。ケルバーは、ベスト4入りした一昨年ウィンブルドン以来のグランドスラム準々決勝進出。

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LADIES' SINGLES - QUARTER-FINALS
Petra Kvitova (CZE) [6] defeats Barbora Zahlavova Strycova (CZE)
6-1 7-5


日の落ちかけた夕暮れ時にセンターコートで始まったチェコ勢対決は、エースのクヴィトワがザーラロワ・ストリコワをストレートで下し優勝した2011年以来のベスト4。準決勝では再び同国のサファロワとの対戦となり、女子シングルスはチェコ人の決勝進出が確定。



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LADIES' SINGLES - QUARTER-FINALS
Lucie Safarova (CZE) [23] defeats Ekaterina Makarova (RUS) [22]
6-3 6-1


LADIES' DOUBLES - THIRD ROUND
Anastasia Pavlyuchenkova (RUS) Lucie Safarova (CZE)
defeats Flavia Pennetta (ITA) Samantha Stosur (AUS)
6-1 7-6(9)


第23シードのサファロワは第22シードのマカロワを58分で下し、キャリア初のグランドスラム・ベスト4入り。パフリュチェンコワと組んだダブルスでもペネッタ&ストーサー組を下し準々決勝進出。

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LADIES' SINGLES - FOURTH ROUND
Sabine Lisicki (GER) [19] defeats Yaroslava Shvedova (KAZ)
6-3 3-6 6-4


昨年準優勝の第19シード、リシキはシュウェドワをフルセットで下し、欠場した2010年を除きウィンブルドンは5大会連続のベスト8入り。

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LADIES' SINGLES - FOURTH ROUND
Simona Halep (ROU) [3] defeats Zarina Diyas (KAZ)
6-3 6-0


女子シングルスで勝ち残った最も高いシード選手、全仏準優勝のハレプはディヤスを57分で下し、ウィンブルドン初のベスト8入り。

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GENTLEMEN'S SINGLES - FOURTH ROUND
Stan Wawrinka (SUI) [5] defeats Feliciano Lopez (ESP) [19]
7-6(5) 7-6(7) 6-3


Wawrinka and Lopez試合後、握手のためネットに歩み寄った二人が何やら言い争う場面が。

その発端となったのは、ワウリンカの2セット先取で迎えた第3セット。2オールからの第5ゲームでフェリシアーノ・ロペスが一つポイントが終わる度にスペイン語で叫び始めたことについて、ゲーム終了後にワウリンカが主審のラヒアニ氏にクレーム。それを受けたラヒアニ氏は、ロペスに自重を要請。ロペスの主張は「彼に言ってるんじゃない。自分に言ってるんだ」。

続く第6ゲーム、ロペスのサービスゲームは30-40となり、ワウリンカにブレークポイント。ここで観客の話し声を気にしたワウリンカがロペスのサーブを待たせたことにロペスは戸惑いを隠さず、お互い笑顔を保ちながらも若干不穏な空気に。ワウリンカはそのポイントを取ってブレーク。その後もリードを守り、ウィンブルドンは初めてのQF進出。

その一部始終はこちらで。



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「先生、ロペス君がいちいち声を出してうるさいです」
「ロペス君、大事なポイント以外は静かにしなさい」
「先生、僕はワウリンカ君に言ってるんじゃありません。自分に言ってるだけです」

小学生か。

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LADIES' DOUBLES - SECOND ROUND
Kristina Barrois (GER) Stefanie Voegele (SUI)
defeats Serena Williams (USA) [8] Venus Williams (USA) [8]
3-0 Ret.


第1セット第3ゲーム、セリーナのサービスゲームでセリーナの様子が急変。サーブをまともに打てなくなり、そのゲームを最後にウィリアムズ姉妹はリタイア。バロイス&ヴォーグル組が3R進出。



大会が文書で発表したところによると、セリーナの体調不良はウイルス性の病気によるもので、セリーナは「来年ウィンブルドンに戻ってくるのを楽しみにしている」とコメント。

セリーナのコーチ、パトリック・ムラトグルー氏は

「何が起きているのか分からない。彼女にはこの二日間会っていない」

と語ったとか。

Serena Williams Vows to Return to Wimbledon After Illness – Bloomberg

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GENTLEMEN'S DOUBLES - THIRD ROUND
Bob Bryan (USA) [1] Mike Bryan (USA) [1]
defeats Juan-Sebastian Cabal (COL) [15] Marcin Matkowski (POL) [15]
7-5 6-3 7-6(5)


GENTLEMEN'S DOUBLES - THIRD ROUND
Alexander Peya (AUT) [2] Bruno Soares (BRA) [2]
defeats Jamie Murray (GBR) [14] John Peers (AUS) [14]
6-3 6-7(2) 7-6(3) 3-6 6-3


GENTLEMEN'S DOUBLES - THIRD ROUND
Julien Benneteau (FRA) [4] Edouard Roger-Vasselin (FRA) [4]
defeats Eric Butorac (USA) [13] Raven Klaasen (RSA) [13]
6-7(3) 6-2 7-6(4) 6-3


