開始早々、ヒンギスとオースチンのクロスラリーが延々と続く中、ナブラチロワがラケットを椅子代わりにして高見の見物を決め込むボケ炸裂。おお!レジェンド中のレジェンドのボケ!
グランドスラムはシングルスだけで18回の優勝を誇るナブラチロワ。57歳となった今でも、全てのポイントで元気にサーブ&ボレー。
華麗なポーチも。
若干ふっくらされたかな?とも思ったが、よくよく考えてみればナブラチロワは4年前に乳がんを患っていたのだった。この日はそんな過去を微塵も感じさせない動き。
御大を取り囲み、第2セットの段取りを相談する皆さん。
このメンバーでは最も若く、前年ダブルスで再々復帰も果たしたヒンギスが一番動いて盛り上げる。そう言えば、ヒンギスのプレーを目の前で見るのは今回が初めてだ。コート外で姿を見かけ過ぎたせいか、そんな気がしない。
3月にはリシキとのペアでマイアミ優勝も果たした。
しかし二度目の現役時代の07年、ドーピング検査でコカインの陽性反応が出た後、薬物使用は否定しながらも抗議せず引退。昨年秋には別居中の夫に自身の母親、その恋人と共に暴行を働いた疑いで警察から事情を聞かれる等、プライベートではきつめのゴシップが付きまとう人でもある。いくら実績があるとは言え、どうしてそんないわくありげな人物がいつまでもコートに呼ばれ続けるのだろう?不思議でたまらなかった。
ガッツポーズ!
ややガニ股気味。
股抜きにも果敢に挑戦。
何だ、ヒンギスってコートの中ではいつも笑っていて目茶苦茶かわいいなあ。
トレーシー・オースチンの全盛期はさすがに知らない(嘘ではありません)。しかし、こちらも50代女性とは思えぬストローク。
3ゲームだけの予定がいつの間にか夢中になって、気がつけば最後まで見てしまった。
試合後も大人気のWマルチナだった。サインを求める人々の年齢層が総じて高めなのはご愛敬。
Women's Legends' Doubles
Martina Hingis (SUI) Martina Navratilova (USA)
def. Tracy Austin (USA) Mary Joe Fernandez (USA)
6-3 6-3
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