GENTLEMEN'S DOUBLES - THIRD ROUND
Julian Knowle (AUT) [9] Marcelo Melo (BRA) [9]
defeats Chris Guccione (AUS) Lleyton Hewitt (AUS)
6-3 6-7(2) 7-6(5) 6-3


上位シード勢が早々に敗退した全仏から一転、番狂わせの少ない男子ダブルス。ブライアン兄弟、ペヤ&ソアレス組、全仏優勝のベネトー&ロジェ-ヴァセラン組、ノウル&メロ組が準々決勝進出。

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GENTLEMEN'S DOUBLES - THIRD ROUND
Michael Llodra (FRA) [12] Nicolas Mahut (FRA) [12]
defeats Marcel Granollers (ESP) [6] Marc Lopez (ESP) [6]
7-6(2) 7-5 7-5

第12シードのロードラ&マウ組は、第6シードのグラノジェルス&マルク・ロペス組を下しベスト8入り。

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LADIES' DOUBLES - SECOND ROUND
Sara Errani (ITA) [2] Roberta Vinci (ITA) [2]
defeats Lyudmyla Kichenok (UKR) Nadiia Kichenok (UKR)
5-7 7-6(10) 6-1


第1シードのエラーニ&ビンチ組は、予選を勝ち上がったナディア&リュドミラ・キチェノク姉妹に第2セットで5つマッチポイントを握られながらもフルセットで勝利。3Rで青山修子&ボラコワ組と対戦へ。

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LADIES' DOUBLES - THIRD ROUND
Julia Goerges (GER) [10] Anna-Lena Groenefeld (GER) [10]
defeats Ekaterina Makarova (RUS) [5] Elena Vesnina (RUS) [5]
6-3 6-3


LADIES' DOUBLES - THIRD ROUND
Andrea Petkovic (GER) Magdalena Rybarikova (SVK)
defeats Garbine Muguruza (ESP) [16] Carla Suarez Navarro (ESP) [16]
6-3 7-6(3)


第10シードのゲルゲス&グローネフェルド組は第5シードのマカロワ&ベスニナ組を、ノーシードのペトコビッチ&リバリコワ組は第16シードのムグルザ&スアレス-ナヴァーロ組をそれぞれストレートで下しベスト8入り。

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LADIES' DOUBLES - SECOND ROUND
Su-Wei Hsieh (TPE) [1] Shuai Peng (CHN) [1]
defeats Yuliya Beygelzimer (UKR) Klaudia Jans-Ignacik (POL)
6-3 6-3


LADIES' DOUBLES - SECOND ROUND
Raquel Kops-Jones (USA) [7] Abigail Spears (USA) [7]
defeats Alize Cornet (FRA) Caroline Garcia (FRA)
6-7(8) 6-4 6-2


LADIES' DOUBLES - THIRD ROUND
Ashleigh Barty (AUS) [6] Casey Dellacqua (AUS) [6]
defeats Anabel Medina Garrigues (ESP) [12] Yaroslava Shvedova (KAZ) [12]
7-6(4) 6-0


女子ダブルスのシード勢は昨年優勝のスーウェイ&シューアイ組、コップス-ジョーンズ&スピアーズ組が3Rへ。同準優勝のバーティー&デラクア組は準々決勝進出。

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BOYS' SINGLES - FIRST ROUND
中川直樹 [9] defeats Daniel Appelgren (SWE)
7-5 6-2


ジュニア男子。第9シードの中川直樹選手はまず初戦突破。



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MIXED DOUBLES - SECOND ROUND
Nenad Zimonjic (SRB) [15] Samantha Stosur (AUS) [15]
defeats Martin Emmrich (GER) Michaella Krajicek (NED)
6-1 6-2


たとえミックスダブルスでも、サムりんが勝ち残っていることを喜ぶべきなのでしょうか?婚約ホヤホヤペア、エムリッヒ&クライチェック組に快勝。

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MIXED DOUBLES - SECOND ROUND
Chris Guccione (AUS) Oksana Kalashnikova (GEO)
defeats Mike Bryan (USA) [1] Katarina Srebotnik (SLO) [1]
2-6 6-4 6-3


ミックスダブルスとは言え、グッチオーネが第1シードに勝つなんて!

2 comments:

  1. まさかナダルに勝つとは思わず、寝てしまってましたよ。
    キルギオス君、すごい!!
    昨年のデ杯のダブルスで見たときから期待してましたけど、まさかここまでやるとは。
    これでレイトンも安心できるかなあなんて思っちゃいました。
    (でもまだ引退はしないでほしいですが)

    トミッチ君も負けずにがんばってほしいですね。
    手術以後、あまり元気がない感じで心配。

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  2. ももかさん、こんにちは。

    ツアーの大会にすらろくに出たこともないのに世界No.1を倒すなんて、キルギオスはやはり只者ではないですね。注目度が一気に上がって並の19歳なら神経質になるところですが、彼についてはあまりその心配はしなくても良さそうなのも頼もしい。

    ヒューイットは引退する予定はないとの事だったので、まだまだ元気なところを後輩に見せてほしいですね。トミッチは……どうなっちゃうんでしょうね。このままフェードアウトするにはあまりにも惜しい素材です。

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